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今後出航するクルーズクルーズ一覧

第91回地球一周の船旅(『赤毛のアン』の舞台をゆく、24寄港地・北欧航路)

クルーズレポート

2016年7月13日 ホノルル(ハワイイ)寄港

オーシャンドリーム号は、今クルーズ最後の寄港地、ホノルル(ハワイイ)に入港しました。ホノルルに来てハズせない、ダイヤモンドヘッドへ!!山頂へ続くのはデコボコ道。足元をしっかり見て歩かないと。もうすぐ頂上。ここが最後の試練です。急な長い階段を登れば…あとちょっとです!!頂上に到着。「End Of Trail!」の文字が嬉しい!標高232m。頂上からはワイキキが一望できます。これぞハワイイ! といった、素晴らしい景色が広がります。ワイキキの反対側も海。そして、素晴らしい色彩です。やっぱり、ハワイイっていいですね。世界中から観光客が集まるのも頷けます。

2016年7月10日 Hawaiian Live

今クルーズ最後の寄港地・ホノルル(ハワイイ)寄港まであと3日。一足先にハワイイ気分を楽しむイベント「Hawaiian Live」です!! オープニングアクトは、タヒチアンダンス講師・山縣美保さんによるダンスショーに続き、ミヤーモさんのギターに合わせ洋上語学プログラムGETのクリスが歌い、フラダンサーズを従え「ちのさん」も歌います。曲はフラの名曲『アロハオエ』。船内のフラダンス教室にご参加の皆さんが約2ヶ月にわたり取り組んだダンスを披露。向こうに広がるのは大海原とまっすぐに延びる航跡——こんな素晴らしいロケーションが楽しめるのは船旅だけのもの。

2016年7月7日 七夕

7月7日は七夕! お祭り好きの船内では、洋上七夕祭りが開催中。フリースペースでは、ピースボートの沢木美和子が、七夕の物語や由来、夜空に輝く織り姫と彦星について語ります。天井にはカラフルな星々。七夕気分を盛り上げます。「五色の短冊」も、もちろんあります!! 願い事を書いたら、笹に——いえ、笹を描いた模造紙に貼り付けます。ベネズエラ青少年オーケストラの皆さんも短冊に願い事を記します。ディナーももちろん七夕メニュー。こちらは「七夕ちらし」です。星や月がちりばめられていて、とってもオシャレでカワイイ!! 洋上で迎える特別な七夕、大満喫の1日となりました。

2016年7月6日 いのちの商品化-TPPがつくる世界を想像する

洋上講座に登壇いただいたのは、農業ジャーナリスト・大野和興さん。今日は、大きな注目を集める「TPP」をテーマに農業についてはもちろん、様々な視点から解説いただきました。日本の報道では「食」や「農」への影響が指摘されることの多いトピックですが、「食の安全だけでなく、経済や社会の仕組み全体に影響する。国全体、国民ひとりひとりに影響を及ぼすもの」だと指摘します。そして、TPPの矛盾した側面や、不確かな要素、重要項目が議論されないまま進められていることに警鐘を鳴らします。秋の臨時国会で審議が予定されるTPP。私たちひとりひとりが「参加」しなければなりません。

2016年7月6日 グローバル化で私たちの食はどうなる?

先日の講座で「私たちが日頃食べているものがどうやって出来て、どうやって私たちの元に届くのでしょう?」と問いかけたハワイ食品安全研究センター[CFS]所長、アシュリー・ルーキンスさん。今日はより具体的な事例を元に語っていただきました。単一農法の合理性とリスク、大規模にグローバル化した農業の増加とかつての「農家」の現象、加工品市場の拡大、「産地」の不明確化、貧困と健康に見るフードシステムの問題点。「スーパーで買い物をする時、ほんのひとときでいい、今カゴに入れようとしているモノについて考えてみて。それだけでも変化はあります」アシュリーさんはこう呼びかけます。

2016年7月1日 プエルトケツァル(グアテマラ)寄港

地球一周の船旅は、グアテマラ、プエルトケツァルに入港しました! 港から車で1時間半ほど、世界遺産・アンティグアへ。青空に映えるサン・フランシスコ教会が何とも美しい!!アンティグアを一望できる絶景スポット「十字架の丘」にやってきました。かつてはグアテマラの首都だった街。美しい街並みが広がります。トウモロコシをすり潰した生地を焼いたパンケーキのようなものに、チキンのバジル焼を挟み、パクチーたっぷりの甘辛ソースをつけて食べる地元料理やグアテマラコーヒーが飲めるお店もあり、壮麗なアンティグアの街並みと、美味しいグアテマラグルメ大満喫の一日となりました。

2016年6月30日 平和構築ワークショップ 

地域コミュニティの活性化や地域開発といった分野に30年以上にわたって取り組む、水先案内人ダニエル・ヤロヴィッツさんによる、平和構築ワークショップが開講。「平和構築を体験する」——そんなワクワクの体験にたくさんの参加者が集まりました。 「平和をつくるためには、気遣い、管理、関係、権利と責任の共有、協調、協働、共同体の7つが大事。今日のワークショップでは、皆さんと関係を作ること、気遣いや協働も必要でしたよね? こうしてたどり着くのが『共同体』です」——シンプルなゲームから得られる体験に、目から鱗の思い!! 素晴らしいワークショップとなりました。

2016年6月28日 パナマ運河通航

オーシャンドリーム号は、地球一周のハイライトのひとつ、パナマ運河へ! この日を楽しみにしていたという方も多いのではないでしょうか。全長80km。26mもの高低差を越えるために「階段式」というユニークな方式で知られています。通り抜けるまでには実に9時間を要するそう。時に「人類史上最大の建造物」と称されるのも頷けます。皆さん、写真を撮り、映像を撮り、記念撮影をして、と大忙し。9時間もかかるんだから…とのんびりムードで構えていましたが、実際にはそれどころじゃないですね。どのシーンも素晴らしくダイナミックで面白くて…まさに一生に一度の体験です!

2016年6月27日 クリストバル(パナマ)寄港

船はクリストバル(パナマ)に寄港しました。今日は、水先案内人ミリッツァ・フラコさんが暮らすエンベラ族コミュニティへ訪問。村へは、小舟で向かいます。私たちにとってはちょっとした「ジャングルクルーズ」気分ですが、ミリッツァさんらにとってはごく日常の「足」。村には、14家族・58名が暮らしています。ミリッツァさんがご家族を紹介してくれました。皆さんほんとうにオシャレ。お宅訪問のお礼にピースボートから和太鼓を披露。村のお土産屋さんには、カラフルな民芸品がずらり。どれも村の人たちの手作り!パナマの豊かな自然と温かな人々に出会う、忘れられない1日となりました。

2016年6月26日 ハンドベルオーケストラ

ベネズエラの音楽教育システム「エル・システマ」に学ぶ、ハンドベル・オーケストラチームによるコンサートが開催!! 今回乗船いただいた13名は、普段、ベネズエラ・バルガス州を拠点に各地で演奏会を行っているユースメンバーの皆さんです。今回は、アルミニウム製の筒状のハンドベルで、美しく響かせるためには、正しい角度でベルを振り、また微妙なベルの動きで響きをコントロールしなければなりません。初めて振ると、ほとんど響かせられないこともあるとか。今日演奏いただいたのはベネズエラの伝統音楽など10曲ほど。柔らかく繊細な美しい音色に酔いしれる、贅沢な一夜となりました。

2016年6月25日 パナマ先住民の世界-エンベラ族の文化-

洋上講座に登壇したのは、次港パナマの先住民族エンベラ族の伝統舞踊グループのリーダーとして活躍するミリッツァ・フラコさんです。エンベラ族は、パナマとコロンビアの国境近く、ダリエン地方に暮らしています。人口約1万人の少数民族ですが、伝統の保護や文化継承に力を入れ、現在も古くからの暮らしや価値観を守り続けていると言います。「パナマでも先住民族については深く知られているわけではありません。対して、遠く日本の人たちがこんな風に興味を抱いてくれる。さらに私たちの村へ来てくれる——こんな嬉しいことはありません!!」ミリッツァさん言葉にこちらまで嬉しくなります。

2016年6月24日 ウィレムスタッド(キュラソー)寄港

中米キュラソー、ウィレムスタッドに寄港。私たちを迎えてくれたのはイグアナ!! 港のすぐソバに普通に佇んでいて…ビックリ。少し行くと、カラフルで可愛らしい街並みが見えてきました。街の方へ続く橋、実は動くんです。ここを船が通る際に、橋ごと動いて船を通してくれるんです。橋そのものが大きな「浮島」みたいな感じなんですね。面白い!広場では、ベネズエラからピースボートでやってきたベネズエラ青少年オーケストラの皆さんがコンサート中。ここでも演奏が聞けるなんて、ホント、今回の旅は贅沢です。たくさんの思い出を乗せて、船は次の港、クリストバル(パナマ)をめざします。

2016年6月22日 ベネズエラ・フェスティバル2016

地球一周の船旅は南米、ベネズエラに停泊中。ベネズエラの夜と言えば、ピースボートではすっかり恒例となりつつある、盛大なフェスティバルの開催です!! 文化交流ブースでは、浴衣の着付け体験が大人気。記念撮影にも皆さん笑顔。お馴染みの折り紙教室ももちろん登場。楽しんでもらえて嬉しいです。ステージが始まりました。こちらは、ベネズエラが国をあげて取り組んでいる無償の音楽教育プログラム「エル・システマ」に学ぶ皆さんによるハンドベルの演奏です。最後は、ベネズエラ青少年オーケストラの皆さん。素晴らしいステージとたくさんの笑顔が嬉しい、素晴らしい一夜となりました。

2016年6月22日 ラグアイラ(ベネズエラ)寄港

船は南米ベネズエラに寄港。ピースボートがベネズエラに寄港するのは今回が15回目、11年に渡ります。こうした積み重ねもあり、充実した交流プログラムを行なっています。訪れたのはプラヤエスコンディダ地区。ベネズエラでは、スラムなど貧困地域に暮らしていた人や、災害によって家を失った人へ向け「ビビエンダ」と呼ばれる住宅政策があります。このコミュニティもそのひとつ。ここでは、植樹を通じて、コミュニティの自給自足や、環境整備を促しているそう。日本で募集したバスケットボールやサッカーボールなど、スポーツ用品を手渡します。笑顔いっぱいの、楽しい1日となりました。

2016年6月21日 沖縄Day

6月23日「沖縄慰霊の日」を目前に、洋上では「沖縄Day」と題し、船内各所で関連企画が続きます。まずはフリースペース入り口に「守礼門」が登場。一風変わった企画、沖縄ならではの名字の紹介コーナーです。なかなか難易度高いです。芸能人の顔を思い出し「あの人って、沖縄出身なんだ〜」なんて声もあがります。参加者・牛島さんによる辺野古の基地建設問題の企画では、米軍基地とは、日本政府の対応は、沖縄から見た本土の世論からと様々な視点から基地問題を考えます。「沖縄の基地問題は、沖縄だけの問題ではありません」。そんな言葉を胸に刻む、大切な企画となりました。

2016年6月16日 ラテンアメリカとベネズエラの今

日本におけるラテンアメリカ取材の第一人者でジャーナリストの水先案内人・伊高浩昭さんが洋上講座に登場!! 今クルーズ初となる講座テーマは、これから訪れるベネズエラ。豊富な石油資源が多くの利益を生み、かつてはそれらをごく一部の富裕層が支配する、世界最大とも言える格差の国でした。1999年に大統領に就任したウゴ・チャベスは、石油による利益を国民への再分配政策にあて、医療や教育の無償化、社会保障の拡充、農地改革などを大胆に行い、社会システムを大きく転換しますが、2013年に生涯を閉じます。いままさに激動の最中にあるベネズエラの近現代史をお話しいただきました。

2016年6月15日 シャーロットタウン(プリンス・エドワード島)寄港

地球一周の船旅はいよいよ、あの小説『赤毛のアン』の舞台、プリンス・エドワード島に寄港しました!! ピースボート初寄港。また、NHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』の人気もあって、大注目だった土地。訪れたのは、『赤毛のアン』が生まれた場所、グリーン・ゲイブルズ!!納屋の前で待つのは、アン! かわい〜!!!! もちろんツーショット撮影もOK。グリーン・ゲイブルズを後にし、港のあるシャーロットタウンへ戻り地元特産ロブスターを使ったロブスター・サンドウィッチをオーダー。すごいボリューム。そして、美味しいっ!『赤毛のアン』大満喫の素晴らしい1日となりました。

2016年6月10日 北極圏突入!

「世界最北の首都」レイキャビク(アイスランド)を出港した後、本船はさらに北上。本日午前10時、いよいよ北緯66度33分を越え、北極圏へと進みました。北極圏突入のとき、オーシャンドリーム号から力強い汽笛の音が響きます。そして、しばらく進むと突如として現れたのがこの景色!! 氷!! 氷のカタマリがどんどん流れてきます!! 間近に見る流氷。こんなに美しいものだと初めて知りました。氷の奥まで光が入り込み、えも言われぬ色彩を作り出しています。どれだけ見ていても飽きない——いえ、一瞬たりとも目が離せません。心震える、忘れられない体験となりました。

2016年6月10日 「赤毛のアン」が開いた道-アン・シャーリーを演じるまで-

『赤毛のアン』の舞台、プリンス・エドワード島へ向かうピースボート。洋上講座には、テレビアニメ世界名作劇場『赤毛のアン』で主役アン・シャーリーを演じた、声優・山田栄子さんが登場!オーディションによってアニメ『赤毛のアン』の主役の座を射止め山田さんは、アンを演じたことで声優人生を歩み始めます。世界名作劇場の金字塔とも言われる『小公女セーラ』のラビニア役や 忍者ハットリくん』の影千代役、そして、世界中のアニメファンが熱狂した『キャプテン翼』で、岬くんを演じます。講座の最後では、山田さんによる朗読劇ワークショップ開催のお知らせも!! これは目が離せません!!

2016年6月9日 レイキャビク(アイスランド)寄港

今クルーズの北欧諸国最後の寄港地、レイキャビク(アイスランド)に寄港。訪れたのは、アイスランド観光と言えばぜったいにハズせないゴールデンサークル。まずは「地球の割れ目」と呼ばれる、「ギャオ」へ。ただの岩の隙間のように見えますが、これがプレートの裂け目。次は「ゲイシール(間欠泉)」へ。火山国とあって、アイスランドにはこうした間欠泉は多くあり、ここは今、特に活発な「ストロックル」と呼ばれるもの。ボコボコと音をたて、水面が盛り上がり、爆発するように大きな水しぶきが…!「グトルフォスの滝」もとにかく大きい。「地球」の息吹を体感する、壮大な1日となりました。

2016年6月6日 ソグネフィヨルド遊覧

今クルーズのハイライトの一つ、ソグネフィヨルドへ!! 深い山々から流れ落ちる氷河が長い長い時間をかけ土地を削り、生まれた渓谷が「フィヨルド」。地球が育んだ壮大な景色が広がります。この地域は雨や霧が多く、美しく晴れる日は1年のうちでも数えるほどとか。それにしても可愛らしい景色。まるで絵本の世界のようです。しかし、この10年ほどの間に、氷河の氷が著しい後退を見せるなど、この環境にもかつてないほどの急激な変化が現れていると言います。この景観を次の世代へ継ぐために何ができるのか—。地球の歴史といまを体感し、未来を考える、忘れられないフィヨルド遊覧となりました。

2016年6月6日 レッツまぜこぜ!Get in touch-ドイツ国際平和村より-

女優として、また一般社団法人「Get in touch!」理事長として活躍する東ちづるさんが洋上講座に登場!! 会場は超満員。今日は、東さんが取り組む「ドイツ国際平和村」について、ご自身の経験を交えてお話しいただきました。「ドイツ国際平和村」は、世界各地の戦争や紛争地から戦火に傷ついた子どもたちを呼び寄せ、無償で医療支援を行う施設。平和村は、元々はベトナム戦争の際の難民受け入れ施設だったそう。「戦争が終わればなくなるはずだった。でも世界から戦争はなくならない。そのため、今でも平和村があります」東さんの言葉が胸に響く、多くを学び考える講座となりました。

2016年6月5日 ベルゲン(ノルウェー)寄港

船はノルウェーはベルゲン港に寄港しました。ノルウェー第2の都市で、ソグネフィヨルドの入り口にあたる街。山肌に沿ってカラフルな家並みが続く、可愛らしい街並みが迎えてくれました。素晴らしい景色が車窓からのぞめる鉄道でフロムの街をめざします。ケーブルカーで、標高320mのフロイエン山頂上へ。ここからはベルゲンの街と港が一望できます。ハイキングコースで下山し、ハンザ同盟時代の街並みが残る、世界遺産・ブリッゲン地区。当時の姿を伝える、可愛らしい木像建築が並びます。雑貨屋さんにレストラン。今も普通に使われているんだから、スゴイですよね。明日はいよいよフィヨルド遊覧!

2016年6月3日 コペンハーゲン(デンマーク)寄港

地球一周の船旅はコペンハーゲン(デンマーク)に寄港しました。コペンハーゲンの名所、ニューハウン地区は、パステルカラーの建物が並び、たいへんな賑わいです。カフェにレストラン、バー…運河の風景を楽しみながらビールを堪能、なんて楽しみ方もオススメ!!またここは童話作家アンデルセンの生まれた街。アンデルセンを記念して作られたのが、人魚姫像です。出港の時、空には燃えるような夕日に浮かび上がる世界遺産「クロンボー城」。シェイクスピアによる『ハムレット』の舞台になったと言われるお城です。その美しいクロンボー城に見送られ、ノルウェー、ベルゲン港へ舵をとります。

2016年6月1日 ヘルシンキ(フィンランド)寄港

オーシャンドリーム号はフィンランド、ヘルシンキに寄港しました。ここでは、中世の街並みが残るポルヴォーへ。港からバスで1時間ほどの対岸には可愛らしい木造家屋の街並みが続きます。今日の目的地は、チョコレート工場!! たくさんの試食の中には、日本には無い味もあり、話のタネに、と買われた方も多かったよう。フィンランドと言えば、ムーミン!! 本場にしか無い商品もたくさんあり、何より、フィンランドで出会うムーミンの魅力的なこと!! 可愛らしい街並みにに、美味しいチョコレート、聖歌隊の歌声、ムーミンに北欧雑貨……ポルヴォー大満喫の1日となりました!

2016年5月31日 サンクトペテルブルグ寄港-マトリョーシカ作り-

地球一周の船旅は、ロシア西部の港町サンクトペテルブルグに寄港しました。ロシアと言えばマトリョーシカ!! そのマトリョーシカ作りに挑戦できるツアーに参加しました。訪れたのは緑いっぱいで、のどかな雰囲気の「ロシア村」。伝統衣装で迎えてくれたスタッフからロシア伝統の文化や暮らしについて紹介を受けたあとは、お待ちかねのオリジナル・マトリョーシカ作り!参考作品を見ながら自分だけのマトリョーシカ作りにみなさん真剣。お昼ご飯は、ロシア・ポテトサラダ、ボルシチ、ビーフストロガノフをいただき大満足!マトリョーシカの可愛さいっぱいの、楽しい1日になりました!

2016年5月30日 おしえてレーナさん!-スウェーデン入門-

スウェーデン寄港でのカウンターパートナーであり、環境活動家レーナ・リンダルさんが洋上講座に登場です! 今日はレーナさんの、そしてスウェーデンという寄港地の「ハジメマシテ」をこめて、スウェーデン入門講座。注目を集めたのは、「女性の社会進出と教育」。スウェーデンは「本当の意味での男女平等」を掲げ様々な政策に取り組み、現在では内閣も議員数も、男女はほぼ半々、特に若い議員が活躍しているとか。またユニークな教育面では、学校内の選挙が国政選挙と同じ方式を採ったり、課外授業やディベートの実践的な授業が多かったり。学ぶポイントをたくさん見つけられた企画となりました。

2016年5月28日 ヨーテボリ(スウェーデン)寄港

地球一周の船旅はいよいよ北欧諸国へ。ヨーテボリに寄港しました。ここはスウェーデン第2の都市、自動車メーカー「ボルボ」の本社があるのもこの街です!バスとトラムを乗り継いで町の中心部へ。運河の走る美しい街です。ヨーテボリの街が開かれた17世紀頃の趣を残すハーガ地区。観光に、お買い物に、楽しいエリアです。オシャレなカフェにレストラン、魚市場でランチをするのも楽しそう。ハーガ教会は、独特の色遣いと装飾がひときわ目を惹き、ファンタジー映画に登場しそうなデザイン。ステンドグラスも、言葉を失う美しさです。船は次港、サンクトペテルブルクをめざします。

2016年5月27日 国民学校2年生の被爆体験

広島・長崎への原子爆弾の投下から今年で71年。「あの日」を体験した人が少なくなっていく中、ピースボートでは、広島・長崎の「被爆者」を地球一周にお招きし、生の証言を聞ける貴重な機会を世界へと広める「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」(通称:おりづるプロジェクト)を展開しています。今クルーズに参加されている、長崎原爆の体験者・計屋道夫さんからお話を伺いました。聞き手をつとめるのはピースボートスタッフの吉原怜佳。長崎出身の吉原、自身も被爆3世にあたります。「あの出来事を、二度と繰り返してはいけない」——ふたりの強い思いが込められた企画となりました。

2016年5月26日 ハンブルク(ドイツ)寄港

オーシャンドリーム号は初寄港地ドイツ、ハンブルクに入港。さっそく街へ繰り出します。港を出れば街の中心部はすぐそこ。この街、まさにドイツの「海の玄関口」なんですね。運河に沿って倉庫街が続きます。ハンブルク港は、エルベ川を100kmほど登ったところにある川港。街中にも運河が張り巡らされています。ドイツと言えばやっぱり欠かせないのが、ジャガイモ料理です。一口に「ジャガイモ」と言っても、蒸したり、炒めたり…いろんなお料理があるもの。肉や魚のメインに合わせ、味付けも様々で、食べ比べも楽しい。美しい街並みに、美味しいご飯とハンブルク大満喫の1日となりました。

2016年5月24日 ドーバー(英国)寄港

昨日のル・アーブル(フランス)に続いて、本船は英国・ドーバーに寄港しました。迎えてくれたのは、朝日に輝く石灰岩の断崖・ホワイトクリフ!! 断崖の上には街や港を見守るかのように佇むドーバー城が見えます。ここからバスで移動し、カンタベリーを目指します。カンタベリーの街は、たくさんの人で賑わっています。ショッピングや街歩きも楽しそう!街の中心にあるのが、ユネスコ世界遺産にも登録される歴史ある英国国教会の総本山カンタベリー大聖堂。これがほんとうに大きい!! 天井や柱の美しい装飾、ステンドグラス!! 何もかもが豪華で、壮麗で、美しくて……言葉になりません。

2016年5月23日 ル・アーブル(フランス)寄港

地球一周の船旅は、フランス、セーヌ川河口に位置する港町、ル・アーブルに寄港しました。古くからフランスの「海の玄関口」の1つとして栄え、2005年には優れた都市計画からユネスコ世界遺産にも登録された美しい街。ノートルダム大聖堂の中は、美しい列柱、繊細な装飾、そして柔らかな窓明かり。荘厳な空気が広がります。ガラス張りのオシャレな外観 、アンドレ・マルロー近代美術館はもちろん、街並みの美しさ、オシャレさも見逃せません。初夏のル・アーブル、街中は花であふれています。窓辺に飾られた鉢植え、沿道の植え込み、そして公園。どこも花でいっぱいです。いい街だなぁ…。

2016年5月22日 教えて枝元さん! ほんとうの「ごちそう」って?

「今日は可愛いスカートを履いてきたので立ったままお話ししますね!」そんな、チャーミングな言葉から始まったのは、水先案内人・枝元なほみさん(料理研究家)の講座。多分野で活躍されている枝元さんは、かつて所属していた小さな劇団で、様々な土地を訪れるうちに、各地の「食」に興味を抱くようになります。食のトレンドが語られる一方、食べられずに死んでしまう日常がある。同じ『食の世界』の差に愕然とし、食材や食べ物について問い直すきっかけになったそう。「一杯の水さえも美味しいと思える時、それこそが本当に美味しい料理」と話す枝元さん。今後の講座も注目です。

2016年5月20日 リスボン(ポルトガル)寄港

地球一周の船旅は地中海を抜け、テージョ川河口の港、ポルトガル・リスボンに着岸しました。訪れたのは世界遺産の街シントラ。ムーアの城跡の頂上からは、シントラの街、そして城壁が一望できます。素晴らしい景色。城跡のほど近く、ペーナ宮殿の特徴は何と言っても素晴らしい色遣い! カラフルでカワイイんでしょう!! 聞けば、ドイツから建築家を呼び寄せて築かれたもので、イスラム、ゴシック、ルネサンス、マヌエル…と様々な建築様式が取り入れられているとか。「今度リスボンに来たら、あのお店に行こう。あっちのレストランで食べよう」そんな楽しみがたくさん出来たのも嬉しいもの。

2016年5月18日 モトリル(スペイン)寄港

地球一周の船旅は、スペイン・モトリル港に着岸しました。ここでは、時に「スペインで一番美しい村」とも称される「フリヒリアナ」を訪れました。港から1時間ほど。白壁の輝く美しい家並みが見えてきました。壁際に並ぶ植木鉢もステキ。街を一望できるスポットへ。ここからは地中海までのぞめます。絵はがきのような風景に、夢中でシャッターを切ります。何でもない三叉路が、何とも絵になります。途中立ち寄ったレストランでいただいたタパス。1杯2ユーロのワインに1皿付いてくるんですから、おトクです。地中海の陽光に輝く美しい街並みを堪能する、とっておきの1日となりました。

2016年5月17日 ドイツに住んでわかったこと

20年に渡りドイツに暮らすジャーナリスト・田口理穂さん(裁判所公認通訳・翻訳士)から、ドイツの歴史から現在の社会のあり方まで、日本との比較を交えながらお話しいただきます。現在のドイツにおいて、大きなトピックとなっているのが「難民問題」。EU諸国の中でも、ドイツは積極的に難民受け入れに取り組んでいることで知られています。関心が強かったのは、労働環境について。ドイツでは、労働者の権利を守るために、企業には厳しいルールが設けられていることが示されます。ドイツ社会を知り、日本を省みる、そんな時間になったという方も多かったよう。続く田口さんの講座にも注目です。

2016年5月16日 ヨーロッパ難民危機の今-最前線からの報告

ピレウスからこの合流した、水先案内人アントニス・ソンポスさん(国際NGO「世界の医療団」ギリシャ代表)に報道でも大きく伝えられている地中海沿岸における「難民問題」をテーマに写真を交えてお話しいただきます。特に、ギリシャには多くの難民が押し寄せ、様々な支援・対応にあたっていると言います。EU諸国が協力し、難民の受け入れ・支援を行っていくことが決議されているものの、難民の数があまりに多いこと、また各国の経済・国内事情などから受け入れが進まない国も少なくありません。改めて日本の取り組みを考えた方も多かったよう。多くを考え、自らに問う、大切な講座となりました。

2016年5月16日 女性の品格-表現としての装い、言葉、立ち居振る舞い-

ピレウスから合流した、ベストセラー『女性の品格』(PHP新書)著者でもある、水先案内人・坂東眞理子さん(昭和女子大学学長)が洋上講座に登場です!! かつて「女性らしさ」に求められていたのは、出過ぎない、謙虚、しとやか、自己主張はしない…などなど。また「男性らしさ」には、強い、堂々とした態度、決断力、弱音はNG…と挙げられます。これに対し坂東さんは「現代では女性も男性も、個人として同じ責任をもち行動、向上していくべき。今、新しい『女性らしさ・男性らしさ』が求められている」と指摘します。明日以降も続く坂東さんの講座、ますますの注目となりそうです。

2016年5月15日 カタニア(イタリア)寄港

オーシャンドリーム号はイタリア、シチリア島の港町カタニアに入港しました。港から歩いて5分ほど。ドゥオーモ広場にやってきました。中央には街のシンボル、象の噴水。象の像はエトナ火山の溶岩製、オリベスクはエジプトから運ばれてきたものだとか。広場に響くマーチングの音色。近衛兵の交替の儀式のようなものが始まりました。一糸乱れぬ行進と力強いマーチングブラス、カッコイイ!!お楽しみのランチはシーフードのパスタとシチリア産のワインと一緒にいただきます!写真、いいですか? と尋ねてみると「もちろん!」と穏やかな笑顔。カタニアの休日大満喫の、温かな1日となりました。

2016年5月14日 海を旅する歌-松田美緒・山口亮志FIRST LIVE-

歌手・松田美緒さんと、ギタリスト山口亮志さんによるファーストライブの開催です。「今日は、地中海にピッタリの曲を用意してきました」そんな言葉に期待が高まります。松田さんが最初の曲に選んだのは、サントリーニ島をテーマにした曲。「海には出会いも別れもある。ときには愛する人に会いに行くための『道』となり、ときには『扉』となってその道を閉ざしてしまう。美しさ、荒々しさ、喜びや悲しみ…様々なドラマと感情がある。その海を、私たちは旅しています」松田さんの言葉と、素晴らしい歌声が胸に響きます。おふたりの音楽を体感する、忘れられない一夜となりました。

2016年5月13日 ピレウス(ギリシャ)寄港

地球一周の船旅は、ギリシャ・ピレウス港に寄港しました。ピレウスは、首都アテネの”外港”にあたる土地。アテネへは好アクセスです。まずはパルテノン神殿へ。15年の歳月をかけ、完成したのは紀元前432年。近年、大規模な修復作業が始まり、今もその途上にあります。ここでコーヒーブレイク。「グリークコーヒー」です。フィルターを使わずに入れるコーヒー、と言えばいいでしょうか。続いて、第1回近代オリンピック会場となったパナシナイコ・スタジアムへ。ちなみにここ、入場料5ユーロを払えばスタジアム内に入れます。トラックや競技場を走り回れます。ここは、ぜひ走っておかないと!

2016年5月11日 サントリーニ島(ギリシャ)寄港

地球一周の船旅は、エーゲ海・サントリーニ島へ。ここは大型客船が停泊する港湾施設を持たないため、本船は沖合に停泊。「テンダーボート」と呼ばれる小船に乗り換えて上陸します。どこを切り取っても、絵本の1ページのような可愛らしい街並みが広がります。ランチにはトマトとチーズのサラダをオーダーしてみました。地中海の太陽をたっぷり浴びた真っ赤なトマトと、名産のフェタチーズ。エーゲ海の風を感じながらいただく色鮮やかなサラダは絶品!!フィラの街ハマるで迷路のような小道に、たくさんのお店が並びます。「ここに住みたいな」なんて声もあちこちから聞こえてきます。

2016年5月9日 リマソール(キプロス)寄港

地球一周の船旅は、地中海の島国キプロス、リマソール港に寄港しました。「ヴィーナス誕生の地」を擁するなど、小さな島国ながらたいへん見どころの多い国。港からバスで1時間半ほど、世界遺産の街・パフォスへ。パフォス城は、起源は13世紀に作られた岩砦ですが、15世紀の大地震、16世紀のヴェネツィア人による攻撃によって大破し、これは3代目。カトパフォスの遺跡群には、ヘレニズム期からビザンティン期にかけてのモザイク画があり、動物たちや、美しい幾何学模様、ギリシア神話の一幕などが描かれ、すごくオモシロイ!! その美しさも必見。時が経つのも忘れて見入ってしまいます。

2016年5月8日 スエズ運河通航

出航から1ヶ月ほど。旅のハイライトのひとつ、スエズ運河通航の日を迎えました。明け方、本船はスエズ運河の入り口へ。右手にシナイ半島、左手にアフリカ大陸をのぞみながら、船はゆっくりと進みます。右手、シナイ半島側から朝日が昇ってきました。今日の朝日が特段美しく感じられるのは「スエズ運河マジック」でしょうか。この景色、忘れられないものとなるでしょう。スエズ運河に架かる唯一の橋「 平和大橋 」をくぐります。日本のODAで建設されたので、親近感を感じる方も多いのかも知れません。皆さん、ここぞとばかりにカメラを構えて……いい写真が撮れたでしょうか??

2016年5月7日 夏祭り-地キュウイチ(91)熱い夏祭り-

地球一周の船旅の一大イベント「夏祭り」がいよいよ開催!! その名も「地キュウイチ(91)熱い夏祭り」。海の上で夏祭りなんて、楽しくないワケがない!!オープニング・アクトは和太鼓!力強い音色が、海へ、空へ、私たちのココロへ、強く響きます。御神輿が登場! もちろん、この日のために作った手作り御神輿です。待ってました! の盆踊りが始まりました。プールを囲んでみんなでぐるぐる。見よう見まねだっていいんです。楽しいんですから!ラストを飾るのは大輪の花火。大スクリーン&大音響に歓声があがります。こういう「花火」もいいですね。終始、大盛り上がりの洋上夏祭り。

2016年5月5日 ナプキンアート教室

本船のメインダイニング、リージェンシーレストランの日々のテーブルを彩るナプキンアート。ちょっとしたコトだけど、オシャレでいいなと思っていた方、多いはず。レストランで行われたナプキンアート教室にはたくさんの参加者が集まりました。「講師」をつとめる本船のレストラン担当クルーの皆さんの迷いのない鮮やかな手さばきで、するするとナプキンを折りあげていきます。今日トライしたのは「ロウソク」。折り紙みたいな感じかなと思いきや、やってみると意外と奥深い。旅のちょっとした“お土産”にナプキンアートを披露、なんてステキですよね! 船旅ならではの、楽しい企画となりました。

2016年5月3日 ソーシャル・メディアの落とし穴

facebookやtwitter…ソーシャル・メディア(SNS)をよく利用している方も多いのでは?? でも、そこには「落とし穴」があるかも知れません。ジャーナリストのヤスナ・バスティッチさんによる、こんな呼びかけから始まった講座。「twitterに何気なく書き込んだ一言が、ナゼかもの凄い勢いで拡散され、それまで、twitterで不特定多数の人と繋がるイメージが無く、急に怖くなり、発言には気を付けようと思った」と参加者のひとりが発言。便利だけど不安もある。私たちはSNSとどう付き合っていけば良いのか。SNSとの距離を改めて考える、大切な時間となりました。

2016年5月2日 洋上卓球大会

誰もがカンタンに楽しめる、と洋上で大人気の卓球。その人気に応え、本クルーズ第1回目となる洋上卓球大会の開催です!! まずは選手宣誓。準備体操も忘れずに。急に本気出したらスジ違えちゃった…なんてコトになったら残念ですものね。今回はダブルスで対戦。組み合わせはランダムに決められ「ハジメマシテ」の方とペアになることも。年齢も性別も卓球経験もバラバラなペアでの対戦となりますが、これがなかなか面白いんです。前半戦終了。本船クルー(乗組員)によるスペシャルチームとのエキシビジョンマッチも行われました。熱戦続きでおもしろかったー!! また、やりましょう!!

2016年5月1日 差別がもたらす冤罪-狭山事件-

河内千鶴はピースボートスタッフとして活動する傍ら、ライフワークとして死刑制度をはじめ、日本の刑罰や裁判のあり方を考え、「死刑囚」との文通などにも取り組んでいます。こうした取り組みから生まれた洋上シリーズ企画、第1回目となる今回は「狭山事件」がテーマ。1963年5月に埼玉県狭山市で発生した女子高生殺害事件。容疑者として石川一雄さんが挙がり、無期懲役となります。しかし、次々と”有罪”が疑われる事柄が浮かび上がります。「証拠の全面開示、取り調べの可視化を原則とする国が多い中、日本は遅れを取っている」と言います。日本の司法を考える連続企画、今後も注目です。

2016年4月29日 パレスチナから始まった中東と私

イラクで、子どもたちへの医療支援を行うNGO「JIM-NET(日本イラク医療支援ネットワーク)」事務局長をつとめる水先案内人・佐藤真紀さんによる今クルーズ第1回目となる講座。「機会を得てパレスチナで働けることになりました。友人もたくさん出来たのですが、ある日突然、イスラエルから入国拒否の判断を受け、強制送還を命じられたんです。私自身が『難民』となり、難民の気持ちが少し理解できました」こうした体験が、現在の活動に繋がっていると言います。佐藤さん自らの体験による強い信念と行動力に共感したという方も多かったよう。今後も続く講座、ますます注目となりそうです。

2016年4月27日 コロンボ(スリランカ)寄港

「光り輝く島」の意味をもつスリランカ。今日は内戦や、自然災害の被害で家族を失った子どもたちが暮らす施設「シュリ・ヤソダラ・ガールズ・ホーム」を訪問。ピースボートとは12年間交流を続けています。素晴らしい伝統の踊りを披露してもらい、こちらからは 『大きな栗の木の下で』で一緒に交流。振りを真似てくれる子どもたちの笑顔に、こちらも笑顔になります。ランチは、ロクマニヨさんらの手作り料理!スリランカのカレーは、とっても辛いことで知られていますが今日は私たちのために「辛さ4分の1にしました」とアリガタイご配慮も。素晴らしく忘れられない時間になりました。

2016年4月26日 サリーの着付け教室

スリランカ寄港を明日に控え、ラウンジで開かれたのは、インドやスリランカ一帯でよく着られている民族衣装「サリー」の着付け教室! 講師役をつとめるのは、ピースボートの小泉紀子。日本でもお馴染みのサリー。ワンピースのようにも見えますが、元は5〜6mの1枚布です。着付けの際に特別な道具は使いません。紐もピンも使わずに着付けているんです。「ここを押さえて、ぐるぐるっと巻きます。ここでプリーツを作って、こう回して……完成!!」 おぉぉ〜!デモンストレーションに、感嘆の声があがります。慣れればカンタン。ここで着付け体験をして、ぜひスリランカでお気に入りの1枚を!!

2016年4月25日 内戦後の社会づくりと女性の権利

スリランカで女性の就労や人権といったトピックに取り組む、水先案内人テハニ・アリヤラトネ(貧困分析・政策センター)さんが洋上講座に登場。2009年、スリランカ政府は「反政府勢力」を制圧し、内戦の「終結」を宣言。しかし、現在も政府軍が管理する土地も多く、土地の返還が進まないといった問題があります。また文化的に女性の権利への取り組みもあまり進んでいません。内戦が「終結」し新しい国作りに取り組む一方、その傷跡は今なお根深く、乗り越えるためにも、またスリランカが国際社会の一員として成長するためにも、教育や福祉、就労への支援や意識改革は欠かせないと語ります。

2016年4月24日 フルーツパーティー

シンガポールで仕入れた色鮮やかで新鮮な南国フルーツによるフルーツパーティーの開催です。スイカやメロン、マンゴーといったお馴染みのフルーツはもちろん、スターフルーツ、マンゴスチン、ローズアップルといった日本ではあまり見かけないものも。そして注目はフルーツの王様・ドリアン!本船専属バンドも登場。南国ムードを盛り上げます。キッチン・クルーによるフルーツ・カービングの披露も。小さなナイフをくるくると…スイカが見事に花開いていきます。フルーツの切り方や盛りつけ方を教わるのも楽しいもの。世界を旅する船ならではの、楽しいイベントとなりました。

2016年4月23日 リフレッシュDay

日本を出航してから10日以上が経ち、洋上生活にも慣れて来た頃。この間、ちょっと緊張気味でしたからここらでちょっと一息入れましょう、と今日は船内企画をお休みしてのんびり過ごす「リフレッシュDay」となりました。ラウンジでは、日本の新聞をまとめ読みする方も。こちらは麻雀。地球一周の船の上でのんびり麻雀…なんて、何とも贅沢です。これも旅の一興。将棋を楽しむ方にも出会いました。それぞれに、のんびり過ごせたでしょうか?? 明日からまた、エンジン全開でいきますよー!!

2016年4月22日 シンガポール寄港

オーシャンドリーム号は、今クルーズ2つ目の寄港地シンガポールに入港。さっそくランチ! シンガポールと言えばシーフードの美味しい土地として有名で今日は「チリクラブ」をチョイス。プリプリの身がぎっしりで、食べ応えがあります。ピリ辛のソースも美味しい。最近できた新スポット、巨大植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」へ。園内の「スーパー・ツリー」を見上げます。ライトアップされ何とも幻想的。小さな国土で天然資源にも乏しい、という限られた条件の中、進化を続けるシンガポールの努力と元気さを改めて感じます。今後も注目していこうと胸に刻む、思い出に残る1日となりました。

2016年4月21日 超初級パソコン教室

地球一周の旅を通じて新しいコトにチャレンジしたい—そう考えている方は多いもの。その一つとして呼びかけがあったのが「超初級パソコン教室」。日常生活でパソコンやタブレットが登場するのは今や当たり前…ですが、それだけに「乗り遅れちゃって…。今さら習いに行くのも面倒だし」なんて後回しにしてしまっている方へ!「超初級編です。お気軽に!!」の呼びかけ通り、企画は「電源の入れ方」からスタート。パソコンもタブレットもひとつひとつ電源の位置やボタンの形が違うし、初めての機器を前にすると、意外と「あれ?」なんてコトも多いもの。続く企画も人気となりそう!

2016年4月19日 コタキナバル(マレーシア)寄港

出航から1週間、今クルーズ最初の寄港地コタキナバルに入港! 今日のプランは、ガヤ島とサピ島を訪れること。港のほど近く、ボート乗り場でチケットを購入し、出発!とにかく海がキレイ!! こちらはガヤ島です。この景色だけで、ワクワク。今日のお昼は「ミックスベジタブル・チキンカレー」。お手頃価格ながらボリューム満点。そして、めちゃめちゃ美味しい!! そして街歩きと言えば楽しみなのが、地元の人が集まるマーケット。ずらりと並んだ南国フルーツに心が躍ります。日没。美しい夕日が空を染めます。元気と笑顔をたくさんもらう、楽しい1日となりました。

2016年4月16日 日本全国お魚好きさんいらっしゃい!

水先案内人の水中写真家・大方洋二さんが洋上講座に登場です。ダイビング歴50年(!!)、「世界の海に潜った」という大方さんが今回テーマに選んだのは「日本の海」。ナゼ敢えて日本かと伺うと、日本の海は、寒帯・温帯・亜熱帯ぜんぶがある、稀少な海。日本には「海中公園」と呼ばれる場所が50ほどあり、それぞれ、潮の流れや海中環境に特色があり、魚や珊瑚の珍しい現象が見られることも多いそう。座間味諸島のダイビングポイント、ジンベイザメとの遭遇、ケガをしたジンベイザメのこと。美しい写真と豊富なダイビングのエピソードは、素晴らしい癒しのひとときに。今後の講座も楽しみです。

2016年4月16日 シンガポールから見る移住労働者の権利とは

シンガポールで、移住労働者の権利保護や福祉の拡充に取り組むNGO「TWC2」で活動するフリーランスライターの水先案内人ジョン・ジーさんによる講座。シンガポールにおける、移住労働者の現状と活動についてお話しいただきます。世界貿易の交差点とも呼ばれ、世界中から人々が集まる多民族国家ですが、移住労働者の権利は守られていないと指摘します。特に『キツイ、キタナイ、キケン』な仕事ほどこうした傾向にあるとか。この内容、既視感があるような…。「国籍もバックグラウンドも関係ありません。労働者をどう守っていくか、ひとりひとりが考え、政府へ働きかけていくことが大切です」

2016年4月16日 リピーターパーティー

午後、おやつの時間を少し回った頃のレストランで始まったのは、今回が2度目、3度目…のピースボートクルーズになるという「リピーター」の皆さんによる交流会、リピーターパーティーです。入り口でワインを受け取ったら…何はともあれ乾杯!! 同じリピーター、と言っても以前の参加クルーズは様々。懐かしい顔に出会うこともありますが、「ハジメマシテ」の方が多いくらい。でも、ピースボートクルーズの空気をご存知だからでしょうか、皆さん、うち解けるのが早いです。このクルーズでもまた、新しい繋がりがたくさん生まれそう。和やかなひとときとなりました。

2016年4月15日 動物と向き合って生きる

ユニークな「行動展示」で知られる、北海道・旭山動物園園長でありボルネオ保全トラストジャパン理事の坂東元さんによる今クルーズ第1回目となる講座。会場にはたくさんの参加者が詰めかけました。「子どもの頃、保護した鳥を獣医に診せたものの救えず、死なせてしまい、それが私自身が獣医をめざすきっかけでした」そんなエピソードから講座は始まります。動物は互いの存在を排除することはありません。天敵も、邪魔な存在も、認めて、排除しない——そういう生き方ができる。 私たち人間はどうでしょう。 動物たちへの温かな眼差しと、生きることへの示唆を与えてくれる坂東さんの講座でした。

2016年4月15日 カメムシのもっとおいしい調理法

元朝日新聞記者で、ナイロビ支局長、中東アフリカ総局長などを歴任。日本におけるアフリカ取材の第一人者、ジャーナリストの松本仁一さんが洋上講座に登場です! 気になるのはこの講座タイトル。「初めてカメムシを食べたのはジンバブエのある都市。地元の人が食べているものは食べられる。そして食べる! これが僕のポリシー」と、カメムシに挑みます。「宗教や生活スタイルは、その土地の環境や条件に合わせて、実に合理的であることも多々あります。眉をひそめるばかりでなく、生活背景などとあわせて考えてみてください」興味津々の話題に、もっと知りたい!!と思われた方も多かったのでは?

2016年4月15日 ペタンクしましょ!

「ペタンク」は20世紀初頭に南フランスで始まったゲーム。チームごとに赤や青に塗り分けられたステンレス製のボールを投げたり転がしたりして、「ビュット」と呼ばれる黄色の目標球のそばに寄せた方が勝ち。相手の球をはじいたり、自分の球を突いて寄せたり、という作戦も使えます。「カーリングを、陸上でボールを使ってやる」と考えるとわかりやすいかもしれません。動きは簡単。しかしこれが、深いんです。最初は見よう見まねでしたが、だんだんとゲームも白熱。ボールの一挙一投足に歓声があがります。洋上でも手軽に楽しめるとあり、早くもブームの予感。アツい展開になるかも!!

2016年4月14日 ウェルカム・パーティー

神戸出航から1日、今夜は本船船長主催のウェルカム・パーティーの開催です。普段はカジュアルな船内も、パーティーとあり、ちょっぴりオシャレな雰囲気に。ラウンジの入り口では、船長さんがお出迎え。記念撮影にも気軽に応じてくれます。日頃はたいへんお忙しい船長さんと写真が撮れる機会は、船旅とはいえめったにないもの。入り口ではウェルカム・ドリンクも配られます。そして、船長の音頭で乾杯!ステージでは、本船専属バンドによる演奏が始まりました。皆さんも一緒に!そんな呼びかけに、「ここは楽しもう!」とステージへ上がる参加者の皆さんの表情が何とも印象的でした。

2016年4月12日 第91回ピースボート「地球一周の船旅」出航!

第91回ピースボート「地球一周の船旅」出航の日。横浜港には素晴らしい青空が広がりました。こちらが旅の舞台となる客船オーシャンドリーム号。春の柔らかな日差しを受け、輝いて見えます。まもなく出航の時。デッキから投げられた五色の紙テープが舞います。ボーッ!!と、出航を告げる汽笛の音が鳴り響き、船が動き出しました。「いってらっしゃ〜い」と大きく手を振ります。船からも「いってきま〜す!!」の声。まだ、お互いの声が届く、目を凝らせば笑顔が見えるくらいの距離です。船はゆっくり、ゆっくりと離れていきます。今度この場所で船を見るのは地球をぐるりと一周した106日後。

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