オセアニアエリア(オーストラリア、ニュージーランドなど)
オセアニアエリアの魅力
広大な大地を擁するオーストラリアとポリネシア文化が息づく自然豊かなニュージーランド。エレガントな街並みと、雄大な自然が織りなす絶景が待っています。
オーストラリアを代表する大自然へ
オーストラリアの一番の魅力は、圧倒的なスケールの大自然。世界最大のサンゴ礁群グレートバリアリーフや、赤い大地が忽然とそびえ立つ巨大な一枚岩ウルル(エアーズロック)、シドニー近郊に広がる神秘的な森林ブルーマウンテンズ、「荒野の墓標」とも呼ばれる奇岩群の広がる砂漠地帯ピナクルズなど、雄大な自然と地球が創り出した素晴らしい景色が広がります。コアラやカンガルー、タスマニアンデビルなど、ここでしか出会うことのできない独自の進化を遂げた動物たちとの出会いも魅力です。
先住民族の歴史や文化と接することができるのも、オセアニア地域の魅力です。先住民族マオリの言葉で「アオテアロア(白く長い雲のたなびく地)」と呼ばれるニュージーランドでは、マオリの伝統的な音楽や言語、調理方法などが今も受け継がれています。伝統文化の継承は、先住民族のアイデンティティを守る重要なアクション。鮮やかなアートを学んだり、代々受け継がれてきた民族音楽に耳を傾けたりと、先住民族の豊かな文化にふれるひとときは、観光だけではないこの地域の魅力を感じる特別な機会となるはずです。
オセアニアの近現代史にふれる
大航海時代の幕開けに伴うヨーロッパ人のオセアニア到達は、オセアニア史の一大転換点となりました。「伝説の南方大陸」を探し求めたジェームズ・クックの航海から、ニュージーランドに初めて放牧された羊、明治時代の日本の南極探検隊、100年以上の歴史を有する国際ヨットレースにいたるまで、オセアニアの近現代史を紐解きながら、ヨーロッパ人の進出や明治時代以降の日本人との出会いによって生まれたさまざまな物語をご紹介します。その歴史を見つめ、オセアニアの”いま”にふれる旅が始まります。
[特集記事]オセアニアをめぐる歴史ストーリー-航海作家が選ぶ歴史航海-
オセアニアエリアの寄港地
クルーズによって寄港・通航しない場所が含まれます。詳しくは各クルーズのご案内をご覧ください。
ニュージーランド南島の文化・経済の中心地で、観光の拠点となる街。イギリス統治時代の遺産も多くあり、街にはまるで絵本から抜け出たような可愛らしい風景が広がります。
緑豊かな街を訪ねて
2011年の大地震に直面したクライストチャーチ。街のシンボルだった大聖堂が倒壊するなど甚大な被害を受けましたが、大聖堂に代わる新しいランドマークとして「カードボード・カセドラル(紙の教会)」が建設されるなど、復興都市の歩みを進めています。郊外のマウント・キャベンディッシュにあるゴンドラからは、サザン・アルプスの素晴らしい景観が望めます。また、ニュージーランド固有の動物たちを間近に観察できるウィロウバンク動物園もおすすめ。国鳥のキーウィに会いに行くのも、ここならではの過ごし方です。
サザンアルプスへ
豊かな自然に恵まれた南島の中央部、サザンアルプス山脈にまたがるアーサーズ・パス国立公園。ここには、かつて先住民族が翡翠を求めて通った険しい道がありました。現在では、ニュージーランド有数のハイキングスポットとして知られています親しまれています。また、南島の東海岸と西海岸を横断するトランツ・アルパイン列車からは、カンタベリー平野やどこまでも広がる農地、ワイマカリリ川と峡谷など、まるで絵画のような景色を望むことができます。ニュージーランド南島の大自然に触れる、とっておきの体験です。
雄大な自然と豊かな文化
南島と北島、ふたつの主要な島と多くの小さな島々からなるニュージーランド。この地には、樹齢100年を超える巨木がそびえる原生林や南半球有数のフィヨルド「ミルフォード・サウンド」をはじめ、雄大な自然が織りなす数々の絶景が広がっています。また、個性あふれる街を歩けば、この国に流れる穏やかな時間を存分に味わるでしょう。悠久の時が創り出した息を呑むような大自然や、豊かな緑と調和した街並み、現代に息づくポリネシア文化にふれる体験など、ニュージーランドにはこの地ならではの出会いが満ちています。
[特集記事]雄大な自然と豊かな文化に彩られた、「白く長い雲のたなびく地」へ −