地球一周の船旅 2024年4月 Voyage117(アフリカ・ヨーロッパ&アラスカコース)
クルーズレポート
神戸港へ帰港しました
105日間の世界一周クルーズを終えたパシフィック・ワールド号が神戸港に帰港しました。「また会いましょうね」「お元気で」そんな声があちらこちらから聞こえてきます。この旅で出会った方々とのつながりは、きっとこれからも続いていくことでしょう。
横浜港へ帰港しました
パシフィック・ワールド号は、横浜港へ帰港しました。ついに迎えた最後のとき。写真を撮ったり最後の挨拶をしたりと、たくさんの方が別れを惜しんでいました。船内でできたお友だちやクルーたち、そして”我が家”であったパシフィック・ワールド号に別れを告げ、みなさんゆっくりと船を降りていきました。
ガザで今起きていること
中東専門家の高橋和夫さんに、ガザの現状や国際社会などの動きについてお話いただきました。これまでにも船内では参加者によるガザに関する自主企画が行われていたこともあり、今回の講座にもたくさんの人が集まり、真剣な表情で耳を傾けていました。会場ではNGOピースボートが行う人道支援募金の呼びかけもあり、たくさんの支援が集まりました。
詳細や緊急募金のご報告はこちら
(NGOピースボートのサイトへ移動します)
フェアウェルセレモニー
フェアウェルセレモニーが開催されました。船長の「乾杯!」の声を合図に、この旅で出会った者同士笑顔で乾杯をし、あちこちで別れを惜しむ姿が見られました。フォトスポットでは旅仲間たちと思い出の一枚を撮影する姿も。クルーズも残りわずかです。
軍事ドローンやロボットについて
以前に比べて身近になり、さまざまな場所で使用されているドローンやロボット。それらが戦場で使用され、兵器としてどのような役割を担っているかについての講座が行われました。どちらも目にする機会も増えたこともあり、たくさんの方が参加しました。
被災地のいま
1月1日に発生した能登半島地震。その現場で災害支援活動を実施している「一般社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)」の活動報告が行われました。発生から半年以上経過した今の現地の様子やわたしたちができること、そして今後の活動などが報告されました。
カルチャースクール発表会・展示の部
カルチャースクール水彩画の作品展には、寄港地のヒトコマや船内の様子などが描かれたたくさんの作品が展示されました。多くの方が足を止め、ひとつひとつじっくりと見入っていました。
カルチャースクール発表会・ステージの部
カルチャースクールのこれまでの練習の成果を披露する発表会が開催されました。ステージの部では、社交ダンスやヨガ、太極拳が行われ、出演者のみなさんの輝く笑顔が印象的でした。
夕日
大海原にゆっくりと沈んでいく夕日。多くの人がデッキでその美しい光景を眺めていました。海と空が創り出す素晴らしい風景を、時間を忘れて楽しめるのも、船旅ならではの醍醐味です。
スワード(米国)に入港しました
今クルーズ最後の寄港地であるスワードは、キーナイ・フィヨルドの麓に位置し、アラスカ鉄道の南の終着地でもあります。船内でできた友人たちと街歩きをしたり、海洋動物の保護やリハビリ施設を兼ねた水族館やアラスカの自然を体感するオプショナルツアーに参加したりと、楽しいひとときを過ごすことができました。
雄大な風景を楽しむ
スワードに向けて航海中のパシフィック・ワールド号。防寒対策をした人たちでにぎわうデッキからは、アラスカフィヨルドの素晴らしい景色を見ることができました。
船上の大ステージで発表会
クルーズを通してレッスンを重ねてきたカルチャースクールや自主企画などの成果を披露する発表会が行われ、たくさんの方が参加しました。旅も終盤、大切な思い出の1ページとなりました。
初級英会話プログラム
せっかく旅をするならば、英語をはじめとする語学を学びたい方に人気なのが、洋上英会話プログラム「GET(Global English Training)」です。誰でも参加できる無料プログラムでは、旅先ですぐに使える簡単な英語のレッスンが日々行われています。
GETの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]刺激に満ちた旅の中で、新しい学びの扉をひらく
ネパールの9年間
社会活動家の竹中俊さんは、19歳のときに初めて訪問したネパールで出会ったストリートチルドレンや教育を受けられない子どもたちのために、衣食住、自立のための支援活動を行ってきました。今回の講座では、ネパールの子どもたちや竹中さんの活動についてお話いただきました。
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[水先案内人紹介]竹中俊さん
海の生き物との出会い
アラスカのフィヨルド地帯は、さまざまな海の生き物たちが暮らしています。水しぶきが見えると、「あっちになにかいる!」と歓声があがります。この場所ならではの生き物たちとの出会いを楽しむことができました。
アラスカフィヨルドへ
パシフィック・ワールド号は、アラスカフィヨルドへ。雄大なフィヨルドや大きな氷河など、アラスカならではの景色が広がっています。船でのんびりと過ごしながら、美しい壮大な風景を楽しむことができるのも、船旅ならではの魅力です。
アラスカの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]美しき秘境アラスカの魅力
ケチカン(米国)に入港しました
アラスカ最南端の街ケチカンは、多くのクルーズ客船が訪れる人気の寄港地です。自然豊かな景観が広がり、トーテムポールなど先住民族の文化遺産も多く残っています。街歩きを楽しんだり、この地ならではのお土産を購入したりと、思い思いの時間を楽しみました。
アラスカ航路の楽しみ方
このあと寄港するケチカン、スワード、そしてアラスカフィヨルド遊覧を前に船内では、アラスカアドベンチャーのスペシャリストであり、アラスカ旅行の手配会社「HAIしろくまツアーズ」の代表を務める安藤正康さんの講座が行われました。アラスカで生きる動物たちや雄大な自然についてお話しいただき、たくさんの方が聞き入っていました。
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[水先案内人紹介]安藤正康さん
バンクーバー(カナダ)に入港しました
「世界で最も住みやすい都市」とも言われるバンクーバーは、街のすぐ近くに海や山、森など、自然を身近に感じられる環境が広がっています。世界で唯一の蒸気時計があるガスタウンやスタンレーパーク、グラウスマウンテン、キャピラノ渓谷などを訪問し、楽しいひとときを過ごすことができました。
七夕
七夕の日を迎えた船内には笹竹が設置され、願いごとが書かれた短冊や、網飾り、吹き流しなどの七夕飾りで彩られました。フォトスポットも設置され、たくさんの人が笑顔で写真撮影をしていました。
古代の伝統
作家であり、カナダの大西洋岸で1万年以上前から暮らしている先住民族・ミクマク族の一員でもあるアンナ・マリー・セウェルさんに、トーテムポールについてお話しいただきました。一度は目にしたことのあるトーテムポールの歴史やその意味など、みなさん興味深そうに聞き入っていました。
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[水先案内人紹介]アンナ・マリー・セウェルさん
心も体も美しく
身体の美と健康をサポートする洋上スパ「アロマティークオーガニクス」のメニューのひとつ、ハンドマッサージやパックを体験できるスペシャルオファーが企画されました。参加した方からは「リラックスできました!」そんな声が聞かれました。
洋上夏祭り
夏祭りが開催されました。ダンスや太鼓、バンドのパフォーマンス、定番の盆踊りをはじめ、ヨーヨー釣りや輪投げなどの縁日ブースもにぎわっていました。14階のテラスグリルでは夏祭りメニューやドリンクも販売され、見て食べて夏を楽しんだ時間となりました。
WWFについて知ろう
世界自然保護基金(WWF)のグローバルポリシー・アドボカシーディレクターを務める李琳(リー・リン)さんに、WWFが取り組んでいる地球温暖化防止のための脱炭素社会の実現に向けた活動や、希少な野生生物の保全についてなどお話しいただきました。
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[水先案内人紹介]李琳(リー・リン)さん