第87回地球一周の船旅(ベルギー、ドイツに初寄港。ニューファンドランド沖遊覧も)
クルーズレポート
2015年7月4日 GETプロジェクト発表会
地球一周を通じて英語/スペイン語を学ぶ、洋上語学プログラムGET(Global English / Espanol Training)による、グループ・プロジェクト発表会。各グループごとにテーマを決め、取り組んできたことを発表します。 英語・スペイン語でオリジナルのビデオコンテンツを作ったり、本船クルー(乗組員)へのインタビューをまとめたり、ミュージカルに挑戦するグループも! 1ヶ月以上に渡りテーマ決めから練習まで想像するだに「大変そう…」ながら、登壇された皆さん、実に爽やかな笑顔。「語学ってオモシロイですよ!」そんな言葉が印象的な発表会となりました。
2015年7月3日 太陽系ツアー惑星をめぐる旅
船旅と言えば、夜のデッキからのぞむ星空も醍醐味のひとつ。街灯りも遮るものも無い洋上には満天の星空が広がります。そこで洋上講座に登壇いただいたのが水先案内人・土佐誠さん。銀河物理学を専攻、東北大学教授を経て、現在は仙台市天文台・台長をつとめる、まさに星と宇宙の第一人者。今クルーズ最初の講座となる今回は、私たちの暮らす地球を起点に、月、彗星、太陽系、恒星、銀河、銀河系、そして宇宙全体へと、壮大なトークを展開いただきました。今後、土佐さんの解説による「星空鑑賞会」なども開催予定!!(なんてゼイタク…) 船旅ならではの星空体験に期待が高まります!
2015年7月3日 みんなで ら・ら・ら〜♪
グアテマラから本船に合流した水先案内人、ゴスペルシンガー・のはらヒロコさん。さっそくゴスペル・ワークショップが開講しました。のはらさんの明るい笑顔で「歌いましょう!」なんて呼びかけられたら、よーしガンバロウ、と思っちゃいますよね。立ち方、呼吸、発声練習…としっかり基本をおさらいし、簡単な旋律を歌います。のはらさんの明るい指導に、皆さんのやる気が引き出されたのか、のはらさんもビックリな進行の速さ。予定をちょっと変更し、ワークショップ後半にはパートに分かれハーモニーの練習まで。明日以降もまだまだ続くのはらさんの歌のワークショップ。今後が楽しみ!
2015年7月1日 プエルトケツァル(グアテマラ)寄港
グアテマラ寄港2日目。今日は、世界遺産・アンティグアへ。ここはかつてのグアテマラの首都。15世紀後半からのスペイン植民地時代に、数々の教会群などが建設されました。しかし2度にわたる大地震によりアンティグアから首都を遷都し、ここは当時のまま取り残されることとなりました。街からのぞむパカヤ火山。スペイン植民地時代のコロニアル文化を色濃く残す、カラフルな街並みや壮麗な建築群、たくさんのカテドラル——どこを撮っても絵になる、とはまさにこのこと。次に訪れる際には、ここに数日滞在し、ゆっくり街歩きやこの独特の雰囲気を楽しみたいもの。大満喫の2日間となりました。
2015年6月29日 君の星は輝いているか
グダンスク(ポーランド)からこの旅に合流し、ここまでたくさんの講座を開講いただいた水先案内人・伊藤千尋さん(ジャーナリスト、元朝日新聞記者)。長い記者経験と豊富な取材、深い考察、そして何よりそのアツい語りから、毎講座、超満員となる人気ぶり。今クルーズの“集大成”とも言える今日の講座に、たくさんの参加者が集まりました。 「君の星は輝いているか」。伊藤さんから投げかけられたこの問いに、大きな勇気をもらったという方は、本当に多かったよう。講座の中でもらったアツいメッセージが忘れられない、という声も。ここまでありがとうございました。また日本でお会いしましょう!
2015年6月28日 エコノミックヒットマンの告白
私はかつて”途上国”や”資源国”の政府に巧みに取り入り、巨万の利益をかすめ取った上でその国を負債の連鎖へ陥れ、時に戦争まで引き起こす「エコノミック・ヒットマン」だった。そんな衝撃の告白から、世界的ベストセラーとなった『エコノミック・ヒットマン』(東洋経済新報社)。本著の著者、作家ジョン・パーキンスさんが洋上講座に登場!自身の半生を語り、国民の声がエコノミック・ヒットマンが仕掛けたクーデターを退けたベネズエラなどを引き合いに、真実を知り、行動することが大切だと呼びかけます。激動の世界情勢の「裏側」を語るジョンさんの講座、ますますの注目となりそうです。
2015年6月27日 パナマ運河通航
本船は、地球一周の船旅のハイライトの1つ、パナマ運河通航の日を迎えました。本船を誘導してくれる、タグボートが迎えに来てくれましたよ。パナマ運河は、高低差のあるパナマ地峡を乗り越える階段式運河。船が階段を昇る——そんな不思議体験ができることが醍醐味です。今から約100年前、1914年のパナマ運河の開通から、世界の貿易ルートは大躍進。このパナマ運河のサイズに合わせてたくさんの船が創られ、それは、「パナマックス」と呼ばれる船業界の1つの単位となりました。ちなみに来年にも拡張ルートが開通する見込みとか。今日の運河通航を経て、船はいよいよ太平洋へと進みます。
2015年6月26日 クリストバル(パナマ)寄港
オーシャンドリーム号は、パナマ運河の「カリブ海側の入り口」にあたる街、クリストバルに寄港。パナマと言えば、この土地ならではの豊かな自然を活かしたエコ・ツアーが見どころの1つ。今回は、緑豊かな湿地帯が楽しめる、ガトゥン湖ボートツアーに参加します。出港して間もなく、ワニ発見!! 「おおぉっ!」と船内、色めき立ちます。ガイドさんの指す先には……ナマケモノ!! 続いて、パナマの森林ハイキングへ。自分の身体の何倍もの大きさの枝葉をせっせと運ぶハキリアリ、うっかり見逃してしまいそうなカメレオン。パナマの豊かな自然に感心したり、感動したり…の大満足の1日に。
2015年6月25日 エル・システマ、コンサート
ベネズエラが取り組む音楽教育システム「エル・システマ」からベネズエラ青少年オーケストラの皆さんが、先日寄港したベネズエラから乗船。そして今宵、ファースト・コンサート開催です。メンバー全員によるアンサンブルはもちろん、フルートとピッコロによる2重奏、なんて楽しい演出も。ピッコロの可愛らしい音色が加わると、本来高音楽器であるはずのフルートの音は、何とも柔らかくシックに響きます。編成が変わるだけで、楽器の役割も音色も、また異なる一面が見られるのも楽しいもの。会場に足を運んだ皆さんが、目を輝かせながら聞き入っていた様子も何とも印象的でした。
2015年6月24日 ウィレムスタード(キュラソー)寄港
地球一周の船旅は、カリブ海の島国キュラソーのウィレムスタード港へ。キュラソーと言えば、見逃せないのがブンダ地区とオトロンバ地区を結ぶクイーン・エマ橋。この橋「動く」んです。いくつかのパーツに分かれた浮き橋で、船の通航時には橋の一部を移動させ、船を通します。そろそろランチの時間。美味しそうな気配に誘われるように、市場近くのフードコートのような建物へ入ると…何とも豪快な景色が広がっています。赤々と燃える炭火に、大きなお鍋。炭火でじっくりと煮込まれたお肉は、口に入れるとホロホロと柔らかくほぐれます。カラフルな街並みに見送られ、船は次の港をめざします。
2015年6月22日 ラグアイラ(ベネズエラ)寄港
船は大西洋を横断。南米ベネズエラのラグアイラ港に着岸しました。今年はピースボートがベネズエラを訪れるようになって10年目。カラカス市内の大きなイベントホールでは、ベネズエラとピースボートの友好を記念したピースセレモニーが開かれ、ベネズエラの外務副大臣も参加されました。この間に築き上げた友好と交流、そして未来への平和の誓いを交わします。ピースボートクルーズを通じて、被爆証言や非核の声を世界へと発信する「おりづるプロジェクト」より、非核の願いを込めた折り鶴を送ります。終盤には、参加者もステージに上がり、一緒にダンス、ダンス!大盛り上がりの一夜となりました。
2015年6月16日 おりづる報告会
広島・長崎の「被爆者」を地球一周に招き、船内や寄港する各地での「被爆証言」を通じ、非核の声を世界へ発信するピースボート「おりづるプロジェクト」。今回乗船された「被爆者」や「被爆2世」、プロジェクトを支える「おりづるユース」メンバーによるここまでの活動報告会がありました。この報告会では、主に地中海、北欧で寄港した土地での活動について報告。各地での証言会の内容や、現地の声などが伝えられます。大きな注目が集まったのは、ギリシャ寄港の際のパブロプロス・ギリシャ大統領との面会。ギリシャ国会での証言会の様子などのレポートもあり、大きな注目を集めるものとなりました。
2015年6月12日 ケープフェアウェル沖遊覧
本船は、今クルーズのハイライトのひとつ「ケープフェアウェル沖」へやってきました。ここは、壮大な氷山の間をゆく「氷河クルーズ」の期待が高まる海域。雄大な景色がのぞめるということは同時にここは「船の難所」でもあるので、専門のパイロットのアドバイスを受けながら航行します。さっそく、氷に遭遇。小さなものですが、何とも嬉しいもの。水面から上に出ているのはほんの一部で、海中にはこの何倍、何十倍もの氷があるそう。(だから「氷山の一角」と言うんですね) そんな解説に、改めて自然や地球の雄大さを感じずにはいられません。地球一周の旅を彩る、忘れられない1日となりました。
2015年6月10日 レイキャビク(アイスランド)寄港
地球一周の船旅は、アイスランド・レイキャビクに寄港。まず訪れたのはシングヴェトリル国立公園です。アイスランドは、ユーラシアプレートと北アメリカプレートの、2つの大陸プレートによって成り立つ土地。ここでは、この2つのプレートの狭間「ギャオ」を見ることができます。…と言っても、イマイチ想像しづらいですが、「地球の割れ目」が見られる、ということなんだとか。次は、間欠泉(ゲイシール)を見学。数分後、勢いよく熱湯が噴き出しました。その高さ30mほど。大歓声があがります。カメラを構えていた皆さん、ちゃんと撮れました? 壮大な体験続きの1日となりました。
2015年6月7日 ソグネフィヨルド遊覧
地球一周の船旅は、今クルーズのハイライトのひとつ、ソグネフィヨルド遊覧の日を迎えました。フィヨルドの入り口、前方には壮大な景色が広がります。さぁ、いよいよフィヨルド深部へ船は進みます。切り立った山間をゆっくり進みます。山頂から流れた氷河が土地を浸食し、長い、長い年月をかけて生まれたのがこの景色。息をのむような、壮大な景観が続きます。フィヨルドは今も、流れる氷河や移りゆく季節から、少しずつ、ほんの少しずつ、しかし刻々とその姿を変えています。この景色が見られるのは今、この瞬間だけ——地球の歴史と今を体感する、忘れられない1日となりました。
2015年6月5日 松元ヒロの笑タイム
ヘルシンキからこの旅に合流した、ソロのスタンダップコメディアンとして、活躍する水先案内人・松元ヒロさんによる、今クルーズ初のライブステージが開催!! パントマイマーとして培った、しなやかなパフォーマンスと巧みな話術で会場を引き込みます。松元ヒロさんと言えば「志の輔らくご」を思い浮かべる方も少なくないのでは(※2000年から2009年まで約10年間、落語家・立川志の輔さんによる「志の輔らくご」に毎月ゲスト出演していました)。落語の高座にも繋がる、ピリリと風刺の効いたトークもあれば、思わずホロリとさせられるような人情噺まで——会場を大いに湧かせます。
2015年6月6日 ベルゲン(ノルウェー)寄港
オーシャンドリーム号が向かうのは、ノルウェーのベルゲン港。ここは、ノルウェーのフィヨルド遊覧の「入り口」にあたる街。入港時にも、船の向こうにはフィヨルドの風景がのぞめます。幻想的な入港シーン。バスとフェリーを乗り継ぎ、フロムの街に到着。ここからはフロム鉄道です。車内がウッディーでオシャレ! この電車に乗れただけで、すごく嬉しい。さらに見える景色!この切り立った渓谷は、氷河が何千年、何万年もの時間をかけて切り開いたもの。自然の雄大さ、地球が紡いだ長い長い歴史を感じます。美しい景色をしっかり胸に刻み、ベルゲンの街に戻ります。
2015年6月4日 コペンハーゲン(デンマーク)寄港
地球一周の船旅は、デンマーク、コペンハーゲンへ。船を降り、街の中心部へと向かう途中に出会えたのは、かの有名な「人魚姫像」。ここは童話作家アンデルセンが暮らした街。運河沿いに並ぶカラフルな街、ニューハウンへやってきました。ガイドブックで見たあの景色が目の前に…感動です!1階がカフェになっている建物が多いことに気付きます。街の景色や行き交う人を眺めながらカフェで一服。そんなひと時を大切にしている人が多いのでしょう。また特徴的な建物が!有名な「ロイヤルコペンハーゲン」本店。重厚な雰囲気が歴史を感じさせます。美しい街並みと、深い歴史を訪ねる1日となりました。
2015年6月3日 ヴァルデミュンデ(ドイツ)寄港
オーシャンドリーム号は、ドイツ北部の港町・ヴァルデミュンデに寄港。ピースボートがドイツに寄港するのは今回が初めて。船を降りると、可愛らしい街並みが広がります。まずは美味しいモノから入らないと(笑)ドイツと言えば全粒粉のパンハズせません。メインは、バルト海でとれた新鮮なタラ。海外で食べるお魚料理って、ナゼか嬉しいもの。続いて「機関車モリー」の愛称で知られる、メークレンブルク観光鉄道へ。今では「観光鉄道」という名前になっていますが、戦前から現在も、現役で活躍する蒸気機関車。「モリー」との出会いが何とも嬉しい、ヴァルデミュンデ寄港となりました。
2015年6月2日 エネルギー革命を起こした環境ヒーロー
デンマーク、ユトランド半島沖に位置するサムソ島。人口4000人強、面積は約114平方キロ。日本の伊豆大島より一回り大きいくらいの島の全電力を再生可能エネルギーによって賄うことから、いま世界の注目を集めています。この「エネルギー・システム」の特徴は、市民コミュニティがこうしたエネルギーの選択や投資、運営を行っていること。そして、この「エネルギー革命」の立役者となったのが、サムソ・エネルギー・アカデミー代表のソーレン・ハーマンセンさん。気候変動や、原発の是非が大きな課題となる中、エネルギーを「自分ごと」として捉える視点に新鮮さを感じ、また勇気づけられました。
2015年6月1日 ヘルシンキ(フィンランド)寄港
地球一周の船旅は、フィンランドの首都ヘルシンキに寄港しました。ヨーロッパの街ではポピュラーなトラム。こうしてトラムのある街をたくさん訪れ、街歩きに使ってみると、トラムって本当に便利。すっかり「トラム・ファン」に(笑)マーケットを歩いていると、向こうの方から美味しそうな臭い。お店を覗くと、鉄板からはじゅぅじゅぅと美味しそうな音色。サーモンの香菜焼きをメインに「フィッシュ・ミックス」をオーダー。すごく美味しい!ヘルシンキの街は、大きな建物が並ぶ先進都市ながら、空が広く緑が多いため、何とも居心地のいい街です。「北欧デザイン」が世界の注目を集めるのも頷けます。
2015年5月31日 サンクトペテルブルグ(ロシア)寄港
地球一周の船旅は、バルト海最深部の港町、サンクトペテルブルグに寄港しました。地球一周出発前の「期待の寄港地アンケート」で常に上位に来るのがこの街。訪れたのは「エカテリーナ宮殿」。ピョートル大帝の后、エカテリーナが夏の避暑のために建設したことから「夏の宮殿」とも呼ばれています。外観のみですが、それでもこの豪華さ。宮殿近くのホテルのレストランにてランチ!前菜にパン、ボルシチ、マッシュポテト、メインはビーフストロガノフ。お味は…って言うまでもなく、ペロっと完食!壮麗な建物に美味しいご飯に、可愛らしいマトリョーシカとサンクトペテルブルグ大満喫の1日でした。
2015年5月29日 ストックホルム(スウェーデン)寄港
船はスウェーデン、ストックホルム港に着岸。港からストックホルム旧市街・ガムラスタン地区はすぐ。何とも味のある街並みが広がります。ふと目がとまったお店に入ると、ショーウィンドウには美味しそうなモノがたくさん!ランチはこのキッシュ屋さんに決まりです。今回オーダーしたのはサーモンのキッシュ。しっかり味のキッシュにコクのあるサーモン、でもしつこさはありません。適度なこってり感かつちょうどいいボリュームで、ほんっと美味しい!今日の日の入りは21時半過ぎ。季節は夏の入り口です。旅しながら、日が長くなったり短くなったり——これも地球一周ならではの体験かもしれません。
2015年5月27日 グダンスク(ポーランド)寄港
ポーランド、グダンスクに寄港したオーシャンドリーム号。13世紀、ドイツ騎士団のバルト海沿岸地域遠征への拠点として築かれたことに始まったマルボルク城。赤煉瓦に覆われた美しい佇まいと、荘厳で堅牢な造りは、第二次大戦末期にドイツ軍とソ連軍の戦いに巻き込まれ、大きな被害を被ります。修復作業は、今なお続いていると言います。グダンスクの街も第二次大戦末期、戦闘に巻き込まれ多くが破壊されました。現在の旧市街の街並みは、ここに暮らす人々が精緻に復興したもの。こうした歴史的価値とこの美しさから、世界遺産の暫定リストに名を連ね、近い将来、正式な世界遺産登録が見込まれています。
2015年5月26日 地域電力のあるコミュニティ
気候変動や福島第一原発事故後に注目される再生可能エネルギー。中でも、市民がそれぞれの地域単位で取り組む「市民電力」に大きな関心が集まっています。こうした取り組みの「第一人者」とも言えるのは、水先案内人、コミュニティ・オーガナイザーのタリン・レーンさん。オーストラリア初となる地域共同運営型の風力発電所を立ち上げた他、グアテマラや東ティモール、メキシコなどの地域コミュニティでも同様のプロジェクトを立ち上げています。安全で持続性のあるエネルギーを地域で生産する——決して簡単なことではありませんが、だからこそ「コミュニティ・パワーの発展に繋がる」と語ります。
2015年5月25日 平和は子どもからはじまる
国際モンテッソーリ協会公認教師で、ピースボート洋上の保育園「子どもの家」のアドバイザーもつとめていただいている水先案内人・深津高子さん(NPO「幼い難民を考える会」理事)が洋上講座に登場!「平和は子どもからはじまる」——これこそが「モンテッソーリ教育」の理念だという深津さん。子どもと平和、モンテッソーリ教育が考える、子どもたちの「育ち」と大人の役割を語っていただきました。モンテッソーリ教育が大切にしているのが、子どもたちが生まれながら持つ環境適応能力。子どもたちが持つ、成長したい、環境に適応したいという力を「見守る」ことが大人の役割だと言います。
2015年5月24日 ゼーブルージュ(ベルギー)寄港
地中海を抜け北上するオーシャンドリーム号。寄港したのはベルギーのゼーブルージュ。ここから訪れたのは港のほど近く、ブルージュの街。この街の特長は何と言ってもこの景色!運河が縦横に街中を走り、絵本の1ページのような景観が広がります。 常に“水面”のある景色から、時に「北方のヴェネツィア」と称されることもあるそう。ベルギーと言えば…街中にはたくさんのチョコレート専門店があります。店内にはチョコレートがずらり!中でも絶品はこのトリュフ。たまりませんっ!!店員さんが試食を勧めるのも納得。「次は少し長めに滞在して、運河クルーズやサイクリングも面白そう」なんて声も。
2015年5月23日 ル・アーブル(フランス)寄港
船はフランス、ル・アーブル港に寄港。世界遺産「モン・サン=ミシェル」へ向かいます。モン・サン=ミシェルのある“島”と対岸を結ぶ橋(道路)は専用シャトルバスに乗り替えます。ここはサン・マロ湾に浮かぶ孤島の修道院として知られていますが、実際には修道院を中心とする城塞都市。城壁に囲まれた島内には、たくさんの商店が並びます。「名物」はオムレツ。使うのは卵とバターだけ。しっかり泡立ててふわりと蒸し焼きに。巡礼者に振る舞われたことから始まったと言われる伝統料理。また有数のムール貝の繁殖地でもあり、鮮度は抜群!素晴らしい街並みと絶品料理に、大満足の1日となりました。
2015年5月20日 リスボン(ポルトガル)寄港
船はポルトガル、リスボン港へ。市内を縦横無尽に走るトラムは、いろんな姿・形があります。「発見のモニュメント」は、大航海時代の立役者のひとり、エンリケ航海王子の没後500年を記念して作られたもの。大航海時代に大海原へこぎ出した探検家や芸術家、宣教師などの姿が刻まれています。そこから歩いて10分ほどにあるリスボン・ベレン地区の「ベレンの塔」。16世紀、テージョ川の監視塔として作られ、ユネスコ世界遺産にも登録されています。大航海時代の繁栄を象徴する、壮麗な装飾が施されています。大航海時代の冒険家らに思いを馳せ、船は次の港をめざし、大海原へとこぎ出します。
2015年5月18日 モトリル(スペイン)寄港
地球一周の船旅は、スペイン・モトリル港に寄港。訪れたのは、世界遺産・アルハンブラ宮殿!複数の「入り口」を持つ宮殿の「カルロス5世宮」よりスタート。「宮殿」と名付けられていますが、異なる時代に建てられた様々な建造物の複合体。このカルロス5世宮は16世紀、当時の神聖ローマ皇帝カルロス5世によるもの。正方形の建物の中央に円形のパティオを作る、という一風変わった構造になっています。「アラヤネスのパティオ」の周囲を囲む壮麗な建物。これらを、中央に配置した池が鏡面のように映し出し、幻想的な光景を作り出しています。素晴らしい宮殿に大感動の1日となりました。
2015年5月16日 ホロコースト〜ドイツの教科書〜
戦後70年を迎えるいま「歴史の継承」が大きな課題となっています。ドイツの歴史学者で、ゲオルク・エッカート国際教科書研究所副所長を務めるエッカート・フークスさんから ドイツの教育と歴史教科書についてお話いただきます。ナチス・ドイツが行ったユダヤ人らへの弾圧・大量虐殺の歴史「ホロコースト」を各国の言葉が持つ意味や微妙なニュアンスから、その国の捉え方が見えると言います。日本でも、歴史認識やその継承、教育について様々な議論があるだけに、エッカートさんの語る多角的な視点はたいへん興味深いものに。歴史を未来へ継承する、その意義を改めて考える貴重な講座となりました。
2015年5月15日 カタニア(イタリア)寄港
地中海をゆくオーシャンドリーム号。今日はイタリア南部シチリア島のカタニア港に寄港。私たちを迎えてくれたのはエメラルドグリーンの海が輝くオシャレなヨットハーバー。バスに揺られること1時間、ギリシャ・ローマ時代の遺跡も多く残る世界遺産シラクーサに到着。ギリシャ劇場は、大きな岩盤をくり抜いて作られたもので、建造年は何と紀元前5世紀頃!そして「天国の石切場」にある「デイオ二シオスの耳」は、洞窟の高さがなんと約23m。電車でカタニアへ戻り、しばし街を散策。何気ない路地裏が何とも絵になる美しい街です。夕刻、船はカタニア港を離れ、スペインのモトリル港をめざします。
2015年5月13日 ピレウス(ギリシャ)寄港
船はギリシャ・アテネ港に寄港。アテネと言えば、アクロポリスの丘。いざパルテノン神殿へ!聞けばこのパルテノン神殿、何年間も修復工事中で、その前はボロボロだったそう。神殿が完成したのは紀元前433年。17世紀の爆撃によって大破。さらに風雨や大気汚染による浸食も進み、1980年代から本格的な修復に着手。現在の作業は、神殿の17世紀頃の姿を回復し、最新の耐震技術や腐食対策も施しながら、古い文献をあたり、姿形はもちろん、石やセメントも極力当時と同じ素材を使うなど「正確」に修復。2000年以上もの途方のない時間や激しい爆撃。改めて神殿の歩んだ歴史に思いを馳せます。
2015年5月12日 クシャダス(トルコ)寄港
オーシャンドリーム号はトルコ、クシャダス港へ。訪れたのは紀元前2世紀〜1世紀頃、古代ローマ時代のものを中心とする巨大遺跡 「エフェソス遺跡」。最も有名な遺跡は、セルスス図書館。ベルガモン図書館、アレキサンドリア図書館と並び「世界3大図書館」の1つに数えられるもの。道を登ると、こんな風に図書館へ続く景色が一望できるようになっています。図書館を起点に、どんな街が広がっていたのか、想像力をかきたてられます。このエフェソス遺跡、発掘がすすんでいるのはまだ全体の1割程度なんだそう。この10倍もの遺跡が眠っているのかと思うと、今後の「発見」が楽しみでなりません。
2015年5月11日 サントリーニ島(ギリシャ)寄港
早朝のデッキからアドリア海に浮かぶサントリーニ島の丘の上に白壁の家並が見えます。島には、本船のような大型客船が停泊できる港湾施設が無いため、沖合に船を停め専用の小舟の乗り替えて上陸します。船旅ではこうした上陸方法をとることは珍しくありませんが、今回のクルーズでは初めての体験。訪れたのは、美しいサントリーニ島でも特に美しい街並みで知られる街「イア(Oia)」です。港から、高台の街へ続く道。迷路のように細い道が入り組むこの景色も、シンプルなのにどこかオシャレ。どこを見ても美しい——そんなサントリーニ島での出会いを胸に刻み、地球一周の旅は次の港をめざします。
2015年5月9日 リマソール(キプロス)寄港
地球一周の船旅は、地中海の島国・キプロスのリマソール港に寄港。今日はパフォス遺跡へ。まず見学した美しいパフォスのモザイク画は、紀元前の時代のものだとか。紀元前2〜3世紀頃のローマ遺跡では、神殿…か何かの跡でしょうか——ローマ遺跡らしい列柱なども見られます。パフォス古代遺跡群でもっとも有名なものの1つ「王族の墓」と呼ばれるエリア。ここに眠る人々が実際に「王族」であったかどうかは判明していないそうですが、相当な権力者であったことは間違いありません。いつかここを再訪する時には、新しい発見があるかも——遺跡が抱く歴史と未来に思いを馳せる体験となりました。
2015年5月8日 スエズ運河通航
オーシャンドリーム号は、地球一周のハイライトの1つ、スエズ運河通航の日を迎えました。早朝、美しい朝焼けの中、本船は運河へと進みます。この日を楽しみにしていた、という方は多いもの。早朝ながら、デッキにはたくさんの参加者が集まり、その景色を見つめます。大きな船でスエズ運河を渡る——この夢が叶うのが、地球一周なんです。午前7時過ぎ、船は運河の「名所」の1つ、日本・エジプト「友好の橋」へさしかかります。シナイ半島とアフリカ大陸を繋ぐ唯一の「陸路」がこの橋。日本のODAで作られたことでも知られています。橋をくぐりました。ここまで来れば「地中海」はもぅすぐそこ。
2015年5月7日 洋上夏祭り「87(はな)祭り」
紅海をゆくオーシャンドリーム号。常夏の洋上で、日本の暦より一足早く、夏祭りの開催です。その名も「87(はな)祭り」! 夏の風物詩、お化け屋敷!見慣れたスターライトラウンジが今日は「おばけ屋敷」に様変わりです。夏祭りと言えば、ヨーヨー釣り!子どもたちも大喜び。日が落ちた後も夏祭りは続きます。威勢の良いかけ声と共に現れたお手製の御神輿にデッキが一気に盛り上がります。お揃いの黄色い法被で登場したのは、この旅で結成された「ひょっとこ踊り」の皆さん。最後は盆踊りで大団円を迎えます。船旅ならではの、そしてピースボートらしい、心に残る夏の一夜となりました。
2015年5月4日 Shall We dance?
普段はカジュアルな船内ですが、今夜はちょっとオシャレな雰囲気。ラウンジでは、船内社交ダンス教室参加の皆さんを中心に、ダンスパーティーが始まりました!日頃はワークショップを行ったり、気軽なおしゃべりを楽しんだり…といった場所ですが、今夜ばかりはダンスフロアに様変わり。軽やかなステップが響きます。船旅に参加する以前からダンスに取り組んでいたという方もあれば、この旅でダンス初挑戦!という方も。でも、みんなに共通しているのは「踊るって楽しい!!」。 ディナーも今夜はちょっとだけオシャレ・メニューになります。艶やかなでオシャレな、楽しい一夜となりました。
2015年5月2日 海図の描き方
セミナールームで始まったのは、「海図の書き方」。何とも船旅らしい企画です。講師をつとめるのは本船事務局長の挾間俊一。「船・一筋」の人生で、客船はもちろん、フェリーやタンカーへの勤務経験もあり、海図は、ごくごく身近なものだとか。 海図の種類や内容、読み方、使い方…どれを取っても新鮮で興味深いことばかり。海図は毎日更新され所定の場所に貼り出されています。これまで何となく眺めていましたが、レクチャーで得た知識を元に改めて海図を見ると、実に様々なことが書かれているもの。船で旅することがもっともっと楽しくなる——そんな興味深い企画となりました。
2015年5月1日 「ふつう」って何?
ピースボートスタッフ・市塚藍子が呼びかけるこの講座。テーマはズバリ「ふつう」。私たちが日頃何気なく使っている「ふつう」という言葉や価値観。講座の中で市塚が挙げたキーワードは「先入観・偏見・思い込み=ステレオタイプ」。誰もが陥るこのステレオタイプの中から、「ふつうじゃない」ことへの排除や、「ふつうじゃない自分」への葛藤が生まれると言います。例えば「帰国子女」や「セクシャルマイノリティ」は「ふつうじゃない」のか——。多くを考え、様々な意見が交わされる、活発な講座となりました。「ふつう」を考えるこの企画、今後もテーマや切り口を変えながら、まだまだ続きます。
2015年4月30日 他人の不幸で飯を食うボク
人呼んで「紛争解決請負人」。水先案内人・伊勢崎賢治さん(東京外国語大学大学院地域研究科教授)が洋上講座に登場!2000年、国連派遣団の一員として西アフリカ・シエラレオネへ赴き現地「武装組織」への武装解除に尽力。2003年には日本政府の要請でアフガニスタンにて6万人規模の武装解除と復興支援プログラムを展開。この仕事を可能にしたのは、「丸腰の民間人であったこと。日本に憲法九条があったこと」だと伊勢崎さん。安易に平和を語らない、「現場」を知るからこそのリアルな厳しい言葉。だからこそ強い意味を持つ「憲法九条」や「平和」の意義を考える、貴重な時間となりました。
2015年4月27日 コーチン(インド)寄港
オーシャンドリーム号は今クルーズ2つ目の寄港地、南インド・コーチンに寄港しました。スパイス王国だけあり、店の軒先には、日本では見かけない多種多様なスパイスがずらり。今日は、南インドの名所として知られる水郷地帯でボートツアーに参加します。『ナショナル・ジオグラフィック』が選ぶ、「人生で訪れるべき100の風景」にも選ばれたとあって、素晴らしい景色が続きます。生い茂る深い緑が何とも美しい…。人々の生活を垣間見るのも興味深いもの。「水辺に暮らす」って何だかちょっと憧れます。水と緑があると、穏やかな気持ちになれるのは万国共通なのかもしれません。
2015年4月26日 北極・ノルウェー・イスラム-冷たい海の国際政治が熱い-
連日の講座が大人気の水先案内人、高橋和夫さん(放送大学教授)。最後のテーマは、本船がこれから訪れる「北欧・北極圏」。世界を揺るがすエネルギー問題、中東情勢において、ノルウェーは「たいへん賢い手法を採っている」と注目。石油埋蔵国という地の利を活かし、他国の企業に採掘の「参入許可」を与え、自国の支出を最小限にエネルギー生産を行っています。人口の少ない「小国」だからこそ、多くのイスラム教徒も含め、移民の受け入れにも積極的に取り組み、強固な外交基盤を築いています。複雑化する中東情勢、エネルギー問題の中、日本はどんな戦略を持つのか。多くを考える講座となりました。
2015年4月23日 脱原発-インドと日本の新たな友好関係について考える
インドで、核軍縮に取り組む「核軍縮・平和連合(CNDP)」の上席研究員をつとめる水先案内人、クマール・スンダラムさん。NPT・CTBT未加盟国ながら核兵器を保有するインド。政府は原子力発電の導入を決め、2020年までに18基もの原発建設を検討しています。一方、原発建設に大規模な反対運動が起きているものの、政府はこうした動きに耳を傾ける姿勢は見せていません。さらに日本は、インドへの原発輸出のため、日印原子力協力協定の締結に向けて動いています。広島・長崎の被爆経験を持ち、また東電福島第一原発事故を経験した日本が果たすべき役割が「原発の輸出」なのでしょうか。
2015年4月21日 シンガポール寄港
地球一周の船旅はシンガポールに寄港中。今日は港からメトロに乗り、52haもの広大な植物園 シンガポール・ボタニック・ガーデンへ。観光客のみならず、地元の皆さんの憩いの場でもあるという歴史ある植物園は、とにかく壮大で美しい!沿道には色鮮やかな草花が続き、隅々まで手入れが行き届いています。「VIPオーキッド・ガーデン」エリアには、この植物園を訪れた世界の著名人(VIP)名前を冠した蘭の花が展示されています。蘭は本当に美しく、見応えがあります。美味しいご飯に、緑豊かな植物園、マーライオン。シンガポールの「キレイ」にたくさん出会う、大満喫の1日となりました。
2015年4月18日 和太鼓教室
ヨガにダンスに英会話と、洋上での「学び」をいくつか紹介しましたが、こちらもその1つ。和太鼓教室です。日本ではなかなか挑戦する機会もなく、たくさんの参加者が集まりました。まずは、基本のバチ裁きから入ります。バチの握り方や手首の返し方、バチが描く導線を丁寧に解説。聞いてみると「ナルホド」と思うのですが、実践するとこれがなかなか難しい。「まずは気持ちよく身体を動かす、楽しく音を出しましょう!」楽しくなってくると、音の響きも力強いものになってくるのがまたオモシロイところ。今後、洋上のみならず寄港地でもお披露目の場が予定されているとか。今から楽しみ!
2015年4月18日 子どもの家ってな〜に?
子どもたちも一緒に、親子で、3世代で地球一周したい!! そんなたくさんの声に応えて生まれたのが、洋上の保育園「ピースボート子どもの家」です。一口に「保育園」と言ってもここもピースボート流。子どもたちが持つ適応力や好奇心を育み、自主性を伸ばす「モンテッソーリ教育」を採り入れています。こちらの企画は、そんな子どもの家の特徴や、モンテッソーリについて紹介するもの。私たち大人は、彼ら/彼女らの成長を見守る存在——子どもたちも共に旅する「旅仲間」です。この旅を子どもたちと一緒に紡いでいくことに新たな期待を寄せる、そんな時間になりました。
2015年4月16日 清原千賀コンサート-楽しい船旅を歌に乗せて-
ソプラノ歌手・清原千賀さんによるファースト・コンサートの開催です。先日の「水先案内人紹介」の企画で、参加者との顔合わせは行われたものの、ステージに上がる姿を見るのは今夜が初めて。ドレス姿の清原さんがステージに立つだけで、会場の空気が一変します。洋上でのコンサート。特筆すべきはやはりこの「近さ」でしょう。こんな間近に、プロの歌声を堪能する機会なんて滅多にないもの。何とも贅沢な時間です。時に強く、時に柔らかく、また時には可憐で、優しく語りかけるようなシーンもあれば、胸にグッと響く場面も……。素晴らしい歌声に酔いしれる、色鮮やかな一夜となりました。
2015年4月16日 世界遺産の不思議と魅力
水先案内人のNPO法人「世界遺産アカデミー」認定講師・片岡さんからは、そもそも「世界遺産」ってナニ?? 誰がどうやって決めるの?? どんな条件を満たせば「世界遺産」になれるもの??——そんな、はじめの一歩から講座はスタート!!数々の世界遺産探訪をこの旅の目的に挙げる方も多いもの。それだけに、大注目の講座に。普段、何気なく見聞きしている「世界遺産」にこめられた思いや、以外なトリビアに、随所で「へぇ〜」の声があがります。今日の講座で「世界遺産」の基礎知識はバッチリ。続く講座で語られる、この旅で楽しめる世界遺産にも注目です。
2015年4月15日 戦争のない社会は作れるか
環境やエネルギー問題が専門の環境活動家の水先案内人、田中優さんは、「環境やエネルギーの問題と戦争は密接に関わるもの」そして「戦争は最大の環境破壊」だと指摘。講座では、昨今の様々な戦争や紛争——米国によるイラクやアフガニスタンとの戦争や、「ISIL」やボコ・ハラムといった組織による「テロ」、イスラエル/パレスチナ問題など——その背景には、必ずと言っていいほど石油や天然ガス、パイプライン利権といった、環境・エネルギー問題が潜んでいると言います。多くのデータを積み重ねた深い考察にを示され、その明快な語りから、あっと言う間の90分。続く講座にも注目が集まります。
2015年4月12日 第87回ピースボート「地球一周の船旅」出航!
いよいよ、第87回ピースボート「地球一周の船旅」出航の日。出航の時を間近に、あっと言う間に、岸壁にもたくさんの人、ヒト、ひと…。そして船のデッキにも、まもなく旅立つ参加者の皆さんがぎっしり。船が動き出しました!ゆっくり、ゆっくり、岸壁と船の間が開いていきます。「いってきまーす!」「いってらっしゃーい!」大きな声で呼びかければ、まだまだ十分届く距離。でも、ゆっくり、少しずつ、その距離は広がっていきます。船はみるみる遠ざかっていきます。船の先に見えるのは、地球一周の「スタートライン」ベイブリッジ。105日間の地球をめぐる大冒険が始まります!!