01.17

【体験談付き】クルーズ旅行での船酔いは怖くない!安心して楽しむための船酔い完全対策
世界一周クルーズを計画している際に「船酔いが心配」という人もいるのではないでしょうか?
そんなあなたに船酔いの原因を解説して、船酔いしないための対策や、船内での過ごし方も紹介します。ぜひ最後まで読んで、少しでも船酔いしないための知識としてご参考ください。
目次
船酔いはなぜ起こる|船酔いの原因とは?
船酔いは、乗り物酔いの一種です。動揺病とも呼ばれ、不規則に繰り返される揺れが耳の奥にある内耳(三半規管)が刺激されて起こります。
人は目で捉えた視覚情報と体の位置を脳で確認・調整し、空間を認識して、姿勢を保っています。しかし、車や船などに乗ると、普段とは違う揺れによって、内耳が感じる平衡感覚と体の実際の状況にズレが生じます。このズレを脳が調整しきれなくなると、自律神経に影響を及ぼし、吐き気やめまいなどの「酔い」の症状が現れるのです。
他にもガソリンなどの異臭がした場合の嗅覚面や、酔った経験を思い出したり、酔った人を見たり、など心理的な面でも気分が悪くなることがあります。

大型船なら大丈夫?船酔いが緩和される理由
船酔いするには理由がありますが、「大型船では船酔いしにくい」と聞いたことがありませんか。船酔いが緩和されるポイント3つをみていきましょう。
大型船は揺れにくい
大型船は、小さい船に比べて揺れが少なく安定しているので、船酔いしにくいとされています。大きな船体で波を吸収することで、滑らかな航行ができ、感じる揺れが軽減されます。
さらに、大型の客船には「フィン・スタビライザー」という横揺れを抑えるシステムが搭載されていることが多く、揺れに対してより安定性が増しているのです。
快適な船内環境
大型船の船内には客室やレストラン、カフェはもちろん、スポーツジムやサウナルームなどの設備がある客船も多いです。外の景色が見えなければホテルの屋内にいる状態と変わりません。
また船内でのアクティビティ(コンサート、映画上映、ヨガ、フィットネスなど他多数)が充実しているクルーズもありますので、船に乗っている気分も紛れて快適に過ごせるでしょう。
安全な航行ルートの設計
大型船でのクルーズはこれまでの航行経験や気象データ、波の状況を元に安全性を考慮して、荒波を避ける航行ルート設計がされています。これにより、船上でも揺れを感じることが少なく、船酔いしにくい理由の1つになっています。
クルーズ旅行で船酔いしないための対策
クルーズ旅行で船酔いしないためには事前の準備が大切です。
渡航前に船酔い対策アイテムを準備
船酔い対策のためのアイテムを一覧表にしましたので、ご参考ください。
船酔い防止対策 | 酔い止め薬 |
酔い止めパッチ | |
酔い止めバンド | |
ツボ指圧バンド・ツボ押しグッズ | |
生姜製品(飴やお茶):吐き気防止の天然成分 | |
日頃の健康管理 | 常備薬、常用薬 |
サプリメント | |
あると便利な日用品 | マイボトル |
ポーチ | |
偏光グラス | |
耳栓 | |
リラックスウェア | |
クッション | |
スリッパ | |
アイマスク | |
マスク | |
アルコールスプレー | |
臭い対策 | アロマオイル |
消臭剤 | |
ファブリックミスト | |
船酔い対策用の飲食物 | 水、炭酸水 |
ジンジャーエール | |
軽食(クッキー、クラッカーなど) |
船酔い対策グッズは船内ショップで購入できる場合も
客船にはショップがあることがほとんどです。船酔い対策グッズや日用品などであれば購入できる場合もあります。種類や数量が限られるので、事前に準備しておきましょう。
ピースボートクルーズでは船内にショップがあり日用品やお酒、お菓子などを販売しています。他にも、ツボ指圧バンドの購入が可能です。
万が一のためにエチケット袋も準備
万が一のためにエチケット袋も携帯しておくのが良いでしょう。大型船はとても広いので、吐き気を感じた時にトイレや医務室が遠い場合があります。
船酔いしないための船内での過ごし方や注意点
船内で船酔いしないためのポイントを紹介します。
- 十分な睡眠をとる
睡眠不足は、船酔いの大きな原因になるので、しっかりと寝ることが大事です。 - 空腹を避ける
空腹は胃がよく収縮するので、吐き気が出やすくなります。 - 食事とアルコールは適量を摂取する
油っぽい食事や食べ過ぎ、アルコール飲料は胃に負担をかけ、気分が悪くなりやすいです。 - 身体を圧迫する衣服やベルトなどは着用しない
身体もリラックスすることで酔いにくくなります。 - 視覚への刺激を抑える
揺れている時に近くのものを見ていると酔いやすいため読書やスマホの使用を控え、遠くの景色を見るようにしましょう。 - 揺れにくい場所で過ごす
船の構造上、外側よりも中央部分、上部よりも下部が安定しています。船内の揺れにくい場所で過ごすのがおすすめです。 - 快適な湿度と室温を保つ
暑すぎも、寒すぎも気分が悪くなります。客室も快適な環境を保ちましょう。 - 不快な臭いには注意する
嗅覚も船酔いの原因になることがありますので、自分が落ち着ける香りで過ごしましょう。
実際にクルーズ旅行を経験した人の経験談
ここでは世界一周クルーズを経験した人のコメントを紹介します。
・酔いやすい私でも今回の世界一周クルーズは全く問題なかった。 ・海域や天候によって揺れを感じることがあったが、その場合は船の中央部の低い階で過ごしたので船酔いせずに済んだ。 |
・長いクルーズ中(100日間程だったと思う)で1日だけ酔ってしまった。 ・その時は寄港地へ向かう最中だったので、部屋で映画など見ながらゆっくり過ごした。 |
・私は何ともありませんでしたが、1日中、船酔いで寝ていた人もいらっしゃったそう。 ・酔いに関してはやはり個人差があるみたい。 ・揺れはずっと激しいことはなく、気づけば小さくなっていくような感じ。 ・レセプションで酔い止め薬「トラベルミン」を無料でもらえるので、もらってる人もいました。 |
船酔いに関するよくある質問
クルーズの船酔いに関しての質問は多くありますので、まとめました。
船酔いがひどい場合、休む場所はありますか?
多くのクルーズ船では、揺れの影響が比較的少ない中央部分や低層階にもラウンジや休憩スペースが設けられています。医務室もあるので、ひどい船酔いの場合には相談できるので、スタッフに尋ねてみましょう。
船酔い対策グッズは船内でも購入できますか?
船内のショップで酔い止め薬やリストバンドなどの船酔い対策グッズの購入が可能なことがほとんどです。ただし、種類や数量が限られる場合もあるため、事前に準備しておくのがおすすめです。
クルーズ船によってはやフロントやレセプションなどで酔い止め薬を無料で提供しているので、そちらを利用するのも良いでしょう。
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