地球一周の船旅 2024年8月 Voyage118(アフリカ・中南米・南太平洋コース)
クルーズレポート
マチュピチュ遺跡へ
標高約2,400メートルに位置する天空の都市・マチュピチュ遺跡へ。その姿が見えてくると、「すごい!」そんな声があちらこちらから聞こえてきます。未だに多くの謎が残るマチュピチュ遺跡は、たくさんの人を魅了してやみません。
カヤオ(ペルー)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]聖なる巡礼地・マチュピチュを訪ねて
カヤオ(ペルー)に入港しました
数々の世界遺産を擁するペルーの海の玄関口、カヤオに入港しました。訪れたのは、ペルーの歴史と文化が息づくクスコ。美しい教会やカフェが並ぶアルマス広場やクスコ大聖堂など、見どころがたくさんあります。
アンデス音楽を楽しむ
船内に響く、アンデス音楽。アトリウムでは、アンデス音楽グループ「アンサンブル・タキ・ペルー」によるコンサートが行われました。美しい音色を届けてくれた「アンサンブル・タキ・ペルー」のメンバーに、大きな拍手が送られました。
支援物資を世界へ
NGOピースボートでは、たくさんの物を運べるという大型客船の特性を活かし、寄港地のニーズに合わせて支援物資を届けています。寄港前には物資の仕分けや整理が行われ、毎回たくさんの方にご協力いただいています。届ける物資は楽器や文房具、服、スポーツ用品、裁縫用具など、多岐にわたります。
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(NGOピースボートのサイトへ移動します)
ラテンフィエスタ
ラテン音楽を楽しむ「ラテンフィエスタ」が行われました。サルサのステップのレッスンのあとは、音楽に合わせて踊ったり、ドリンクを購入して乾杯したりと、会場はとっても賑やか!楽しいひとときとなりました。
アンデス地方伝統音楽ライブ
ペルー国内外で活動しているアンデス音楽グループ「アンサンブル・タキ・ペルー」によるライブでは、伝統音楽をはじめ、さまざまな曲が演奏されました。これから寄港するペルーがより楽しみになりました。
夜のプールを楽しむ
賑やかな夜のプール。昼間とは違った雰囲気のプールでみなさん泳いだり、くつろいだりと思い思いの時間を過ごしています。またひとつ、旅の思い出が増えました。
パナマ運河通航
パナマ運河通航の日を迎えました。船が閘門に入ると門が閉まり、水が注入されます。水の力で船を上昇したり下降させて、船が進んで行きます。デッキでその様子を見守っていた人たちから「すごい!」と声があがります。船旅ならではの光景を、たくさんの人が楽しんでいました。
パナマ運河の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]海と海をつなぐ、パナマ運河を渡る
先住民族「クナ」の文化体験
クリストバルでは、先住民族クナの文化を体験するオプショナルツアーも実施されました。クナの女性たちは、クナの人びとだけに伝わる美しい手芸「モラ」を縫い、身に着けることで代々伝わる伝統を守ってきました。ツアーでは、モラ作りを体験することができました。クナの人びとが受け継いできた歴史や文化を学び、交流を深めることができました。
クリストバル(パナマ)に入港しました
パナマ運河のカリブ海側の玄関口であるクリストバルに入港しました。ここから、エンベラの人びとが暮らすコミュニティを訪問しました。ボートに乗って熱帯雨林の中を進むと、かやぶき屋根の家々が見えてきました。村の中を案内してもらったり、伝統楽器の演奏やダンスを披露してくれる場面も。途中からは私たちも一緒になって踊り、楽しい時間を共有することができました。
船内新聞
船内生活に欠かせない船内新聞には、翌日のイベントや講座の場所や開始時間、レストランやショップのオープン時間などの情報が記載されています。前日の夜に船室に届くので、届いた船内新聞を見ながら翌日のスケジュールをたてることができます。
アンデス文明史
写真家の義井豊さんに、アンデス文明について講座を行っていただきました。文字をもたなかった古代アンデスがどのように発展したのか、そしてどうやって高度な文明を築いたのか─。義井さんが撮影した写真も交えてお話しくださり、みなさん興味深そうに耳を傾けていました。
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[水先案内人紹介]義井豊さん
洋上にひろがる自由な時間
これまでの旅の日々で練習してきた合唱の成果を披露する場が設けられ、この旅で仲良くなった方々の応援にとたくさんの方が来場しました。出演者のみなさんの美しい歌声に、大きな拍手が送られました。
海と空
果てしなく続く海と空。デッキで船旅ならではの風景を眺めていると、あっという間に時間が過ぎていきます。毎日表情を変える海は、どれだけ見ていても飽きることはありません。
エンベラの文化
次の寄港地であるパナマに暮らす先住民族エンベラの文化を広げる活動をしているミリッツァ・フラコさんは、幼いころからエンベラの人びとの伝統について学び、現在は伝統舞踊の教師でもあります。今回は、教育や食事などについてお話しいただきました。パナマでは、彼らのコミュニティを訪問するオプショナルツアーも実施予定とあり、たくさんの方が講座に参加しました。
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[水先案内人紹介]ミリッツァ・フラコさん
海図で楽しむ船旅
船がここまでどんな航路を辿ってきたのかは、船内に貼りだされた海図で確認することができます。海図が更新されると、写真に収めたり、持参した地図に位置を書き込んだりする人の姿も。これも旅の大切な思い出のひとつになることでしょう。
ブルックリン橋へ
ニューヨーク観光でかかせないスポットのひとつ、マンハッタンとブルックリンを結ぶ「ブルックリン橋」へ。ニューヨークで暮らす人びとも通勤やランニングなど日々使用するので、ここを訪れればニューヨークの日常を垣間見ることができます。日中はもちろん橋の上から見るマンハッタンの夜景は美しく、ニューヨークならではの絶景を楽しむことができました。
ニューヨーク(米国)に入港しました
経済、音楽、アート、カルチャー、さまざまな分野で世界の最先端として、日々新たな文化が生まれるエキサイティングな街、ニューヨーク。タイムズスクエアや自由の女神像、セントラルパーク、五番街など、訪れたいスポットがたくさんあります。みなさん期待に満ちた表情で、船を出発していきました。
ニューヨークの掲載記事はこちら
[クルーズコレクション]ドラマに満ちた北米よもやま話-航海作家が選ぶ歴史航海
愛と差別と友情とLGBTQ+
ジャーナリストであり、作家の北丸雄二さんは、ニューヨークに25年暮らしてきました。ニューヨーク寄港を前日に控えたこの日の講座では、ジャーナリストとしてニューヨーク生活中に見てきたLGBTQ+の米国現代史についてお話しいただき、人権について考える時間となりました。
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[水先案内人紹介]北丸雄二さん
洋上で迎える特別な日
洋上で迎えるお誕生日は、船内でできた友人たちと一緒にお祝いをする方が多くいらっしゃいます。夕食時、事前に予約をしてレストランに行くと、船長からのメッセージカードとバースデーケーキが届きます。忘れられない特別な1日になることでしょう。
水彩画展示会
カルチャースクール・水彩画教室の展示会が開催されました。寄港地の風景や洋上のヒトコマなど、さまざまな作品が展示されました。思いのこもった作品の数々に、たくさんの方がじっくりと見入っていました。
ピアノの音色に包まれて
船内では、バーやカフェなどで専属ミュージシャンの演奏を楽しむことができます。お気に入りの場所で美しい音色に包まれてのリラックスタイム。ゆったりとした時間が流れます。
日本被団協のノーベル平和賞受賞にあたって
長年、核廃絶運動に取り組んできた日本被団協がノーベル平和賞を受賞しました。今回の企画では、日本被団協の活動や、NGOピースボートが広島・長崎の被爆者の方々とともに行っている核兵器廃絶にむけた「おりづるプロジェクト」の取り組みなどが紹介されました。
おりづるプロジェクトなどについてはこちら
「ノマド生活」とは?
多くの紛争地や紛争地域で看護師として働き、現在は非営利団体Help Me Live USAを立ち上げて困っている人びとを助ける活動をしているニーナ・ウンさん。今回の講座では、ニーナさんの現在のスタイルである、さまざまな場所を移動しながら生活する「ノマド生活」についてお話しいただきました。
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[水先案内人紹介]ニーナ・ウンさん