第86回地球一周の船旅(南半球航路・横浜&神戸発着「地球一周の船旅」)
旅の見どころ
コタキナバル(マレーシア)
マレーシアのサバ州の州都であるコタキナバルは、ボルネオ島のマレーシア領最大の都市。オランウータンが暮らすことでも知られる、緑豊かな森が広がります。東南アジア最高峰であり、世界遺産にも指定されたキナバル山を有するキナバル自然公園への玄関口にもなっています。
シンガポール
シンボルのマーライオンで有名なこの国は、中華系、インド系、アラブ系などさまざまなルーツを持つ人びとが暮らす多民族国家。それぞれの文化に彩られた特徴ある街並みを散策すれば、シンガポールのさまざまな表情が見えてくるでしょう。
ポートルイス(モーリシャス)
別名「インド洋の貴婦人」とも呼ばれるモーリシャス。世界トップクラスのビーチリゾートとして知られています。首都ポートルイスの中心部はウォーターフロントのショッピングモールがあり観光名所となっています。
トアマシナ(マダガスカル)
独自の進化を遂げた動植物がいくつも生息するマダガスカル。奇妙な形の木が立ち並ぶバオバブ街道、ここでしか出会えない動物たち。アフリカのそばにありながら、不思議にアジアの香りが漂う島で、豊かな自然を満喫します。
マプト(モザンビーク)
インド洋に面し、海岸線が美しいモザンビーク。首都マプトは、アール・ヌーヴォーやポルトガルのコロニアル様式など多様性に富んだ建造物が見どころのひとつ。植民地時代の名残としてラテンの魅力にもあふれています。
ケープタウン(南アフリカ)
テーブルマウンテンを背にした美しい港が出迎えるケープタウンは、大航海時代に多くの船乗りが目指した「喜望峰」で知られています。良質なワインを産むワイナリーも有名。アパルトヘイトを克服したこの国で、人びとの熱い思いに触れてみましょう。
ウォルビスベイ(ナミビア)
アフリカでも屈指の大自然を誇るナミビア。中でも世界最古の砂漠「ナミブ砂漠」は、さまざまな色をした巨大な砂丘や荒野が見渡す限りに広がっていて圧巻。ドイツ植民地時代の面影を残す「スワコプムンド」の古い街並みで地ビールを飲むのも格別です。
リオデジャネイロ(ブラジル)
コルコバードの丘に立つキリスト像が迎えるこの港町は、世界三大美港にも数えられます。サンバのリズムに彩られたこの国で出会えるのは、底抜けに陽気でエネルギッシュな人びと。ファベーラ(スラム)の子どもたちとの出会いや、歴史を重ねてきた日系移民との交流も貴重な体験です。
ブエノスアイレス(アルゼンチン)
18世紀、ヨーロッパからの移民によって築かれ「南米のパリ」と称されるブエノスアイレス。カラフルな家々が建ち並ぶタンゴ発祥の地「ボカ地区」や、ミラノ座などと並んで世界三大劇場に数えられる「コロン劇場」などの美しい街並み、そして本場のタンゴショーを堪能しましょう。
モンテビデオ(ウルグアイ)
ラ・プラタ河の河口に発展した小国ウルグアイの首都、モンテビデオ。スペイン・ポルトガルの植民地支配を受けた時代の面影が残る旧市街では、石畳の道と古い建物がそれを覗かせます。牧畜業が国の主要産業であるため、首都モンテビデオもヨーロッパの地方都市のように穏やかな所です。
ウシュアイア(アルゼンチン)
南米の最南端であるだけでなく、世界の最南端でもある街ウシュアイア。この土地の魅力は、なんといっても自然がつくり出した「パタゴニア」の風景。氷河や湖に彩られたアンデスの山々を眺めながらのトレッキングで、この「世界最果ての地」を満喫しましょう。
バルパライソ(チリ)
港を囲む丘陵に、小さな家々が色とりどりの屋根を並べる「天国のような谷」バルパライソ。夜景が美しく世界遺産にもなっている街で、チリワインや新鮮なシーフードに舌鼓。一方で、軍政時代が長く続いたこの国。人びとの証言を聞きながら、激動のチリ現代史を体験することもできます。
カヤオ(ペルー)
インカ帝国の中心として栄えたクスコや、謎の空中都市・マチュピチュ、コロニアル様式の建物が並ぶ首都・リマなど数々の見どころを持つペルー。日系の人びととの交流も楽しみです。
イースター島
1000体ものモアイ像が存在するイースター島は、現地の言葉で「ラパヌイ」と呼ばれています。ラパヌイ文化を継承する若者たちとダンスで交流したり、小学校の子どもたちと島の自然を守るためのゴミ拾いをしたりと、絶海の孤島でとびきりの思い出をつくりましょう。
パペーテ(タヒチ)
洋上コテージとサンゴ礁の周りに、色鮮やかな熱帯魚やイルカが泳ぎまわる南洋の楽園タヒチ。しかし一方で、長く続くフランスの植民地支配のために、先住民マオヒの自立は厳しい状況にあります。輝く海だけでなく、自らの文化を取り戻そうとする人びととの出会いが待っています。
ボラボラ島(タヒチ)
タヒチの中心であるタヒチ島から北西に約260キロメートルに位置するボラボラ島。美しいブルーラグーンのグラデーションと、そこに映えるオテマヌ山の景色から「太平洋の真珠」と称されます。一周しても約30キロという小さな島の自然すべてが見どころです。
ガダルカナル島(ソロモン諸島)
インカ帝国の「黄金の国」を求めて、スペイン人がこの島にたどり着いたのは16世紀半ばのこと。旧約聖書のソロモン王の財宝を連想させる「ソロモン」の名前が付いたこの島は、太平洋戦争の激戦地としても有名です。