地球一周の船旅 2024年8月 Voyage118(アフリカ・中南米・南太平洋コース)
クルーズレポート

和太鼓を体験
各国の文化を知るイベントとして「加茂網村太鼓」の代表による和太鼓教室がひらかれました。撥の持ち方や叩き方などがレクチャーされ、参加したみなさんは、真剣な表情で取り組んでいました。

日本文化を体験
国際色豊かなピースボートクルーズでは、各国の文化を知るイベントが多数行われます。今回は、尺八の演奏やかるた、けん玉、お手玉、書道などの日本文化を体験するイベントが実施され、たくさんの人で賑わいました。

カンボジア地雷問題検証ツアー報告会
NGOピースボートでは、カンボジアなど地雷埋設国で地雷除去を実施している政府機関やNGOを支援する「地雷廃絶キャンペーン(P-MAC)」プロジェクトを行っています。今クルーズでは、香港で船を一時下船しカンボジアへ向かい、地雷被害者の自立を支援する団体や、プロジェクトの支援により地雷が除去された村を訪問する5日間のオプショナルツアーが実施されました。ツアーに参加したメンバーによる報告会が行われ、多くの人がメンバーの声に耳を傾けました。
地雷廃絶キャンペーン(P-MAC)についてはこちら
(NGOピースボートのサイトへ移動します)
地雷廃絶キャンペーン(P-MAC)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]旅先で出会った地雷問題

航路と航海の雑学~インド洋編~
航海史を紐解き、航路や船にまつわる雑学を学べる人気シリーズ企画がはじまりました。今回はインド洋編として、ここまでの航路や、これからの見どころなどが紹介されました。

お気に入りの居場所ができる船内
4層吹き抜けのアトリウムに位置する開放的なクルーナーズバーでは、コーヒーやカプチーノ、紅茶などのドリンクを飲みながら、音楽や読書を楽しむことができます。おひとりの時間はもちろん、船内でできた友人たちとの社交の場としても人気のスポットです。

モーリシャスの歴史、文化、生態系に触れる
次に寄港するモーリシャスで、環境科学者として高い評価を得ているナディーム・ナズラリさんに、モーリシャスの歴史や文化、モーリシャスの生態系についてお話いただきました。次の寄港地のお話とあり、講座にはたくさんの方が参加しました。
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[水先案内人紹介]ナディーム・ナズラリさん

101年目の9月
9月1日の防災の日に向けて、船内ではジャーナリストの中村一成さんの講座に注目が集まります。今回の講座では、1923年9月に発生した関東大震災後に起こった虐殺事件などについてお話いただきました。中村さんは、在日朝鮮人や移住者、難民を取り巻く問題などをテーマにさまざまな書籍を出版されています。
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[水先案内人紹介]中村一成さん

南半球へ
シンガポールを出港し、船は南半球の寄港地に向けて航海を続けています。船内では赤道通過を記念したイベントが行われました。赤道ということで、ドレスコードの赤い洋服やグッズを身に付けてデッキへ。楽しいひとときとなりました。

海と空
ゆっくりと海と空を眺めるひとときは、船旅ならではの特別な時間。デッキで過ごす時間を大切にしている方も多くいらっしゃいます。航海する地域によって色が変わる海は、どれだけ眺めていても見飽きることはありません。

時差調整日
時差の調整日を迎えました。船旅では、次の寄港地との時差調整を、到着までの日数に合わせて少しづつ行っていきます。西回り航路の今クルーズは、24時なると1時間戻すため「時差の日はなんだか得をした気分になる」という方も。

旅をしながらふれる国際情勢
アラブ文学が専門でパレスチナ情勢に詳しい早稲田大学文学学術院教授の岡真理さんに、ガザやパレスチナの現状についてお話しいただきました。ガザでは毎日多くの一般市民が命を落とし、その大半は子どもたちだと言います。講座に参加したみなさんは、真剣な表情で岡さんの言葉に耳を傾けていました。
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[水先案内人紹介]岡真理さん

シンガポールに入港しました
多民族国家ならではのさまざまな魅力があふれるシンガポールでは、この地ならではのグルメを味わったり、「シンガポールと言えばここ!」というマーライオンパークや、マリーナベイ・サンズ、チャイナタウンなどの観光スポットを訪れたりと、充実した時間を過ごすことができました。
シンガポールの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]異国情緒あふれる魅惑の国

アイスクリームで一休み
イベントや企画、ワークショップなど、さまざまな催しが日々行われている船内。「ちょっと休憩したいな」と思ったらアイスクリームバーへ。時間限定でバニラアイスクリームを無料で提供しています。海の風に吹かれながら食べるアイスクリームは格別です!

国際交流の軌跡
今クルーズでは、明星学園中学校とNGOピースボートが協力し、国際交流を体験するべく27名の中学生がシンガポールまで乗船しています。旅の終わりが近づき、クルーズでの日々を振り返る会が行われました。船内や寄港地での体験や出会い、感じたことなどを、それぞれの言葉で発表していきます。12日間の船旅は、素敵な夏の思い出となったことでしょう。

フラメンコ&ギターショー
フラメンコギタリストのチャノ・カラスコさんと、フラメンコダンサーの池谷香名子さんによるショーが行われました。お二人の素晴らしいパフォーマンスに、大きな拍手が送られました。

はじめてのフラメンコ
約3ヶ月の旅の時間は、新しいことに挑戦するにはぴったり。フラメンコレッスンでは、踊りや歌、ギターの体験が行われ、たくさんの方が参加しました。

ビアガーデン
夕暮れのデッキでは、バンド演奏を楽しむイベントが行われました。今夜の"ブルームーン"にちなんでドレスコードは「青」。青い服やグッズを身に付けて集まった皆さんで、ドリンクを片手におしゃべりをしたり、生演奏に合わせてステップを踏んだりと、船旅らしい時間を過ごすことができました。

世界最高齢プログラマー、私のまいにち
NPO法人ブロードバンドスクール協会の理事を務める若宮正子さんは、81歳でスマートフォン用のアプリを開発しました。講座では、”世界最高齢プログラマー”の若宮さんのITに向き合うコツなどをお話いただきました。
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[水先案内人紹介]若宮正子さん

香港に入港しました
超高層ビルが立ち並び、ネオンがきらめく夜の景色は「100万ドルの夜景」とも称される香港に入港しました。中国式の寺院や香港映画スターの手形や像が迎えるアベニュー・オブ・スターズ、香港ならではのお土産が手に入るスタンレーマーケットなど、見どころは盛りだくさん!オプショナルツアーに参加したり自由行動をしたりと、楽しいひとときを過ごすことができました。

出会いの時間
旅はまだはじまったばかり。乗船者のみなさんの自己紹介も兼ねた交流の場が設けられました。出身地や行きたい寄港地、趣味や特技の話をしたりと会話も弾み、楽しいひとときとなりました。

ウェルカムセレモニー
ウェルカムセレモニーが開催されました。開放的なアトリウムにはたくさんの人が集まり、旅の始まりを共にお祝いしました。ついに幕をあけた世界一周クルーズ、これからの日々が楽しみです。

楽しい旅を
いよいよ始まった世界一周クルーズ。寄港地はもちろん、船内での時間も楽しんでいただくために、船内での過ごし方やパシフィック・ワールド号の設備、施設などが紹介されました。たくさんの人が参加し、みなさん熱心に聞き入っていました。

時計を気にしない旅のはじまり
自己紹介をしたり、おしゃべりをしたりと、旅がはじまり賑わうデッキで夜空を見上げると、美しい月が出ていました。灯りやさえぎるものがない海の上では、月や星空も心行くまで楽しむことができます。