クルーズレポート
クルーズレポートをお届けします
4月7日(火)横浜港、8日(水)神戸港より、Voyage123が出航します。春の風に見送られたパシフィック・ワールド号は、アジアの街を経て、雄大な自然景観が待つ南半球へ。大西洋を北上したのち、陽光きらめく初夏のヨーロッパで美しい街並みを堪能し、北欧では荘厳な静けさ漂うノルウェーフィヨルドの遊覧も。大西洋を渡りパナマ運河を通航したあとは、魅惑の中米エリア、そして豊かな自然と隣り合う北米大陸をめぐるなど、船旅ならではの絶景が待ち受ける夢の旅路です。
船内の様子や寄港地での素晴らしい景色は、出航後にクルーズレポートでご紹介します。どうぞお楽しみに。
横浜港に帰港しました
世界一周クルーズを終え、パシフィック・ワールド号は最終目的地の横浜港へと戻ってきました。船内各所で、この旅でできたご友人に「ありがとう!」と感謝の言葉を伝え合い、お別れを惜しむ方たちの姿が見られました。心に刻まれた光景や思い出の数々、そしてこの旅で出会ったたくさんの人たち――。かけがえのない旅の日々を思い返しながら、住み慣れた我が家である船を降り、皆さんそれぞれの帰路につきました。
神戸港に帰港しました
パシフィック・ワールド号は、無事に神戸港に帰港しました。およそ3か月前に出港した神戸港は、季節は廻れども変わらぬ光景で私たちを迎えてくれました。船のデッキには、お迎えにきたご家族と連絡を取り合う方や、最後のひとときを楽しむかのようにお友だち同士で写真を撮り合う方の姿が。「お元気で」「また会いましょうね」――そんな温かなやりとりが、あちこちから聞こえてきます。神戸で下船される方たちは、たくさんの荷物やお土産とともに、旅の思い出がつまった船をゆっくりと降りてゆきました。
フェアウェルセレモニー
クルーズも残すところあと数日。この日は『お別れ』を意味する「Farewell」をテーマに、セレモニーやパーティーが開催されました。船長の挨拶で乾杯し、この旅でできたご友人と思い出を語らうひととき――約3か月前のウェルカムセレモニーで旅の高揚感に包まれていたことが、昨日のことのように思い出されます。皆さん別れを惜しみながらも、写真撮影を楽しんだり思い出話に花を咲かせたりと、船内はあたたかな雰囲気に包まれていました。
基隆(台湾)に入港しました
パシフィック・ワールド号は、本クルーズ最後の寄港地となる台湾北部の港町・基隆に寄港しました。クルーズ客船も多く停泊する“海の玄関口”であり、にぎやかな街散策はもちろん、首都・台北やノスタルジックな観光地・九份を訪れた方も多かったようです。アジアらしい喧騒と色彩に満ちた街歩きを楽しみながら、台湾グルメもたっぷり味わうなど最後の寄港地を堪能しました。
基隆の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]彩り豊かな“麗しの島”
クルーズライフのひとこま
洋上では、暖かい日が続くようになってきました。そんな日は海の見えるデッキや、屋外のエリアで過ごす方も多くいらっしゃいます。ご友人同士でおしゃべりを楽しんだり、おひとりで気ままな時間を過ごしたり、皆さんリラックスしたひとときを過ごしているようです。
社会をつくる多様な人びと
水先案内人としてご乗船いただいている、早稲田大学国際学術院教授の陳天璽さん。日中国交正常化と日華断交に翻弄され、生後間もなく無国籍となったバックボーンをもつなど、これまで移民や無国籍者に注目した研究を続けてこられました。この日の講座では、私たちの社会を構成する人びとが、以前と比べていかに多様化しているかを、グラフや統計を用いて明示し、社会から“少数者”と呼ばれる方たちがもっと認知されるためにできることなどを語ってくださいました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]陳 天璽 ちん・てんじ CHEN Tien-Shiさん
いつでも新鮮な食材を
船内には、前菜やメイン・デザートなどを自由に組み合わせたコース料理が味わえるレストランと、お好みのお料理をビュッフェ形式で楽しめるレストランがあります。日替わりで多彩なメニューが揃うビュッフェ形式のレストランでは、みずみずしい野菜やフルーツが豊富に並ぶサラダバーも大人気。毎日の健康維持に欠かせない新鮮な食材を、いつでもお腹いっぱい味わうことができます。
日本被団協の歩みと被爆者の想い
2024年にノーベル平和賞を受賞した日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)。本日の水先案内人講座には、日本被団協で事務局長を務める和田征子さんにご登壇いただき、核廃絶にかける想いと、その活動について語っていただきました。設立の経緯や70年にも及ぶ歩みもお話しいただき、会場に集まった皆さんは、和田さんの想いがこもった言葉に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
海がつなぐ旅
朝起きると広大な海が見え、美しい朝日や夕日に胸を打たれる――。そんな、当たり前ながらもかけがえのない光景とともに過ぎる旅も、残りあとわずかです。これまで訪れた世界中の国や地域も、これから自分が帰る場所も、すべてがひとつの海でつながっていることを感じた世界一周クルーズ。それぞれが、それぞれの想いを抱いて見つめる海は、今日も美しくきらめいていました。