地球一周の船旅 2024年12月 Voyage119(南極航路 アフリカ&南米コース)
クルーズレポート
虹
かけがえない絶景との出会いに満ちた世界一周クルーズ。デッキに出てみると、雲の下にかかる美しい虹を見ることができました。その素晴らしい景色は忘れられない旅の1ページとなりました。
洋上写真展で知るマダガスカル
水先案内人のホセ・ルイス・ギラオ・ピニェイロさんが創設した「アグア・デ・ココ財団」での活動を紹介する写真展が開催されました。無邪気な笑顔を浮かべる子どもたちや真剣な眼差しで作業をする女性たちなど、多数の写真が展示され、多くの方が足を止めて見入っていました。
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[水先案内人紹介]ホセ・ルイス・ギラオ・ピニェイロさん
国連で学んだリーダーシップ
国連世界食糧計画(WFP)の元アジア地域局長である忍足謙朗さんは、30年以上にわたり国連で勤務し、人道支援、開発支援の現場で活躍。地域局長時代には、紛争が続くアフガニスタンや政治的に複雑な北朝鮮などを含むアジア14ヵ国の支援の総責任者を務めました。講座では、その経験から見通しが立ちづらい現場でのリーダーシップについてお話いただきました。
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[水先案内人紹介]忍足謙朗さん
カンボジア地雷問題検証ツアー報告会
ピースボートクルーズでは、訪れた寄港地で社会問題や歴史などを学び考えるオプショナルツアーを実施しています。今回はシンガポールで一時下船し、空路でカンボジアを訪問。内線終結から30年経った今も続く、地雷問題について学ぶツアーに参加したメンバーによる報告会が行われました。ツアーでは、5日間をかけて地雷被害者を支援する団体を訪問し、地雷除去に関わる人びとから直接お話を伺いました。報告会では、参加メンバーたちが現地で学んだことや感じたことを、それぞれの言葉で報告しました。
クリスマスイベント
クリスマスムード一色に包まれた船内では、ミニゲームブースや専属ミュージシャンによるクリスマス特別ライブ、社交ダンスパーティ、ファッションショーなど、多彩なイベントが開催されました。
洋上で迎えたクリスマス
クリスマスの日がやってきました。船内は美しい装飾で彩られ、とても華やかな雰囲気です。クリスマスカラーの服やアクセサリーを身に付けた方もいて、ムードを一層盛り上げています。フォトスポットでは、記念撮影を楽しむ姿も見られました。
海洋動物の世界へようこそ
ダイバーに海洋保護活動への参加を促す団体「Better Blue」のプロジェクト・マネージャーを務める余思琪(ユウ・スーチー)さんに、クジラやイルカなどの生態や余さんが取り組んでいるさまざまな海洋問題についてお話いただきました。
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[水先案内人紹介]余 思琪さん
トロピカルビアガーデン
夕暮れのデッキでビアガーデンが開催されました。テーブルのあちらこちらから「乾杯!」の声が聞こえ、専属バンドの軽快な演奏や和やかな雰囲気をさらに盛り上げます。船旅らしい楽しい時間を過ごすことができました。
航海の雑学
船旅にまつわる雑学や、これからの航路などを紹介するシリーズ企画「航海の雑学」。今回はインド洋編として、出航からケープタウンまでの航路や見どころが紹介されました。参加した方々は時折メモを取りながら熱心に聞き入っていました。
アフリカの島国へようこそ
マダガスカルやカンボジア、ルワンダなどの国々で教育や環境、子どもの権利などの課題の解決に取り組んでいる「アグア・デ・ココ財団」の創設者で会長のホセ・ルイス・ギラオ・ピニェイロさんに、マダガスカルの歴史や深刻化している干ばつなどについて講座を行っていただきました。
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[水先案内人紹介]ホセ・ルイス・ギラオ・ピニェイロさん
デッキで過ごす時間
デッキで心地よい風に吹かれながら、船旅ならではの風景を眺めていると、あっという間に時間が過ぎていきます。美しい海はどれだけ見ていても飽きることはありません。
世界遺産・ゴレ島に生まれて
パーカッショニストのラティール・シーさんは、セネガルのゴレ島で生まれました。この島は奴隷貿易の拠点として栄え、現在ではその悲劇を伝える「負の世界遺産」として登録されています。今回の講座では、アフリカが生み出した音楽やゴレ島の歴史についてお話いただきました。
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[水先案内人紹介]ラティール・シーさん
シンガポールに入港しました
多民族国家ならではの多彩な魅力が詰まったシンガポールに入港しました。人工ツリーが目を引く巨大植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」や世界中から観光客が訪れる「マーライオンパーク」、シンガポールならではのグルメを楽しむことができました。
シンガポールの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]異国情緒あふれる魅惑の国
異文化理解の第一歩
ダイバーシティ&インクルージョンコンサルタントであり、東京大学バリアフリー教育開発研究センターの特任研究員を務める藤原快瑤さんに、異文化理解についてお話しいただきました。「異なる文化的背景を持つ人びとと交流するときには、相手の価値観や習慣を理解することが大切」と話す藤原さん。これから世界を旅する私たちにとって、とても意義深い講座となりました。
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[水先案内人紹介]藤原快瑤さん
能楽の道、50年の歩み
能楽師の藤井雅之さんは、日本の能楽界を代表する中心的なメンバーとして、国内外での公演や各種薪能の企画・プロデュースなど、多岐にわたる活動を行っています。今回のトークでは、能楽の道へ進んだきっかけや、これまでの経験について貴重なお話をお聞きすることができました。
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[水先案内人紹介]藤井雅之さん
寄港地のいろは~シンガポール~
次に寄港するシンガポールの見どころを案内する企画が開催されました。多民族国家ならではの多彩なグルメや、おすすめの観光スポットが紹介され、参加した皆さんは熱心に耳を傾けていました。
クリスマスに向けて
少しずつ近づいてきたクリスマス。船内にはクリスマスツリーが飾られていて、見ているだけで心がワクワクしてきます。クリスマス当日が待ち遠しいですね。
ナイトタイムを楽しむ
船内のバーでは、専属ミュージシャンの演奏を聴きながら旅の途中で出会った友人たちとお話をしたり、お酒を楽しむなど、さまざまな過ごし方ができます。今日も楽しい夜が更けていきました。
Voyage119の魅力
南半球をめぐるVoyage119。寄港地ごとに歴史や文化を掘り下げ、その魅力や見どころを紹介する企画が行われました。旅はまだ始まったばかり。これからどんな出会いがあって、どんな体験が待っているのか、期待が高まります。
香港に入港しました
伝統と現代が融合する街、香港に入港しました。昔ながらの文化や生活が息づく街並みと、最新技術を活用した観光スポットが共存するこの地では、香港グルメの食べ歩きや観光地めぐりを存分に楽しめます。オプショナルツアーや自由行動を通じて、充実したひとときを過ごすことができました。
アトリウムでのひととき
自由な時間をゆっくりと楽しめるクルーズライフ。4層吹き抜けのアトリウムのそばにはバーやカフェがあり、多くの方がリラックスしたひとときを過ごしています。
ウェルカムセレモニー
出航を祝う船長主催のウェルカムセレモニーが開催されました。パシフィック・ワールド号のクルーたちも紹介され、集まったみなさんから大きな拍手が送られました。
航跡
いよいよ始まった船上での生活。船内を散策しながら後方のデッキに出てみると、海上にまっすぐ伸びる航跡を見ることができました。このように、自分たちが進んできた道筋を目で楽しめるのも、船旅ならではの魅力です。