地球一周の船旅 2023年8月 Voyage115(北中米&ヨーロッパコース)
クルーズレポート
ライブミュージック
心地よい音色が響くラウンジ。日々、ピアノやギター、バイオリンと、時間ごとに専属ミュージシャンの演奏を楽しむことができます。気軽に音楽にふれられるのも、船旅の楽しさのひとつです。
『福田村事件』ができるまで
映画監督の森達也さんに、現在公開中の『福田村事件』について語っていただきました。作品ができるまでのエピソードや今回始めて劇作品を手掛けた森さんが作品に込めたメッセージなど、貴重なお話を聞くことができました。
ピースボートセンター
ピースボートセンターでは、イベントや自主企画で使用するグッズをはじめ、スポーツ用品の貸し出しなどを行っています。誰もが知る場所ということもあり、お友だちとの待ち合わせ場所にしている方も!たくさんの方が利用するスペースのひとつです。
船内のヒトコマ
船内ではゲストのレクチャーやイベントのほかに、乗船している方々が趣味や特技を生かして実施する「自主企画」が行われます。カメラや絵にまつわるもの、日本や世界各地を紹介するものなど、自由に企画し、また多種多様な自主企画に参加することができます。
インドの世界遺産
インドの世界遺産やインド文明についてお話いただいたのは、水先案内人のタン・ホァイユさん。インド文明が東アジア・南アジアの国々にもたらしたさまざまな影響についてご紹介いただきました。
スリランカに見る共生のあり方
2009年に内戦が終結したスリランカ。さまざまな民族が暮らすスリランカでは、過去の内戦とどのように向き合おうとしているのでしょうか?マリオ・ゴメスさんに、多様な人びとが共生する社会のあり方や、近年深刻化する経済危機などについてお話いただきました。
神秘的な夕日
360度を大海原に囲まれた船の上では、地上ではなかなか見ることのできない風景の数々に出会うことも。ゆっくりと時間をかけて海に沈む夕日は、吸いこまれてしまいそうなほどに神秘的です。
世界遺産の誕生
世界一周クルーズの醍醐味のひとつでもある、数々の世界遺産訪問。その世界遺産が誕生した過程と、「文化遺産・自然遺産・複合遺産」の3種類の違いなど、水先案内人のタン・ホァイユさんにお話いただきました。
ベタ凪
地球をめぐる船旅では、風も波もない「ベタ凪」と呼ばれるひときわ穏やかな海を目にする機会も。ゆらゆらと揺らめく静かな海は、クルーズ中数えるほどしか出会えない美しい光景です。
スリランカを知ろう!
次の寄港地であるスリランカ出身で、人権や憲法、平和構築を専門とする弁護士として活動するマリオ・ゴメスさんに、寄港に向けて近代歴史や現在のスリランカ社会などをお話いただきました。
日本文化紹介
お茶会や書道スペース、日本酒バーなど、日本の文化を体験・紹介する企画が行われました。着物ショーでは、モデルの方が通るたびに大きな拍手がおこりました。さまざまな国や地域の方が乗船しているピースボートクルーズならではの時間となりました。
スエズ運河通航
スエズ運河通航の日を迎えました。運河の航行は、船旅ならではの体験です。多くの方がデッキに出て、両岸の風景を楽しんだり、写真を撮ったりと、それぞれの時間を過ごしています。パシフィック・ワールド号は運河の中をゆっくりと進みます。
2023.11.09 更新
ポートサイド(エジプト)に入港しました
エジプトの北東部の港町ポートサイドに入港しました。エジプトに来たら、外せないのはやっぱりギザの三大ピラミッド!ピラミッドを間近で見ると、積み上げられたそれぞれの石の大きさに圧倒されました。一生に一度は見てみたい世界遺産の訪問。またひとつ、旅の思い出が増えました。
ポートサイドの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]古代の謎を秘めたピラミッドが待つ大地の砂を踏みしめて
2023.11.08 更新
ファーストライブ~独ガク2023~
日本ヒップホップ界の先駆者でもあるラッパー、GAKU-MCさんによるライブの幕開けです!「新たなチャレンジ」をテーマに、今年日本各地で弾き語りツアーを開催したGAKU-MCさん。船内にも、素敵な歌声を届けてくれました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]GAKU-MCさん
2023.11.07 更新
メディアの姿を考える
現在、最新作の「福田村事件」が全国で上映中の映画監督の森達也さん。これまでもピースボートクルーズには何度もご乗船いただいていますが、今回は森さんが監督を務めたドキュメンタリー作品を通し、そこから浮かび上がる現代社会やメディアの姿についてお話いただきました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]森達也さんさん
イスタンブール(トルコ)に入港しました
トルコ最大の都市イスタンブールに入港しました。歴史ある数々のモスクやトルコ定番のおみやげがなんでもそろう「グランド・バザール」など、魅力あふれるスポットが満載!ランチには、もちろん世界三大料理のひとつと言われるトルコ料理をいただきました。楽しい時間はあっという間、船は次なる寄港地に向けて出港です。
イスタンブールの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]歴史が育む文化の融合、海峡で交差する美しき世界へ
市民から見たエジプトの今
イスタンブールの次の寄港地であるエジプトで人権弁護士として活動するカレド・エマムさんの講座では、アラブの春を経て、エジプトの人びとが現在どのような課題に直面しているのかをお話いただきました。これから寄港する場所とあり、みなさん熱心に耳を傾けていました。
ダーダネルス海峡
イスタンブールに向けて航海中のパシフィック・ワールド号は、エーゲ海とマルマラ海をつなぐダーダネルス海峡へ。まるで川のように細長く、黒海やマルマラ海の波で生み出される潮流により、航海が難しい海峡でもあるそう。この海峡には世界で最も長い吊り橋である「チャナッカレ1915橋」がかかっています。
ピレウス(ギリシャ)に入港しました
貴重な古代遺跡が数多く残り、街そのものが歴史博物館ともいわれるギリシャ。入港したピレウスからバスに乗ってパルテノン神殿などの遺跡が待つアテネへ向かいます。古きよきアテネの面影を残すプラカ地区やさまざまな遺跡をめぐり、充実した1日となりました。
ピレウスの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]神話と文明のふるさとを訪ねて
オスマン帝国のその後のトルコ世界
世界遺産や古代文明の講師などを務める陸秀慧(デジレー・ルー)さんは、数々の世界遺産を訪れ、研究をしてきました。今回の講座では、イスタンブールを中心としたオスマン帝国の歴史や遺産などをご紹介いただきました。
ホロコーストをどう教えるか
各国におけるホロコーストの記述を研究しているエッカート・フークスさんによる講座では、世界の国々の教科書などでどのように記載されていてどのように教えられているのか、「ホロコースト」という言葉がそれぞれの国でどのような意味を持つのかなどをお話いただきました。
毎日が冒険
すべての肩書きをリセットして、結婚式の3日後ふたりで世界一周の旅へ。約2年間で南極から北極まで世界数十ヶ国をめぐった自由人・高橋歩さん。その後も世界各地で出版社を設立したり、レストランバー&ゲストハウスを開店したりと、世界中でジャンルにとらわれない活動を展開しています。そんな高橋さんの講座には世代を問わず多くの方が参加しました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]高橋歩さん
「永遠の都」ローマへ
寄港2日目はローマへ。チビタベッキアからバスで約1時間半で到着です。訪れたのは円形闘技場「コロッセオ」。その大きさに圧倒されます。名作『ローマの休日』でおなじみのスペイン広場や古代ローマの栄光が甦るフォロ・ロマーノ、トレヴィの泉など、一度は訪れたい場所が目白押しです!
イタリアの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]魅惑のイタリア歴史散歩-1-
チビタベッキア(イタリア)に入港しました
パシフィック・ワールド号が入港したのは、ローマの外港にあたる港町、チビタベッキアです。チビタベッキアと日本の関わりは深く、1615年に慶長遣欧使節団の支倉常長らがこの地に上陸しました。街中には支倉常長の銅像が建てられており、出発地でもある石巻市とは、姉妹都市協定を結んでいます。