ウォルビスベイ
国土の大半を占める乾燥した荒野と砂漠が創りだす、雄大な景観が見どころ。刻々とその姿と色調を変化させる美しい風景は神秘的で、一見の価値があります。
地球らしくない風景
国土の大半を覆う、広大なナミブ砂漠。8,000万前に誕生したといわれるこの世界最古の砂漠は、長い時を越え、変わることのない神秘的な姿をとどめてきました。街を出れば、山のように砂丘が連なり、まるで別の惑星にいるような風景が広がります。月面を思わせる荒涼としたムーンランドスケープや、2,000年の寿命を持つという固有植物ウェルウィッチアなど、実に多様な表情を持つ砂漠は、見ていて飽きることがありません。また少し足を延ばして、小型機で「赤い砂丘」がいくつも連なるソッサスフレイ上空を遊覧するツアーも実施予定。ナミビアの雄大な自然をご堪能ください。
多民族コミュニティで文化体験
多民族国家ナミビアでは、さまざまな民族が共生するコミュニティを訪ねます。ナミビアは、1990年のアパルトヘイト(人種隔離政策)撤廃後、政府が当時の非白人居住区・タウンシップに民族再定住プログラムを実施しますが財政難により破綻。こうしたなか、地域の人びとの手で新しいコミュニティがつくられました。ピースボートクルーズでは、協力し合いながら生活するコミュニティを見学、そこに暮らす人々と出会い、多様な文化を体験するプログラムを行います。
砂の世界を全身で楽しむ
ウォルビスベイの郊外、「デューンセブン」と名付けられた砂丘もナミブ砂漠を代表するスポットのひとつ。赤い砂を踏みしめながら斜面を登った先には、見渡す限り砂漠の広がる大パノラマが待ち受けています。頂上からの景観だけではなく、走ったりお尻で滑ったりしながら、一気に砂丘を駆け下りるアクティブな体験も、デューンセブンの楽しみ方。転がり落ちても砂が衝撃を吸収してくれるため、怪我をすることはまずありません。さながら天然のクッション。全身でナミブ砂漠を感じる、爽快な体験です。
[特集記事]驚きの光景が続く、世界最古の砂漠に覆われた国