地球一周の船旅 2024年8月 Voyage118(アフリカ・中南米・南太平洋コース)
クルーズレポート
ブルックリン橋へ
ニューヨーク観光でかかせないスポットのひとつ、マンハッタンとブルックリンを結ぶ「ブルックリン橋」へ。ニューヨークで暮らす人びとも通勤やランニングなど日々使用するので、ここを訪れればニューヨークの日常を垣間見ることができます。日中はもちろん橋の上から見るマンハッタンの夜景は美しく、ニューヨークならではの絶景を楽しむことができました。
ニューヨーク(米国)に入港しました
経済、音楽、アート、カルチャー、さまざまな分野で世界の最先端として、日々新たな文化が生まれるエキサイティングな街、ニューヨーク。タイムズスクエアや自由の女神像、セントラルパーク、五番街など、訪れたいスポットがたくさんあります。みなさん期待に満ちた表情で、船を出発していきました。
ニューヨークの掲載記事はこちら
[クルーズコレクション]ドラマに満ちた北米よもやま話-航海作家が選ぶ歴史航海
愛と差別と友情とLGBTQ+
ジャーナリストであり、作家の北丸雄二さんは、ニューヨークに25年暮らしてきました。ニューヨーク寄港を前日に控えたこの日の講座では、ジャーナリストとしてニューヨーク生活中に見てきたLGBTQ+の米国現代史についてお話しいただき、人権について考える時間となりました。
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[水先案内人紹介]北丸雄二さん
洋上で迎える特別な日
洋上で迎えるお誕生日は、船内でできた友人たちと一緒にお祝いをする方が多くいらっしゃいます。夕食時、事前に予約をしてレストランに行くと、船長からのメッセージカードとバースデーケーキが届きます。忘れられない特別な1日になることでしょう。
水彩画展示会
カルチャースクール・水彩画教室の展示会が開催されました。寄港地の風景や洋上のヒトコマなど、さまざまな作品が展示されました。思いのこもった作品の数々に、たくさんの方がじっくりと見入っていました。
ピアノの音色に包まれて
船内では、バーやカフェなどで専属ミュージシャンの演奏を楽しむことができます。お気に入りの場所で美しい音色に包まれてのリラックスタイム。ゆったりとした時間が流れます。
日本被団協のノーベル平和賞受賞にあたって
長年、核廃絶運動に取り組んできた日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。今回の企画では、日本被団協の活動や、NGOピースボートが広島・長崎の被爆者の方々とともに行っている核兵器廃絶にむけた「おりづるプロジェクト」の取り組みなどが紹介されました。
おりづるプロジェクトなどについてはこちら
「ノマド生活」とは?
多くの紛争地や紛争地域で看護師として働き、現在は非営利団体Help Me Live USAを立ち上げて困っている人びとを助ける活動をしているニーナ・ウンさん。今回の講座では、ニーナさんの現在のスタイルである、さまざまな場所を移動しながら生活する「ノマド生活」についてお話しいただきました。
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[水先案内人紹介]ニーナ・ウンさん
船内でのショッピングも楽しめる
船内のショップでは、世界一周クルーズに必要なさまざまなアイテムを取り揃えています。日用品や文房具、スナック類をはじめ、アウトドアブランドと提携した旅行用品やピースボートオリジナルグッズも販売しています。長期の船旅には欠かせない場所として、日々たくさんの方が訪れています。
美と健康をサポート
身体の美と健康をサポートする洋上スパ「アロマティークオーガニクス」のスタッフによる、ボディソープの特別体験会が行われました。毎日使うものだからこそ、香りや使い心地などこだわりたい、そんな方々が参加し、賑わいました。
音楽を通して自分の声を見つける
発達障害を持つ子どもたちの治療に携わる傍ら、室内楽奏者として活動しているヨーチェン・マさんは、さまざまな文化や民族的背景を持つ生徒が集まる「チルドレンズ・オーケストラ・ソサエティ」の事務局長も務めています。長年、音楽に携わってきたヨーチェン・マさんに、子どもたちに音楽を教える意義や音楽学習の意欲を高めるために必要なことなどをお話いただきました。
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[水先案内人紹介]ヨーチェン・マさん
NGOピースボートのスタッフを紹介します
船内のイベントやエンターテインメントなど、日々の船内企画はNGOピースボートが中心となって実施しています。ピースボートのスタッフを紹介する企画が行われ、これまでの経歴や乗船中以外の業務、ピースボートクルーズの小話など、話が弾みました。
アイスランドの絶景の中へ
“生きている地球”を体感できる見どころが数多く点在するアイスランド。その象徴ともいえるのが、「ゴールデンサークル」と呼ばれるエリアです。その中にあるグトルフォスの滝では、毎秒平均140トンの水が白い水煙を上げながら流れ落ちていきます。その迫力は圧巻!アイスランドならではの光景を楽しむことができました。
奇跡の天体ショー、オーロラ
オーロラベルト圏内を航海中のパシフィック・ワールド号では、美しいオーロラを見ることができました。夜空に広がる神秘的な光の舞はとても幻想的で、見る人を魅了します。忘れられない一夜となりました。
[Photo:Shunya Mizumoto]
レイキャビク(アイスランド)に入港しました
大自然が待ち受ける、北欧の島国アイスランドは国土の12%を氷河に覆われていることから「火と氷の国」とも呼ばれています。首都レイキャビクの街には、アイスランドの歴史や文化を知ることができる美術館や博物館が数多くあり、また北欧らしいカラフルで可愛らしい街並みは散策にも最適です。
レイキャビクの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]地球の鼓動が聞こえる、遥かなるワンダーグラウンドへ
空に舞うオーロラ
オーロラシーズンのアイスランド沖を航行中のパシフィック・ワールド号。デッキは、オーロラの出現を心待ちにするみなさんで賑わっています。そして、待ちに待ったオーロラが現れました。言葉で表現しきれないほどの美しい光景が、目の前に広がっています。誰もが感動的で神秘的な夜の風景を眺めていました。
難民・移民として生きること
早稲田大学教授であり、人道支援、平和構築、多文化共生などを専門に、NGOや市民運動の研究に取り組んでいる金敬黙さんに、ヨーロッパの国々での難民問題や、日本における難民や移民の受け入れについてお話いただきました。
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[水先案内人紹介]金敬黙さん
オーロラを探す旅へ
オーロラに関するさまざまな情報を分析しているオーロラ案内人のアクセル・オスカーソンさん。今回は、アクセルさんがオーロラ案内人になるまでが紹介されました。アクセルさんには今後もオーロラに関する講座を行っていただく予定です。
オーロラの不思議と魅力
国立天文台の元研究員の伊東昌市さんに、オーロラの基礎知識や発生する仕組み、世界中の人びとを惹きつけるその魅力などをお話いただきました。今クルーズのハイライトのひとつということもあり、講座に参加した誰もが熱心に伊東さんの言葉に耳を傾けていました。
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[水先案内人紹介]伊東昌市さん
ベルファスト(英国)に入港しました
造船業を軸とした工業によって発展してきたベルファストは、クラシカルな建物が魅了する風光明媚な街です。街を流れるラガン川周辺は歴史地区となっていて、19世紀の建築物が数多く点在します。街散策では、造船ドッグを改装したウイスキーの蒸留所などのスポットも訪れることができます。
リバプール観光
リバプール滞在2日目は、1875年に建てられた中央図書館へ。エントランスホールには螺旋階段があり、天井はガラス張りで自然の光が差し込み、開放感に満ちています。円を描くように設置された本棚に囲まれた読書スペースなど、館内はどこも芸術的な美しさで図書館であることを忘れてしまいそうなほど。次はゆっくりと読書をしたいものです。
リバプール(イギリス)に入港しました
美しい街並みと歴史的な建造物が数多く残るリバプールは、ザ・ビートルズが結成された地としても知られています。街のあちらこちらに残るザ・ビートルズゆかりの地をめぐったり、リバプール大聖堂やレストラン、カフェなどが並ぶアルバート・ドッグを散歩したり。リバプールならではの過ごし方ができました。
北アイルランドの紛争と和平プロセス
平和構築や北アイルランドの政治などを専門に、アイルランドの大学で助教授を務めるデビッド・ミッチェルさんに、北アイルランドの歴史についてお話いただきました。世代を超えて、平和構築に関心のあるたくさんの方が講座に参加しました。
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[水先案内人紹介]デビッド・ミッチェルさん
オールディーズナイト
オールディーズナイトが開催されました。今夜は、次の寄港地であるリバプールで結成されたビートルズの名曲の数々が演奏され、フロアで踊ったり、ドリンクを片手に音楽を楽しんだりと、賑やかな夜になりました。