地球一周の船旅 2023年12月 Voyage116(南太平洋・南米・アフリカコース)
クルーズレポート
一緒に歌いましょう
参加者が登壇するコンサートでは、これまで練習してきた成果を披露する場とあり、クルーズ中に仲良くなった友人を応援しようと、たくさんの方が来場しました。日本語だけでなく、世界各地域から乗船している方々の言語の曲も披露され、美しい歌声に大きな拍手が送られました。
企画を作ってみよう
乗船している方々が趣味や特技を生かして行う「自主企画」は、日時、場所などを企画者が選び、申請します。当日になると、1日の船内イベントのスケジュールがわかる「船内新聞」の中に企画が掲載され、興味のある方が自由に参加することができるようになっています。
プンタアレナス(チリ)に入港しました
パタゴニアの中心都市であるプンタアレナスに入港しました。さっそく、マゼラン海峡を見渡すことができるクルスの丘へ。天気もよく、濃紺のマゼラン海峡とカラフルな街並みが融合した美しい風景を見ることができました。
パタゴニアフィヨルド遊覧
パタゴニアフィヨルド遊覧の日を迎え、デッキは朝からにぎわっています。見どころのひとつ、「ピオ11世氷河」が見えてくると、誰もが寒さも忘れて目の前の光景を見つめています。数万年の時間をかけて地球がつくりだした幻想的な風景を見ることができました。
自慢のおみやげを紹介
「自慢のおみやげを紹介しあいませんか?」そんな呼びかけに、イースター島やカヤオ、ホノルルなどで購入した自慢のおみやげを持って集まりました。「それはどこで買ったの?」「素敵ね!」と、おみやげを通して交流が深まりました。
マプチェ族の過去と未来
チリ中南部からアルゼンチン南部に住むアメリカ先住民族・マプチェの歴史や彼らが目指す未来などについて講座をしてくれたのは、映画監督、写真家、大学教授としてアルゼンチンで活躍中のミリアム・アンゲイラさん。まもなく寄港することもあり、ますます関心が高まります。
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[水先案内人紹介]ミリアム・アンゲイラさん
オーケストラコンサート
会場に響く美しい音色─。カラカス市民オーケストラのメンバーによる、コンサートが開催されました。ベネズエラでは、音楽を通して犯罪率減少を目指す「エル・システマ」と呼ばれるオーケストラシステムがあり、すべての子どもが無償で音楽教育を受けることができます。今クルーズに乗船したメンバーも「エル・システマ」を通して音楽を学んできました。船内では今後、「エル・システマ」の紹介やメンバーと交流を深める企画が実施される予定です。
カルチャースクール中間発表会
カルチャースクールに参加しているみなさんのこれまでの成果を披露する、中間発表会が行われました。社交ダンスやサルサダンスなど、華やかな衣装をまとい、音楽に合わせてステップを踏みます。発表会の最後には、出演者のみなさんに温かい拍手が送られました。
リオのカーニバルの歴史
世界最大級の祭りであるリオのカーニバルの歴史を、サンバ、アフロブラジリアンダンサーのアジャさんにご紹介いただきました。華やかな衣装とパフォーマンスで人びとを魅了するリオのカーニバルは今クルーズのハイライトのひとつということもあり、たくさんの方が講座に参加しました。
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[水先案内人紹介]アジャさん
マプチェ族とは?
映画監督、写真家、大学教授と多岐に渡り活動するミリアム・アンゲイラさんに、アメリカの先住民マプチェ族について、ミリアムさんが撮影した写真も交えてお話いただきました。彼らが話すマプチェ語で"マプ"は大地を、"チェ"は人びとを意味するそう。マプチェ族のことを初めて知った方も多く、みなさん興味深そうに聞き入っていました。
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[水先案内人紹介]ミリアム・アンゲイラさん
バルパライソ(チリ)に入港しました
スペイン語で"天国の谷"という意味を持つバルパライソは、世界からの移民の影響を受けた建築物が残る風光明媚な港町として知られ、街全体が世界文化遺産に登録されています。訪れたソトマヨール広場には、地元の人はもちろん観光客も多く訪れ、とてもにぎやかです。
ペルー伝統音楽ライブ
ペルーの音楽グループ「ロス・チョロス」によるライブが開催されました。多くの方が来場し、美しい音色に耳を傾けました。ライブの最後には、ペルーの音楽を届けてくれたロス・チョロスのメンバーに、大きな拍手が送られました。
ペルーの伝統楽器にふれる
ペルーの伝統楽器サンポーニャの吹き方を、20年以上に渡って音楽活動を続けているペルーの音楽グループ「ロス・チョロス」のみなさんに教えてもらいます。音の出し方の基本を学んだら、さっそく実践!みなさん真剣な表情で取り組んでいました。
くつろぎの時間
広い船内には、ゆったりと落ち着いて過ごせるスペースがたくさんあります。コーヒーを飲みながら本を読んだり、撮りためた写真を整理したりと、お気に入りの場所で自分だけの時間を過ごすことができます。
太陽の神殿「コリカンチャ」へ
インカ帝国の都クスコでは、太陽の神殿「コリカンチャ」へ。ここは、インカ人にとって最も神聖で重要な場所であったと言われており、内部が黄金の神像や装飾で埋め尽くされていたんだそう。どこまでも広がる空の下、かつての神殿に思いを馳せます。
マチュピチュ遺跡観光
山裾からはその姿を確認できないことから「空中都市」と称されるマチュピチュ遺跡へ。「今クルーズで一番楽しみにしていました!」そんな声があちらこちらから聞こえてきます。なぜ造られたのか?現在も残る多くの謎が、私たちを惹きつけているのかもしれませんね。
カヤオ(ペルー)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]謎多き古代アンデスの大地に魅せられて
カヤオ(ペルー)に入港しました
数々の世界遺産を擁するペルーの海の玄関口、カヤオに入港しました。港には、カラフルな民芸品やおみやげを購入できる露店が並んでいます。カヤオでは4日間停泊し、マチュピチュ遺跡やナスカの地上絵、クスコなどを訪れるオプショナルツアーが実施されます。
カヤオ(ペルー)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]聖なる巡礼地・マチュピチュを訪ねて
ペルーに届ける支援物資
ピースボートクルーズでは、たくさんの物を運べるという大型客船の特性を活かし、世界各地のニーズに合わせ支援物資を届けています。ペルー寄港前の船内では、支援物資の仕分けと整理が行われました。楽器や文房具、服、スポーツ用品、裁縫用具など、届ける物資は多岐にわたります。
[UPA国際協力プロジェクト]
さらに詳しく(NGOピースボートのサイトへ移動します)
ズンバ
ラテンを中心に世界中のダンス音楽を取り入れて作られたフィットネスダンス「ズンバ」は人気の自主企画です。日々行われる自主企画は自由に参加できるので、新しいことにチャレンジするにはピッタリです。
どこまでも続く海
後方のデッキに行ってみると、船が進んできた道を見ることができました。どこまでも続く青い海を眺めていると、「船旅をしているんだなぁ」とあたらめて実感しました。
洋上運動会
綱引きやダンス、〇×ゲームなど、競技に参加したり、声援を送ったり。年齢や性別、国籍を越えてスポーツ交流を楽しもうと、多くの方が集い、会場となったデッキはとてもにぎやか。参加した全員での記念撮影も行われ、充実した時間となりました。
社交ダンス
新しい特技や趣味を増やしたいという方におすすめの洋上カルチャースクールのひとつ、社交ダンスの初心者クラスでは、ワルツのレッスンが行われました。講師の方が丁寧に教えてくれるので、乗船を機会に社交ダンスを始めたという方が多く参加しています。
令和6年能登半島地震 支援活動報告
1月1日に石川県能登半島で発生した地震の支援活動を行っている「一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)」のオンライン報告会によって、物資配布や炊き出しなど現地の様子が届き、洋上でも募金活動がはじまりました。
石川県能登半島地震 緊急支援募金
ラテンフィエスタ
ラテンナイトビアガーデンのあとは、サルサやメレンゲ、バチャータなど、さらにラテンミュージックを楽しむ時間です!サルサダンスのステップを覚えるミニレッスンも行われ、たくさんの方がサルサダンスを楽しみました。