2024
07.06

女性ひとり旅でも楽しめるピースボートクルーズの世界一周旅行

クルーズガイド


多くの人が憧れを抱く世界一周旅行ですが、女性ひとりでの旅となると、安全面や費用などに対して不安を感じてしまうもの。

そのような場合におすすめなのが、ピースボートの世界一周クルーズに参加する方法です。ピースボートでは、安全で快適なクルーズ船を拠点に、多彩な寄港地を巡るツアーを多数展開しています。

本記事では、ピースボートで女性が世界一周旅行をするメリットや、持ち物・費用などについて詳しく解説。記事の最後でおすすめの世界一周旅行プランも紹介しますので、女性ひとりでの世界一周旅行に悩む方はぜひ参考にしてください。

女性ひとりでの世界一周旅行には、さまざまな不安があるものです。海外には治安の悪い地域が存在することや、慣れない環境で体調を崩すこともあるかもしれません。また現地語がわからず言葉の壁を感じることや、長期旅行ならではの孤独感も心配な要素のひとつです。

しかし、ピースボートを利用することで、上記に挙げた悩みをすべて解決できます。現地でのオプショナルツアーに参加すれば、治安の心配や言語の問題は解消されますし、医師と看護師が乗船しているため体調不良時も迅速にケアしてもらえます。

また、同じ船で過ごす仲間たちと日々交流を深められるので、孤独感もなく充実した世界一周の旅を実現できることでしょう。

ピースボートで世界一周旅行するメリット

女性がひとりで世界一周するにあたって、ピースボートの活用はさまざまな利点をもたらします。ここでは、ピースボートで世界一周旅行をするメリットを紹介しますので、旅の手段に悩む方はぜひ参考にしてください。

食事や宿に困ることがない

ピースボートに参加すると、世界一周の全行程でおいしい食事と快適な客室が用意されます。慣れない土地で毎日の食事や宿探しの心配をする必要がないので、安心して旅を楽しめることでしょう。

また美容室やスポーツジムなど、長期滞在に適した施設も備わっているため、快適に過ごせます。

現地での買い物を制限しなくていい

現地での買い物を気兼ねなく楽しめるのも、ピースボートで女性が世界一周をするメリットのひとつ。飛行機のような厳しい荷物の重量制限やサイズの規定がないため、各寄港地でのショッピングを満喫できます。お土産や現地ならではのアイテムを各地で購入したい方にとって、うれしいポイントといえるでしょう。

移動時に大きな荷物を持たなくていい

ピースボートでは、一度船内の客室に荷物を置けば、移動時にわざわざ荷物を運ぶ必要がありません。手荷物が増えたり、大きなものを購入したりしても船に置いたままにできるため、荷物を抱えて移動する煩わしさから解放されます。寄港地を観光する際は、身軽な状態でよりアクティブに現地を楽しめます。

何かあってもお医者さんが乗船している

医療面での安心感があるのも、ピースボートで女性が世界一周をするうえでの魅力です。医師や看護師が乗船しているため、急な体調不良や怪我の際も迅速に対応してもらえます。言葉の壁や制度の違いがある海外で病院を受診するのは、決して簡単なことではありません。日本語で受診できる船内診療室があることは、健康面において大きなメリットとなるでしょう。

船に乗りながら国際交流ができる

ピースボートの乗客には外国の方も含まれるため、船内で国際交流の機会が生まれます。異なるバックグラウンドを持った人とも、共通のイベントや企画、また世界一周旅行という特別な体験を通して自然に絆が深まるものです。

また船内では英会話の学習プログラムもあり、交流に必要な英語表現を身につけられる点も魅力です。

船内のプログラムが豊富で毎日楽しめる

アクティビティや趣味を楽しめるイベントなど、多彩な船内プログラムが用意されている点もピースボートを利用するうえでのメリットです。

ヨガやサウナなどのリフレッシュに効果的なアクティビティや、映画上映・水彩画教室・社交ダンスといった趣味を深められるイベントなど、その種類は豊富。

また、乗客が企画できるイベントやスペシャルゲストによるパフォーマンスステージ・教養講座なども開催されるため、毎日新しい発見や学びがある時間を過ごせるでしょう。

ピースボートひとり旅での持ち物一覧

ピースボートでの世界一周ひとり旅を快適に過ごすためには、適切な持ち物選びが重要です。船室に備わっているものや船内ショップで購入できるものを把握しておくことで、効率良く荷造りを終えられます。

船室にあるもの、船内ショップで購入できるもの、持っていくべきものの一覧です。

船室にあるもの船内ショップで購入できるもの
(一例)
持っていくべきもの
・バスタオル
・フェイスタオル
・バスマット
・シャンプー
・ボディーソープ
・ハンドソープ
・ドライヤー
・電気ケトル
・グラス
・箱ティッシュ
・トイレットペーパー
・ハンガー
[生活用品]
・せっけん
・シャンプー
・洗面用具
・爪切り
・カミソリ
・洗濯用品
・マスク
・日焼け止め

[電化製品・写真用品]
・電池
・目覚まし時計
・プラグ変換器

[書籍・文房具]
・筆記用具
・ノート各種

[スナック類]
・アイスクリーム
・スナック菓子
・チョコレート
・インスタント食品
・パスポート
・クレジットカード
・日本円
・米ドル
・海外旅行保険証券
・常備薬
・着替え(普段着)
・就寝着
・下着
・パーティ用のドレス、スーツ
・レインコート、折り畳み傘
・スニーカー
・パーティ用の靴
・入浴用ボディータオル
・寄港地用バッグ
・船内生活用ポーチ
・腕時計

持っていくべきものに記載したアイテムはあくまで必需品とされるもののため、人によってはさらに準備すべきものが必要な場合もあります。

女性ひとり旅の場合は、たとえば保湿剤(日焼けケア)やハンドクリーム、化粧用品、ブラシなどの普段使用している日用品、体温調節のためのカーディガンなどの持参も検討すると良いでしょう。

ピースボートでの世界一周旅行にかかる費用

ピースボートでの世界一周旅行に必要な費用は、利用する船室タイプや旅行中の過ごし方などによって異なります。ここでは、ピースボートでの世界一周にかかる費用をカテゴリー別に紹介しますので、船内や現地での理想の過ごし方をイメージしながら参考にしてください。

ひとりで乗船する場合のプラン紹介

ピースボートにある船室タイプのうち、女性ひとり旅に適した船室タイプは下記の3つです。

  • セミシングルタイプ
  • フレンドリータイプ
  • シングルタイプ

セミシングルタイプは2名1室で船室をシェアするタイプ。ルームメイトは同年代・同性の方となるため、女性ひとり参加でも安心して利用できるでしょう。

料金を抑えたい場合は、3〜4人で相部屋となるフレンドリータイプがおすすめ。ルームメイトがたくさんできるので、より旅の仲間との交流を楽しめます。

また、プライバシーを重視する方向けに、シングルタイプも用意されています。各タイプの詳細な料金はプランによって異なるため、公式Webサイトでご確認ください。

旅先の滞在費用

船内での宿泊費や食事代が旅行代金に含まれるピースボートですが、寄港地での観光や食事、お土産代などの費用は別途必要となります。

これらの費用は寄港地ごとに異なるものの、1日あたり約2〜4万円を目安にすると良いでしょう。なお、寄港地ではオプショナルツアーを利用できますが、別途費用がかかります。

準備期間に必要な費用

世界一周旅行を準備するうえで、パスポートの取得や更新、ビザの申請(国によっては必要)、海外旅行保険などに対して費用がかかります。

パスポートは新規で取得するとなると16,000円、海外旅行保険費は約100日間の世界一周クルーズで10〜15万円程度です。

さらに寒暖の差に対応できる衣類や、電子機器なども人によっては必要。個人の状況や参加するプランによって費用は変わってくるため、早めに準備に取り掛かることをおすすめします。

旅行中に必要な費用 

船内での生活に必要な費用として、グッズやお菓子・日用品などに対する費用、居酒屋・バー・カフェなどでの飲み物代、船内施設(サウナ・美容室・ランドリーなど)での費用が挙げられます。また船内でのチップや、オプショナルツアーへの参加費用も必要です。

長期旅行のため予想外の出費が重なるケースを考慮し、ある程度余裕を持たせた金額を用意することをおすすめします。

【2025〜2026年】おすすめの世界一周クルーズプラン紹介

ここでは、2025年から2026年にかけて催行が予定されている、女性ひとり旅にもおすすめの3つの世界一周クルーズプランをご紹介します。

それぞれのプランで特徴的な寄港地での体験を楽しめるので、自分の興味や希望に合うものを選択しましょう。

地球一周の船旅 2025年12月 Voyage122

107日間にわたり、南太平洋・南米・アフリカを巡るプランです。南太平洋の美しい島々や雄大なパタゴニアフィヨルド、世界最古の砂漠であるナミブ砂漠など、大自然の絶景を目の当たりにできます。

またイースター島やマチュピチュといった神秘に満ちた世界遺産、熱気溢れるリオのカーニバル、野生動物の宝庫・南アフリカでのサファリなど、一度は行きたい場所で貴重な体験をすることが可能。

秘境の地や治安が気になる南米・アフリカの観光スポットを、女性ひとりでも安全に巡りたい人におすすめのコースです。

地球一周の船旅 2026年4月 Voyage123

「Voyage123」では、107日間で地中海や北欧などのヨーロッパ、北極圏、カリブ海などを巡ります。

欧州では、世界有数のリゾート地であるサントリーニ島や芸術の街であるバルセロナなど、人気の観光地を訪問。北極圏では美しいフィヨルドや海氷を観察し、カリブ海ではパナマ運河の通航を体験できます。

ギザの三大ピラミッドやパルテノン神殿などの有名な世界遺産も訪れるため、多彩な文化体験や自然景観を楽しみたい人にぴったりのプランといえるでしょう。

地球一周の船旅 2026年8月 Voyage124

108日間かけて地中海や中南米、南太平洋を巡るコースです。世界遺産の宝庫であるエジプトやヨーロッパ有数のリゾート地であるアドリア海周辺都市、世界遺産「マチュピチュ」で有名なペルーなど、一度は足を運びたい観光地を多数訪問します。

都市や遺跡だけでなく、幻想的なオーロラを観察するチャンスが5回ある点もうれしいポイント。現地の若者たちやNGO団体と交流できるイベントなど、ピースボートならではのプログラムも豊富です。