地球一周の船旅 2023年4月 Voyage114（北極航路 ヨーロッパ＆中米コース）
クルーズレポート
船内に響く歌声
ジャマイカやイギリスを中心に、各地で精力的に音楽活動をしているシンガーのマイカ・シェマイアさん。レゲエの本場、ジャマイカ・キングストン出身で、両親もミュージシャンだったというマイカさんの歌声は、船内でも世代を越えて、たくさんの人の心に響きました。
くつろぎの時間
中南米の寄港地に向けて、航海中のパシフィック・ワールド号。デッキに出てみると、青い空の下、美しい海がどこまでも広がっていました。航海する地域によって色が変わる海は、どれだけ眺めていても見飽きることはありません。
クルーズライフ
さまざまな企画やイベントが行われる船内には、大人数を収容できるシアターや少人数での企画にピッタリのイベントルーム、開放的なパブリックスペースなど、多様な施設があります。企画に参加したり、趣味の時間を楽しんだりと、日々思い思いの過ごし方ができます。
海を見ながら朝食を
パシフィック・ワールド号にはレストランがふたつあり、その日その時の気分に合わせてお好きな場所で食事が楽しめます。たとえば朝起きて、「今日は海を見ながら朝食を摂りたいな」と思ったら、こんな特等席でゆっくりと食事を楽しむこともできます。自然を感じながらのひととき、いい一日のスタートがきれそうですね。
バーで乾杯！
7階にあるホイールハウスバーは、バイオリンやバンドの演奏が楽しめる人気のバーのひとつ。コーヒーやソフトドリンクをはじめ、ビールやカクテル、ワインなどのアルコールも提供しています。ボトルキープもできるので、すっかり常連になったという方も。「乾杯！」そんな声が今日も聞こえてきます。
一日のはじまり
専用のポールを使って歩くノルディックウォーキングは、「運動不足を解消したい」「体力をつけたい」という方に人気です。一日のはじまりを、朝日が輝く大海原のステージで──。なかなか日常では続かない運動の習慣も、船だと自然に続けられるという方も多くいらっしゃいます。
快適な船旅を
全11フロアを乗客エリアとして使用するパシフィック・ワールド号。船内の上下階との行き来は、エレベーターを使って楽に移動できます。前方、後方、アトリウムとエレベーターの設置場所によって行けるフロアが違いますが、クルーズも2か月が過ぎ、みなさんしっかりと使いこなしています。
美容室でリラックスタイム
長い旅の間、散髪やヘアカラーなど身だしなみが気になったら、船内の美容室へ！ここではカットやカラーはもちろん、パーティーや発表会でドレスアップする際のヘアセットもできます。海を望む美容室での癒しのひとときは、続く旅の日々への新たな活力となりますね。
レイキャビク(アイスランド)に入港しました
オプショナルツアーに参加して、世界遺産シンクヴェトリル国立公園へ。ここは海底山脈が地上に露出しているめずしい場所で、ユーラシアプレートと北米プレートが左右に引き合ったことでできる割れ目「ギャオ」を見ることができます。
レイキャビクの紹介記事はこちら
［クルーズコレクション］地球の鼓動が聞こえる、遥かなるワンダーグラウンドへ
バーでビリヤードを
7階デッキの中央に位置するレジェンドバーは、夕方になるとグラスを傾けおしゃべりをする人で賑わいます。その一画に設置されているのは、ビリヤード台です。船でできた友人たちとドリンクを片手にビリヤードを楽しむ何気ない時間も、かけがえのない旅の思い出の1ページになります。
海を旅するからこその絶景
世界一周クルーズの旅路は、かけがえない絶景との出会いに満ちています。夕暮れのひととき。空がオレンジ色に染まるにつれて、多くの人の足が自然とデッキへ向かいます。海に沈む夕陽は吸いこまれそうなほど美しく、神秘的なグラデーションを描きます。
エイヤフィヨルド遊覧
アイスランド北部に位置するエイヤフィヨルドを遊覧。両岸が山地に囲まれ、アイスランド語で｢島の峡湾｣という意味で名付けられたとおり、切り立った崖の中を船は進みます。濃い緑と山々の大自然に身をゆだねるクルージングを楽しみました。
アークレイリ(アイスランド)に入港しました
アイスランド北部観光の拠点として賑わうアークレイリに入港しました。見どころはなんといっても壮大な自然！圧倒的な水量と轟音を鳴らしながら流れる「ゴーザフォスの滝」へ。すぐ間近で流れる滝を見ることができ、大自然の力強さを肌で感じることができました。
アークレイリの紹介はこちら
アークレイリ
洋上英会話プログラム
世界を旅していると、多くの地域で英語を公用語として使って生活していることに気づきます。せっかくなら言語の壁を越えて交友の輪をひろげてみたい、そんな方におすすめなのが、洋上英会話プログラム｢GET(Global English Training)｣。少人数で行う有料プログラムと、旅先ですぐに使える英語を学ぶ無料プログラムがあり、世界中から集まった個性豊かな講師陣が、学びをサポートします。
GETの紹介記事はこちら
［クルーズコレクション］刺激に満ちた旅の中で、新しい学びの扉をひらく
デッキでのひととき
海や風を感じられるデッキには、思い思いの時間を過ごす人の姿が見られます。海を眺めながら楽器を演奏したり、刻々と変化を見せる海と空の写真を撮ったり。特別目的を決めなくても、「外にいこう!」と思い立って海を見に来る人も。気持ちの良い青空が広がるデッキには、それぞれの豊かな時間が流れていました。
優雅なクルーズライフ
相部屋をのぞくすべての船室で利用できるルームサービスは、24時間お好きなタイミングで注文できる有料のアラカルトメニューや、前日の夜に注文すると翌朝に届く、無料の朝食サービスがあります。ご自身の船室でゆったり食事を摂りたい方や、バルコニーで海の風を感じながら食事を楽しみたい方にぴったりです！
洋上で読書
オープンスペースには、さまざまな場所にくつろぎの空間が設けられています。海を望める窓際のソファは、静かに読書をするにはもってこいの特等席。ふと視線を外にやると、どこまでもつづく大海原が広がります。旅の荷物と一緒に、ずっと読みたかった本や"積読本"を持参するのもおすすめです。
極北の大自然の世界へ
デッキから見える幻想的な風景─澄んだ空気のなか、目の前に広がる雪を抱いた山々を見ていると、極北の地に来たというのを実感します。数千年、数万年という時間が創り出した美しい風景に、あらためて地球のすばらしさを感じました。
ロングイェールビーン(ノルウェー)に入港しました
1000人以上が定住する町としては世界最北の場所、ロングイェールビーンへ。ここの見どころは、何といっても”世界最北”。世界最北の教会や世界最北の博物館、世界最北の映画館、世界最北の図書館と、世界最北づくし！ほかにもどんな世界最北に出会えるのか、ワクワクしますね。
ゲームエリアで交流を
カードゲームはもちろん、将棋や囲碁、麻雀などを海を眺めながら楽しむことができるゲームエリア。乗船後、ここで対戦を重ねるうちに気づけばお友だちになったという方もいます。ときに対戦が白熱すると、ギャラリーがデスクを囲み、次の一手を固唾をのんで見守る光景も見られます。
エンターテインメントショー
船旅にかかせない、エンターテインメント。船内では、洋上ゲストによるパフォーマンスステージや各国の文化を体験できる催しなど、さまざまなイベントが行われます。気になるものに気軽に参加できるのも、船旅ならではの楽しみです。
トロムソ(ノルウェー)に入港しました
ノルウェー北部地方の中心都市トロムソに入港しました。街があるトロムソイヤ島の山間部でハイキングを楽しむツアーでは、トロムソの街、周辺のノルウェーの島々、入り組んだフィヨルドの景観を望み、ハイキングの後にはノルウェー伝統のお菓子をいただきました。
カルチャースクール
乗船中に新しい特技や趣味を増やしたいという方におすすめなのが、カルチャースクールです。特に人気の社交ダンスは、乗船前からレッスンに通っていた方はもちろん、乗船を機会に始めた方まで、レベルに合わせたレッスンが人気のプログラムです。
ショップでお買い物
「手ぶらで乗船しても楽しめる世界一周」をコンセプトに、さまざまなアイテムを取り揃えているショップは、長期の船旅には欠かせない場所です。日用品やお菓子はもちろん、アウトドアブランドと提携した旅行用品やピースボートオリジナルグッズも販売しています。