地球一周の船旅 2023年12月 Voyage116(南太平洋・南米・アフリカコース)
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南米大陸の多くの国と異なり、ヨーロッパ系が人口の大多数を占めるアルゼンチン。南米を代表する国際都市の街並みは、古きヨーロッパの風情漂う、どこかロマンチックな趣きです。
アンティークな街並み
アルゼンチンの政治、経済、文化の中心として発展した南米有数の大都市。ヨーロッパ系の人びとが多く移り住んだ歴史からヨーロッパ風の街並みが広がり、ときに南米のパリとも呼ばれています。19世紀後半~20世紀初頭の荘厳な建築群はもちろん、トタン造りのカラフルな建物「ボカ地区」、スペイン植民地時代の面影を残す「サンテルモ地区」など、見どころは尽きません。牛肉の炭火焼き「アサード」、日本でも人気のアルゼンチンワインなどもぜひご賞味ください。
情熱のアルゼンチンタンゴ
港沿いの下町「ボカ地区」は、赤、青、黄、緑など、カラフルにペイントされた家が並ぶ、ブエノスアイレスを代表とする観光地。アルゼンチンタンゴ発祥の地と言われています。叙情的なリズムと華麗なステップが魅力のタンゴは、19世紀後半頃、この街の酒場に集まった、さまざなルーツを持つ労働者たちの文化が融合し、生まれたものです。ブエノスアイレス観光を楽しんだ後は、タンゴハウスでの華やかなタンゴショーで、ブエノスアイレス滞在の夜を飾りましょう。タンゴショーを楽しむツアーも実施予定です。
美しき「南米のパリ」
アルゼンチンがスペインから独立した1816年、首都ブエノスアイレスは草原と川しかない小さな町だったことから、「偉大なる田舎町」と呼ばれていました。その後、主にスペインやイタリアから海を越えて渡ってきた人々によってブエノスアイレスは発展を続け、現在では世界有数の都市へと変貌を遂げました。多くの旅行者を惹きつける最大の理由は、欧州の薫りが色濃く漂うことから「南米のパリ」と形容される美しい街並みにあります。南米屈指の美しさを誇る街を歩き、移民を中心に育まれた文化や芸術に出会います。
[特集記事]南米屈指の美しき街を歩く