地球一周の船旅 2023年12月 Voyage116(南太平洋・南米・アフリカコース)
クルーズレポート
横浜港へ帰港しました
パシフィック・ワールド号は横浜港へ帰港しました。強風の影響で予定より遅れての帰港となりましたが、全20寄港地をめぐったVoyage116は、その航海を終えました。
神戸港へ帰港しました
パシフィック・ワールド号は、神戸港へ帰港しました。船内では、写真を撮ったり最後の挨拶をしたりと、たくさんの方が別れを惜しんでいました。デッキでは、少しずつ近づいてくる神戸港を眺めている方も。たくさんの思い出を胸に、みなさん帰路へとつきます。
フェアウェルセレモニー
旅も残りわずか。船内では、船長主催のフェアウェルセレモニーが開催されました。セレモニーには旅仲間が一堂に会し、笑顔で乾杯を交わし、別れを惜しむ姿も見られました。船旅の最後のひととき。最後まで楽しみましょう。
私たちが見たカンボジアの今
シンガポールで一時下船し、空路でカンボジアへ。そこに今も残る地雷問題について学び、考える検証ツアーに参加したメンバーによる報告会が行われました。6日間をかけ、地雷被害者を支援する団体を訪問し、ピースボートが地雷除去を支援した村を訪問したメンバーたちは、現地で学んだことや感じたことをそれぞれの言葉で報告しました。会が終わると、会場に集まったみなさんから大きな拍手が送られました。
たくさんの思い出をのせて
街を一望することができる「平安国際金融中心」や、1700年近い歴史を持つ遺跡「南頭古城」など、ぜひ訪れたい見どころがある深圳の街。今クルーズ最後の寄港地ということもあり、船内でできた友人たちとの時間を楽しんだ方も多かったよう。
[Photo:Kataoka Kazushi]
深圳(中国)に入港しました
今クルーズ最後の寄港地、深圳に入港しました。1980年に経済特区に指定されて以降、目覚ましいスピードで経済発展を遂げた深圳は、IT関連の発展が特に著しく、「アジアのシリコンバレー」とも呼ばれています。それらハイテクノロジーの技術を導入した博物館や高層ビル群など、この地ならではのスポットがたくさんあります。
[Photo:Kataoka Kazushi]
穏やかな時間
海に沈む夕日を眺めるのもあと数回です。暑い東南アジアを出航し、3日間ほど航海すると気候も穏やかになってきました。明日は今クルーズ最後の寄港地となる、深圳に入港します。
[Photo:Kataoka Kazushi]
災害ボランティア体験談
ピースボート災害支援センターでは、被災地での災害支援活動や災害に強い社会作りに取り組んでいます。ピースボート災害支援センターを通じて被災地に行き、災害ボランティアとして活動したことのある4名に、それぞれの体験を伺いました。
海から見る地球
環境活動家、プロダイバーの武本匡弘さんは、ダイバーとして長年海を見てきた経験から、地球や環境問題について発信を続けています。今日の講座では、気候変動についてお話いただきました。日本の気候変動対策や、今わたしたちができることを知り、考える機会になりました。
がまんしない省エネ
ノンフィクションライター、環境ジャーナリストとして活動する高橋真樹さんの講座では、省エネについてお話いただきました。夏は暑く、冬は寒い日本の家で、快適に生活するための断熱のコツや常識など、日々の生活を送る家の話とあって、たくさんの方が聞き入っていました。
シンガポールに入港しました
近代的な街並みと多文化が同居する魅力的な観光名所が多いシンガポールでは、シンボルともいえる、マーライオンを見に「マーライオン公園」へ。人気スポットということもあり、写真を撮ったり休憩したりと、たくさんの人でにぎわっていました。
[Photo:Kataoka Kazushi]
シンガポールの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]異国情緒あふれる魅惑の国
GETプログラム卒業式
洋上でのレッスンと、寄港先での実践トレーニングをおこなう洋上英会話プログラム「GET(Global English Training)」を受講しているみなさんの卒業式が行われました。お友だちやご家族もお祝いに駆け付け、和やかな会になりました。
ペナン島(マレーシア)を出港しました
ペナン島での滞在を楽しんだみなさんが船に戻り、船は次の寄港地であるシンガポールに向けて出港しました。船内でできた友人たちと街を散策し、たくさんの思い出を作ることができました。
[Photo:Kataoka Kazushi]
ペナン島(マレーシア)に入港しました
マラッカ海峡の貿易拠点として栄えた歴史があり、多民族の文化が融合した雑多な賑わいが魅力のペナン島に入港しました。コロニアル建築をはじめ、中国寺院やプラナカン建築、イスラムのモスク、ヒンドゥー寺院、リトル・インディアなど、さまざまな文化が同居する街は、歩いているだけで楽しむことができます。
[Photo:Kataoka Kazushi]
ペナン島(マレーシア))の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]海のシルクロードを支えた多文化の島
旅も残りわずか
このあと寄港するペナン島とシンガポールで旅を終える方々に向けた、フェアウェルパーティーが開催されました。「とても楽しい旅でした」「またぜひ乗船したいです」と、笑顔のお別れ会となりました。
洋上結婚式
たくさんの方が見守る中、夕暮れのプールデッキで洋上結婚式が行われました。主役のお二人が登場すると、会場に集まったみなさんから大きな拍手が起こりました。洋上での結婚式は、お二人にとってとても大切な思い出になったことでしょう。
アジア映画の潮流
作家、ジャーナリストとして活動する莫邦富さんと、ドキュメンタリー映画監督の張克明さんによる対談では、おふたりの出会いや張さんのこれまでの活動、現在取り組んでいる作品などについてお話いただきました。
カルチャースクール発表会・ステージ
洋上カルチャースクール「社交ダンス」「サルサダンス」の発表会が行われました。思い思いの衣装に身を包み、華麗に踊る出演者のみなさんに、大きな拍手が送られました。発表会のあとも専属バンドの生演奏でダンスができる場が設けられ、たくさんの方が楽しんでいました。
カルチャースクール発表会・展示部門
洋上カルチャースクール「水彩画」の作品発表が行われました。寄港地の風景や船内でのヒトコマなどさまざまな作品が並んでいます。ひとつひとつ、思いのこもった作品の数々に、多くの方が見入っていました。
ダンスパフォーマンス
クルーズ中に練習を重ねてきたエイサーやフラダンス、イースター島の民族舞踊「ホコ」などのダンスを披露する場が設けられました。専属バンドの生演奏やビアガーデンもオープンし、楽しい時間を過ごすことができました。
韓国の労働環境について
グラフィックノベル作家として活動するイジョンチョルさんは、韓国の物流センターで約6年間アルバイトをした経験を漫画にした『カデギ』で、2019年「今日の私たち漫画賞」を受賞しました。今回の講座では、『カデギ』の一部を使いながら、韓国の労働環境についてお話いただきました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]イジョンチョルさん
忘れない、わたしの3.11
東日本大震災から13年目を迎え、船内ではさまざまな形で復興に携わった3名の方に、当時のお話を聞く機会が設けられました。被害状況のデータや被災地の写真なども紹介され、参加したみなさんは真剣な表情で耳を傾けていました。
エコプラントゲーム
模擬工場を経営しながら、生産と環境対策のバランスや環境問題などを考えるエコプラントゲーム。チームごとに毎月の資金を生産費と環境対策費に振り分け、最後に一番たくさんの資金を持っていたチームが勝ち、となります。生産に力をいれると利益は上がるものの、その分環境への負荷も多くなります。各チームとも、しっかりと話し合いながらゲームを進めていました。
音楽を楽しむ時間
世代を超えて、音楽好きが集まり結成されたバンドによる、パフォーマンスステージが行われました。ギターやキーボード、ドラムなどが奏でる軽快な音楽が、大海原に響き渡りました。