地球一周の船旅 2024年8月 Voyage118(アフリカ・中南米・南太平洋コース)
クルーズレポート

神戸港へ帰港しました
世界一周クルーズを終え、パシフィック・ワールド号は神戸港へ帰港しました。ついに迎えた別れのときです。「また会いましょう。」「お元気で!」そんな温かな言葉が飛び交う中、乗客のみなさんが一人ひとり、ゆっくりと船を降りていきました。

横浜港へ帰港しました
パシフィック・ワールド号は、横浜港へ帰港しました。少しずつ近づく横浜の風景に、日本に戻ってきた実感がわいてきます。港には、迎えにきた方々の姿もあり、船上から手を振る方も見られました。船内では、旅の間にできた友人たちと別れを惜しみながらあいさつを交わし、みなさんそれぞれの帰路へとつきます。

クルーズライフ
4層吹き抜けのアトリウムでは、専属ミュージシャンの演奏を楽しんだり、友人と待ち合わせしたり、カフェでドリンクを片手にくつろいだりと、さまざまな過ごし方をお楽しみいただけます。多くの人びとが行き交い、にぎやかな空間です。

感謝の気持ちを込めて
ご乗船いただいたみなさまへの感謝を込めて、クルーズスタッフによるエンターテインメントショーが開催されました。ダンスや合唱など多彩な演目が披露され、特別なひとときをお楽しみいただきました。

フェアウェルセレモニー
クルーズもいよいよ終盤を迎え、フェアウェルセレモニーが開催されました。船長の「乾杯!」の声を合図に、あちらこちらでグラスが掲げられます。記念写真を撮ったり、連絡先を交換したりと、別れを惜しむ姿が見られました。

一日のはじまり
朝のデッキでのひととき。海の風を感じながら一日が始まります。体操やウォーキングで身体を動かしたり、コーヒーを片手にくつろいだりと、ゆったりとした朝の時間が流れていきます。

本日のディナータイム
ディナータイムはゆったりと時間をかけてメインダイニングでいただきます。定期的に変化するメニューは、前菜からデザートまで自由に組み合わせることができるので、どれにしようか選ぶ楽しみが日々あります。

洋上で迎える特別な日
洋上で結婚の節目を迎えたカップルをお祝いするパーティーが開催されました。特別な時間を共有しようと、船内でできた友人たちも参列。ドレスアップしたお二人が登場すると、大きな拍手が起こりました。洋上での結婚式は、お二人にとってかえがえのない大切な思い出になったことでしょう。

卓球大会
卓球大会が開催されました。船内でも人気の卓球は、日々たくさんの方が楽しんでいます。応援の方も集まり、賑やかな大会となりました。

「ピースボート子どもの家」卒園式
「ピースボート子どもの家」に参加している子どもたちの卒園式が行われました。この卒園式は、子どもたちがアイディアを出し合ってつくったそう。3ヶ月の旅を経て成長した子どもたちの姿に、思わず涙する場面もありました。笑顔でこの日を迎えた子どもたちに大きな拍手が送られました。
ピースボート子どもの家についてはこちら

日中の狭間でジャーナリズムを求めて
ドキュメンタリーディレクターの房 満満(ボウ マンマン)さんは中国の大学で日本語を学び、日本へ留学しました。留学中、ドキュメンタリーと出会ったことをきっかけに制作会社へ入社。現在は、さまざまな社会問題を描くドキュメンタリー作品を制作しています。これまでの人生や作品にかける思いなどをお話しいただき、たくさんの方が聞き入っていました。
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[水先案内人紹介]房 満満ボウ マンマン)さん

同じ都道府県の方でお話しましょう
同じ地域にお住まいだったりゆかりのあるみなさんと、親睦を深める企画が行われました。ご当地グルメやご当地あるあるなど、その土地ならではの話に花が咲きました。「ぜひ日本でもお会いしましょう!」そんな声も。楽しい時間となりました。

持続可能な漁業や水産養殖
洋上ゲストの韓寒さんが設立した「チャイナブルー」は、中国・海南省の水産業と養殖業共同体における持続可能な発展のために活動をしています。講座では、消費者として海産物を購入する際に知っておくべきことなどをお話いただきました。
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[水先案内人紹介]韓寒さん

自己配慮の生物学
医療人文学者のカン・シンイクさんの講座では、身体の不調を感じたときに感じる不安や日々の生活においての身体への負担や回復など、わたしたちの身体についてお話いただきました。
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[水先案内人紹介]カン・シンイクさん

アピア(サモア)に入港しました
今クルーズ最後の寄港地、サモアの首都アピアがあるウポル島にはゆったりとした時間が流れ、どこまでも続くラグーンと熱帯雨林が広がっています。豊かな自然を体感するアクティビティや現地の方と交流するオプショナルツアーに参加したり、船内で出来た友人たちと過ごしたりと、楽しむことができました。

サモアについて知ろう
次に寄港するサモアにあるNGO「ウィメン・イン・ビジネス開発」では、女性や若者、障がいを持つ人びと、その家族に、定期的な収入を得るためのサポートなどを行っています。そこで上級現場担当官として働くノーマ・タウイリイリさんに、サモアの基本情報や団体の活動についてお話しいただきました。
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[水先案内人紹介]ノーマ・タウイリイリさん

日本の政治について
日本政治のアナリストとして各種メディアに連載を持つ遠藤結万さんに、10月27日に行われた衆議院選挙について講座を行っていただきました。世代を越えてたくさんの方が参加し、遠藤さんのお話に耳を傾けていました。
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[水先案内人紹介]遠藤結万さん

自主企画発表会-ステージの部-
自主企画発表会のステージの部では、ダンスや歌、楽器演奏など、さまざまな演目が披露されました。発表会の最後には、40組以上の出演者のみなさんに温かい拍手が送られました。

自主企画発表会-展示の部-
乗船している方々が趣味や特技を生かして実施する「自主企画」のこれまでの成果を披露する発表会が行われました。さまざまな作品が並んだ展示スペースにはたくさんの人が訪れ、じっくりと見入っていました。

GETスピーチフェスティバル
洋上でのレッスンと、寄港先での実践トレーニングをおこなう洋上英会話プログラム「GET(Global English Training)」の受講生たちが、これまでの語学学習の成果を披露する、スピーチフェスティバルが開催されました。会場で見届けたご友人や先生たちからは大きな拍手が送られました。

パペーテ(タヒチ)に入港しました
美しいビーチや深い緑の渓谷、雄大な滝など豊かな自然が広がるパペーテ。お隣のモーレア島へ行ったり、ポリネシア文化や伝統などを体験したりと、この場所ならではの時間を過ごした人が多かったよう。充実した1日となりました。
イースター島の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]タヒチの素顔にふれる旅 -1- ~穏やかな時間の流れる太平洋の楽園へ~

ポリネシアの歴史
かつて核実験が行われていた太平洋の島々では、現在もその被害に苦しんでいる人びとがいます。タマトア・テプヒアリさんによる今回の講座では、核兵器廃絶のために行われた数々の運動についてお話いただきました。

楽しみながら語学力をアップ
世界一周をしながら英語などの語学を学ぶ洋上英会話プログラム「GET(Global English Training)」の受講生を対象とした「Chat Cafe」では、学んだ言語を使って、先生やお友だちとのティータイムを楽しみました。
GETの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]刺激に満ちた旅の中で、新しい学びの扉をひらく

洋上運動会
運動会が開催されました。障害物競争や大縄跳びのほか、室内でもさまざまな競技が行われ、たくさんの方が参加しました。旅も残りわずか、思い出に残る楽しい時間となりました。