乗船者インタビュー

素敵な人や壮大な景色、出会いがいっぱいの旅でした。

宮川華奈さん(岐阜県 / 28歳)

自分の世界をもっと広げたかった

乗船前は看護師として働いていました。職業柄、命や人生について考える機会が多かったこと、もともと自分の中で「世界一周したい」という夢があったのが乗船のきっかけでした。また、ピースボートは船内で環境問題や社会問題について学べることを知っていたので、自分も世界一周をしながら学びを得たいと思っていました。医療や看護のこと、あとは地元のことしか知らない自分の世界を、もっと広げたいと思って乗船しました。

私はどんな世界を生きたいのか

いろいろなことを学びたいと思っていたので、乗船前から水先案内人の方の講座や船内でのイベントを楽しみにしていました。実際に講座を聞きに行ってとても勉強になったし、どの水先案内人の方にも共通して言えたのは、「どんな世界を生きたいか」という理想の未来を見据えて、足元の現実を捉えていたことです。私も、どんな世界を生きたいか考え続けていきたいなと思いました。そういった講座を聞く中で、地球規模の問題を体験を通して学び、深めていく『地球大学』プログラムのことを知り、ルームメイトたちと一緒に参加することにしました。

地球大学はかけがえのない宝物

地球大学では、1日2コマの講座と夜のゼミに参加して、最後に自分たちが学んだことを発表しました。特に印象に残っているのは、「戦争がないことは平和なのか」というテーマの学びでした。世界のことを何も知らなかった“自分の無知さ”を知ったし、自分の中で情報が処理できなくて苦しいときもありましたが、学びになりました。だから、地球大学での学びとそれらをとおして出会ったすべての人が、自分にとってかけがえのない宝物だったと自信をもって言えます。何かに熱中して学べば、それが周囲に影響を与えて、たくさんの副産物を与えてくれるんだと思いました。

船での生活は人生そのもの

船内では他にも、興味のある企画には積極的に参加したし、人との出会いを楽しみました。誰かと時間を共有できることがとても楽しくて幸せだと思いますね。船では思わぬタイミングでいろんな人との出会いがあるので、「右に行く」か「左に行く」かで出会う人も変わって、過ごし方も変わるような気がしています。それは“人生の縮図”みたいな気がしますし、船の生活そのものが人生みたいです。人との出会いを楽しんでいると、そこから興味が広がって、更なる繋がりがもてる楽しみもあるんだなと感じています。

行って、見て、出会う大切さ

思い出の寄港地は、南アフリカのポートエリザベスです。サファリの中にホテルがあると聞いて、事前に予約をして宿泊しました。ホテルの敷地内にキリンとサイがいて、とても近くで見られたことに感動しました。それに、普段は船内で一緒に過ごす仲間と、船を降りて現地で泊まるという体験が楽しかったですね。何より南アフリカのポートエリザベスという、自分にとって未知の世界だった場所で出会った人たちがとても優しくて。アフリカは危ないんじゃないかというイメージだけが自分の中で先行していましたが、その土地に行って、現地で生きる人たちに実際に会うことが大切なんだと学びました。

インプットしたことを、どう落とし込むか

一日の終わりに、自分の部屋のベッドで日記をつけています。楽しかったことも書きますが、ささいなことからもいろんなことを学んでいるので、自分の気持ちや考えを記録として残しています。普段は外でアクティブに過ごしていますが、部屋にいる時間もそれなりにありました。人とたくさん会うといろんなことを吸収しますが、それをどう自分の中に落とし込んでいくかが難しい。インプットばかりが多いと逆にモヤモヤするので、無理せずにもっと自分と向き合う時間をつくりたいと思っています。あとは、ルームメイトたちと何てことない話をしている時間も思い出ですね。

世界を知ることは、自分を知ること

世界一周をする方法はいくらでもありますが、私はピースボートで世界一周をしてよかったと思っています。それは、出会えてよかったと思える人がたくさんできたから。私は乗船のために仕事を辞めるまで、3年かかりました。仕事を辞めて船に乗ることが人生のレールから外れたような気がして、なかなか決めきれなかった。でも、自分が勝手に決めていたその人生のレールの先に待っていてくれた人たちは、とても愛にあふれた素敵な人たちでした。言い表せないくらい壮大な地球の景色を見て、「生きていてよかったな」と思える感動がたくさんありました。皆さんもぜひ、ピースボートで世界一周をしてみてください。

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