2024
09.04

世界一周旅行する人の特徴は?きっかけや移動手段、人気のスポットを紹介

クルーズガイド


旅人であれば、多くの人が憧れる世界一周旅行。これまで世界一周旅行をした人が、人生観をも変え得る壮大な旅をどのように決断し実際にどのように行ったのか、気になる人も多いでしょう。

本記事では、世界一周旅行をしたいと思ったきっかけや世界一周する人の特徴、主な移動手段などを解説します。あわせて、ピースボートが行ったアンケートにて人気のスポットとして選ばれた場所や、おすすめの世界一周クルーズプランも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

さまざまな旅のなかでも、地球を一周する大規模な世界一周は、特別な旅行だといえます。世界一周へと旅立った人はどのような特徴のある人で、どのような思いを抱いて壮大な旅を決断したのでしょうか。

ここでは、世界一周をしたいと思ったきっかけや世界一周旅行をする人の特徴を解説します。

多様な価値観に触れたい

世界一周旅行は、多様な価値観に触れる絶好の機会です。各国の歴史や文化、人々の生活様式や考え方などは訪れる国ごとに大きく異なるため、視野が広がるきっかけとなります。固定観念から解放されるという貴重な経験に魅力を感じ、旅に出る人は少なくないでしょう。

自己成長させたい

「世界一周の旅を自己成長につなげたい」という思いも、旅を始めるきっかけの一つとなります。慣れない環境や異文化での滞在における困難を乗り越えるうちに、適応力や自立心、柔軟性などが磨かれていくことでしょう。世界一周の旅を通して、自分の新たな可能性を見出せるかもしれません。

知らない世界を体験したい

世界一周旅行をする人の多くは、未知の世界への強い好奇心を持っています。本や映像でしか見たことのない場所を「自分の目で見て、肌で感じたい」という欲求が、旅への原動力となっているのでしょう。未知との遭遇の連続である世界一周旅行は、冒険心に満ちた人にとって魅力的な選択肢です。

お金や時間に余裕がある

世界のさまざまな場所を巡る旅行には、ある程度のお金と時間が必要です。そのため、長期休暇を取得しやすい環境や、経済的余裕のあるタイミングで世界一周したいと考え、実現させる人が多いのでしょう。転職前や定年退職後など、人生の転換期に世界一周を決めるケースも少なくありません。

世界一周旅行の移動手段は?

世界一周旅行の移動手段は、大きく分けて飛行機とクルーズ船の2種類です。短時間で遠距離を移動できる手段である飛行機は、自由に旅をしたいバックパッカーや個人旅行者に人気。一方、移動と宿泊を兼ねたクルーズ船は、移動中も設備が整った施設で過ごせる点が特徴です。「ゆったりと快適に世界一周を楽しみたい」という人には、クルーズ船が適しているといえるでしょう。

関連記事:世界一周航空券ってなに?種類やメリット・デメリットを解説

クルーズ客船への乗船経験

「限られた人のみが参加するもの」と思われがちなクルーズ旅行ですが、近年、幅広い層の人がツアーに参加しています。ピースボートが行った参加者へのアンケートによると、「クルーズ旅行に初めて参加した」という人は全体の約半数。「世界一周旅行をきっかけにクルーズ船に乗った」という人が多くいることがわかります。

クルーズ客船への乗船経験の有無

世界一周旅行にはクルーズがおすすめ!

世界一周旅行の選択肢として、注目を集めるクルーズ船でのツアー。飛行機での旅行と比較した際、どのような点が魅力的なのかを知りたい人も多いでしょう。

ここでは、世界一周旅行にクルーズがおすすめとされる理由を3つ紹介します。

食事や宿に困らない

クルーズ船を利用することにより、毎日の食事や宿探しをする必要がなくなります。船内には豪華ホテル並みの快適な客室と豊富なレストラン・ルームサービスが用意されているため、食事や宿に困ることはまずないでしょう。長期の旅行でありがちな「次の宿はどこにしよう」「今日の食事はどうしよう」といった悩みから解放され、旅そのものに集中することが可能です。

医師が乗船していて安心

医療体制が整っている点も、クルーズ船を利用する大きなメリットの一つ。医師や看護師が乗船しているため、体調を崩したり予期せぬ怪我を負ったりした場合でも、迅速に対応してもらえるでしょう。また、現地の言葉でなく日本語で診療を受けられるのも、うれしいポイントです。

船内で国際交流ができる

多国籍の参加者やスタッフが集まるクルーズ船では、自然に国際交流の機会が生まれます。乗船中に参加できる多彩なアクティビティやイベントを通し、言語の壁を超えた交流を楽しめるでしょう。ピースボートでは英会話教室も開講されており、交流に必要な英語力をブラッシュアップすることも可能です。

最も楽しみな寄港地

世界一周クルーズの醍醐味は、魅力的な寄港地を複数訪れることです。なかでも、飛行機だけではアクセスしにくい秘境が参加者から人気を集める傾向に。ここでは、ピースボートが行ったアンケートにて、「最も楽しみな寄港地」としてTOP5にランクインした寄港地を紹介していきます。

※Voyage123〜125 に乗船予定のお客様へのアンケートから集計 

イースター島

巨大なモアイ像で有名なイースター島は、太平洋上に位置する神秘的な島です。モアイ像の運搬方法や製作の目的など、未だ解明されていない謎も多く、訪れる人々を魅了し続けています。「絶海の孤島」といわれるイースター島を訪れられるのは、クルーズツアーならではの魅力です。

レイキャビク(アイスランド)

アイスランドの首都レイキャビクは、自然の絶景と都市文化が融合した魅力的な寄港地です。氷河の雪解け水が毎秒140トンも注ぐ滝や、迫力のある間欠泉など、大自然の驚異を間近で体験できる点が魅力。また、北欧らしいメルヘンで色鮮やかな街並みももちろん楽しめます。

カヤオ(ペルー)

ペルーの首都であるリマに近く、古代インカ帝国の遺跡へのゲートウェイとなっているカヤオ。マチュピチュ遺跡はもちろん、世界遺産に登録されているリマ旧市街歴史地区へもアクセス可能です。南米ならではの歴史や文化に、存分に触れられる寄港地だといえるでしょう。

サントリーニ島(ギリシャ)

青いドーム屋根の教会と白壁の家々が印象的な、ギリシャのサントリーニ島。絶景を求めて多くの観光客が訪れる、世界有数のリゾート地です。美しい景観のなか、街歩きやエーゲ海の恵みを存分に活かしたギリシャ料理などを満喫できることでしょう。また、神秘的な雰囲気が漂うアクロティリ遺跡もぜひ訪れたいスポットです。

ポートサイド(エジプト)

エジプトの港町ポートサイドは、古代エジプト文明の歴史や文化を堪能できる寄港地です。ギザの三大ピラミッドや、「ツタンカーメン王の黄金のマスク」が展示されている考古学博物館など、エジプト文明の神秘に触れられる体験が待っています。観光のほか、異国情緒あふれるエジプトならではの食文化なども楽しめることでしょう。

観光地として最も楽しみな世界遺産・大自然・街並みなど

憧れの世界遺産や日本では味わえない大自然、海外ならではの個性的な街並みなどに出会えることは、世界一周クルーズの醍醐味です。ここでは、ピースボートのアンケート「観光地として最も楽しみな世界遺産、大自然、街並みなど」にて、TOP5に入った観光地を紹介します。

※Voyage123〜125 に乗船予定のお客様へのアンケートから集計 

マチュピチュ

古代インカ文明の遺跡で、世界でも珍しい複合遺産の一つに数えられているマチュピチュ。その神秘的な雰囲気と壮大な景観が、多くの旅行者を魅了しています。険しい山道を登りきった先に広がる「空中都市」でのひとときは、世界一周旅行のなかでも特に印象に残る体験となることでしょう。

ピラミッド

人類の偉大な建築遺産として知られているピラミッドは、古代エジプト文明の繁栄を今に伝える貴重な遺跡です。砂漠のなかにそびえ立つギザの三大ピラミッドの姿は、圧巻の一言。古代から続くロマンと神秘的な雰囲気を肌で感じられる、世界一周クルーズにおいても人気の高いスポットです。

オーロラ

北欧諸国やカナダ・アラスカなど、限られた場所でしか観測できないオーロラ。赤や緑、紫などさまざまな色でカーテンのようにゆらめく姿は、とても幻想的で世界中の旅行者を惹きつけています。世界一周旅行中にオーロラを見られれば、一生の思い出となることでしょう。

関連記事:オーロラとは?基礎知識を詳しく解説!おすすめの鑑賞スポットや方法も紹介

イースター島

「絶海の孤島」と称され、およそ1000体のモアイ像が立ち並ぶことで有名なイースター島。世界遺産として高い人気と注目を誇るイースター島は、美しい自然景観を望める点も大きな魅力です。白い砂浜が特徴的なビーチや、壮大な景色に魅了される火山湖など、圧倒的なスケールの絶景に出会えます。

関連記事:飛行機?クルーズ船?イースター島への行き方と観光情報を紹介

南極

「地球最後の秘境」と称されることもある南極大陸。壮大な氷河や氷山、ペンギン・クジラなどの野生動物が生き生きと過ごす姿は、ここでしか出会えない景観です。手付かずの自然が残る南極の景色は、訪れる人々に強烈な印象を与えることでしょう。

関連記事:大自然の神秘!【2026年】南極クルーズ旅行

【2025年~2026年】おすすめの世界一周クルーズプラン

憧れの観光地や一度は見ておきたい自然の絶景などに、快適な船旅にてアクセスできるクルーズ旅行。ここでは、2025年〜2026年にかけて催行される、おすすめの世界一周クルーズプランを紹介します。

地球一周の船旅 2025年12月 Voyage122

南太平洋、南米、アフリカなどを巡ります。圧倒的な美しさを誇る南太平洋の島々やパタゴニアフィヨルド、ナミブ砂漠など、大自然の壮大さを感じられるコースです。マチュピチュやイースター島といった世界遺産のほか、リオのカーニバルも体験可能。個人では訪問しにくい秘境や治安が気になるエリアも効率良く巡れるため、安全で快適な世界一周を実現できるでしょう。

地球一周の船旅 2026年4月 Voyage123

アジアやヨーロッパ、中米などを107日間で巡る世界一周クルーズです。ギザの三大ピラミッドやサグラダ・ファミリア、モン・サン・ミシェルなど、一度は訪れたい世界遺産を多数訪問可能。また、サントリーニ島やハワイなどのリゾート地も訪れます。北極圏では美しいフィヨルドや白夜を体験し、カリブ海ではパナマ運河の通航を楽しめる魅力満載のプランです。

地球一周の船旅 2026年8月 Voyage124

108日間にわたる世界一周クルーズにて、地中海、中南米、南太平洋などを訪れます。エジプトやペルーの世界遺産、イースター島やアドリア海のリゾート地などで、多彩な経験ができることでしょう。また、10月には5夜連続でオーロラ観測のチャンスがあり、幻想的な自然景観を船上で体験できる可能性がある点も魅力です。