アフリカ(南部)エリア(マダガスカル、南アフリカ、ナミビアなど)
アフリカ(南部)エリアの魅力
異形の巨木が連なる圧倒的な"バオバブ街道"や大航海時代のロマンあふれる"喜望峰"、世界最古の砂の世界が広がる"ナミブ砂漠"など、この地ならではの雄大な風景を訪れます。
大自然に圧倒される
独自の進化を遂げた動植物が数多く生息するマダガスカル。サン・テグジュペリの小説「星の王子さま」にも登場する、空に根を張るかのような不思議な巨木バオバブやユニークな生態で知られるカメレオン、さまざまな種類のキツネザルなど、この島でしか見られない大自然にあふれています。また、ナミビアに広がる見渡す限りの大砂漠、ナミブ砂漠も、アフリカ南部を代表する絶景のひとつ。さまざまな表情を見せる美しい砂丘が私たちを待ち受けます。ありのままの地球を体感する、圧巻の風景をお楽しみください。
野生動物の楽園へ
見どころが多岐にわたるアフリカ大陸の中でもハイライトともいうべき、広大な平原を自由に生きる野生動物との出会い。アフリカ屈指の動物王国を訪れ、動物たちの営みを間近に観察します。サファリを代表する”ビッグ5(ライオン、ゾウ、ヒョウ、バッファロー、サイ)”をはじめ、キリンやシマウマなど大型の動物たちの躍動感あふれる姿は、生命の神秘に満ちています。サバンナを特別な四輪駆動車でめぐり、大地を自由に闊歩する野生動物たちを目に焼き付けるサファリ探訪は、一生忘れられない体験となるでしょう。
名産のワインに舌鼓
南アフリカ・ケープタウン周辺は、アフリカ大陸の南端にありながら、イタリアやギリシャと同じ地中海性気候です。温暖な気候と適度な降雨に恵まれていることから、この地域はブドウやかんきつ類など農産物の一大産地となっています。特にワインづくりに適しており、良質なワインを栽培する産地がいくつもあることから、ケープタウン一帯は「ワインランド」とも呼ばれます。その味わいとコストパフォーマンスの良さは世界的に評価されており、フェアトレードワインの生産量が多い産地としても知られています。
魅力あふれる「虹の国」へ
大航海時代、ヨーロッパ諸国によって次々と世界地図が塗り替えられていくなかで、南アフリカのケープタウンはヨーロッパとインドを結ぶ交易の中継地として建設されました。郊外に広がる雄大な景勝地では大航海時代の面影に、モダンなウォーターフロントではアフリカ最先端のカルチャーにふれることができます。また、長期にわたる人種隔離政策を乗り越え、多様性を認める「虹の国」の未来を担う若者たちとの交流も楽しみです。ピースボートクルーズの南周り航路において高い人気を誇る、ケープタウンの魅力に迫ります。
[特集記事]虹の国が抱擁する、希有な自然と洗練された街
アフリカ(南部)エリアの寄港地
クルーズによって寄港・通航しない場所が含まれます。詳しくは各クルーズのご案内をご覧ください。
雄大な山々がそびえ、珊瑚礁に縁取られた美しい海が広がる、熱帯の楽園モーリシャス。さまざまな人種や文化が融合する、豊かで多様な建築や音楽、料理など、訪れる人びとを魅了します。
モーリシャスの自然を満喫
世界トップクラスのビーチリゾートとして知られるモーリシャス。「トム・ソーヤの冒険」で知られる作家マーク・トウェインは「神はモーリシャスを真似て天国を創った」と表現したほど。どこまでも続く青い海と空、白い砂浜、その周りをサンゴ礁が囲む風景は、どこを切り取っても絵になる美しさです。おみやげには、ぜひ名産のラムを。ラム酒工場を訪れるオプショナルツアーでは、試飲をしてお気に入りの一品を探し出せます。モーリシャスの自然がはぐくむその味をお楽しみください。
負の世界遺産から学ぶ
モーリシャスは、17世紀前半から300年以上にわたり、オランダ、フランス、英国の植民地政策下にありました。英国で奴隷制度が廃止されると、多くの奴隷たちが解放されました。しかしこれがきっかけで、新たに契約移民労働制度を設けられ、その受け入れ拠点となったのが、2006年に世界遺産登録された「アープラヴァシ・ガート」です。インドから多くの人が労働者としてこの地にやってきて、辛く過酷な生活を送っていました。現在は、調理場や病院などの一部の施設を見ることができます。 「負の遺産」とも呼ばれるこの場所でモーリシャスの歴史を学んでみてはいかがでしょうか。