第83回地球一周の船旅(アドリア海と南太平洋をゆく地球一周の旅)
旅の見どころ
ムアラ(ブルネイ)
「世界で最も豊かな国」といわれるブルネイはマレー語で「平和な土地」という意味を持ちます。世界最大級の水上の街で大自然とともにのんびりと生活する人びとの笑顔や白亜のモスク、広大なマングローブの林など、その魅力は尽きません。
シンガポール
シンボルのマーライオンで有名なこの国は、中華系、インド系、アラブ系などさまざまなルーツを持つ人びとが暮らす多民族国家。それぞれの文化に彩られた特徴ある街並みを散策すれば、シンガポールのさまざまな表情が見えてくるでしょう。
コロンボ(スリランカ)
「光り輝く島」と呼ばれるスリランカで最大の都市コロンボ。近郊にある仏教の聖地として知られる古都、キャンディの訪問も楽しみです。
アカバ(ヨルダン)
岩壁をくり抜いてつくり上げられた世界遺産ペトラ遺跡。太陽の光によってバラ色に輝く神殿群は多くの人びとを魅了します。また、パレスチナ難民キャンプでの暮らす人びととの交流も、貴重な体験です。
ポートサイド(エジプト)
見どころは何といっても世界最大の石造建築ギザの三大ピラミッド。その圧倒的な存在感には誰もが感動を覚えるでしょう。また、日本語を学ぶ若者たちとの交流やベリーダンスレッスンといった、ユニークな体験も魅力です。
ミコノス島(ギリシャ)
世界中から観光客が集まるエーゲ海有数のリゾート地。白壁の建物が続くオシャレな街並みや、所々に残る風車や鐘の音を響かせる教会、どこまでも続く白い路地など、絵ハガキのような景色が楽しめます。
ピレウス(ギリシャ)
数多くのクルーズ客船が停泊する、首都アテネの外港。ここからはぜひ、世界遺産のシンボル・パルテノン神殿へ。その美しい姿は、ギリシャ文明の栄華を今に伝えています。
バーリ(イタリア)
イタリア南部に位置する貿易都市。ここから訪れたいのは、世界遺産にも登録された建造物群アルベロベッロ。「トゥルッリ」と呼ばれるとんがり屋根の家屋が並ぶ、可愛らしい街並みをお楽しみください。
ドブロブニク(クロアチア)
その美しさから「アドリア海の真珠」と呼ばれるドブロブニク。街を囲む城壁や、赤煉瓦の屋根、大理石の道など、中世の趣を色濃く残しています。この街を愛するあたたかな人びととの出会いも魅力です。
コトル(モンテネグロ)
長く続くビーチなど、魅力的な観光資源に富んでいるモンテネグロ。アドリア海に面する街コトルでは、城壁建築の傑作ともたたえられる城壁や、長い歴史を誇る古い街並み散策も楽しみです。
モトリル(スペイン)
青い海に囲まれたヨットハーバーがを持つモトリルからは、「イスラム建築最高峰」とも言われる美しい装飾が施されたアルハンブラ宮殿へも訪れることができます。
ジブラルタル
大西洋と地中海をつなぐジブラルタル海峡を望むジブラルタル。こぢんまりとした可愛らしい街を散策したり、シンボルである「ザ・ロック」からの眺めも壮観です。
カサブランカ(モロッコ)
ヨーロッパに一番近いアフリカ・モロッコは、東西文化が融合した幻想的な雰囲気が見どころです。映画『カサブランカ』の舞台にもなったこの街では、迷路のようなスーク(市場)の散策をお楽しみください。
ラグアイラ(ベネズエラ)
ベネズエラの魅力は大自然。「地球最後の秘境」と称されるギアナ高地では、太古の地球を堪能できます。一方で、医療や教育を柱に公平な社会をめざす変革に触れることも。特徴ある国づくりにも注目です。
クリストバル(パナマ)
パナマ運河の入口にあるこの港では、鮮やかな刺繍入りの衣装をまとう先住民族の人びととの出会いも大きな魅力です。
カヤオ(ペルー)
インカ帝国の中心として栄えたクスコや、謎の空中都市・マチュピチュ、コロニアル様式の建物が並ぶ首都・リマなど数々の見どころを持つペルー。日系の人びととの交流も楽しみです。
イースター島
1000体ものモアイ像が存在するイースター島は、現地の言葉で「ラパヌイ」と呼ばれています。ラパヌイ文化を継承する若者たちとダンスなどで交流したり、小学校の子どもたちと島の自然を守るためのゴミ拾いをしたりと、絶海の孤島でとびきりの思い出をつくりましょう。
パペーテ(タヒチ)
洋上コテージとサンゴ礁の周りに、色鮮やかな熱帯魚やイルカが泳ぎまわる南洋の楽園タヒチ。しかし一方で、長く続くフランスの植民地支配のために、先住民 マオヒの自立は厳しい状況にあります。輝く海だけでなく、自らの文化を取り戻そうとする人びととの出会いが待っています。
ボラボラ島(タヒチ)
タヒチの中心であるタヒチ島から北西に約260キロメートルに位置するボラボラ島。美しいブルーラグーンのグラデーションと、そこに映えるオテマヌ山の景色から「太平洋の真珠」と称されます。一周しても約30キロという小さな島の自然すべてが見どころです。
ホノルル(ハワイ)
ハワイイ先住民族の言葉で「護られた入り江」という意味の名前を持つホノルルは、常夏の島ハワイイの玄関口ともいえる街です。透き通った海と豊かな自然、ポリネシアに息づく文化や笑顔が眩しい人びととの出会いも楽しみです。