地球一周の船旅 2024年12月 Voyage119(南極航路 アフリカ&南米コース)
クルーズレポート
船内の過ごし方
船内では、イベントやゲストによるレクチャーのほかに、乗船している方々が趣味や特技を生かして実施する「自主企画」が行われています。楽器演奏や体を動かすアクティビティ、得意なことを披露したりと、誰もが自由に企画することができます。
バーでのひととき
バーでは、さまざまなジャンルの専属ミュージシャンの生演奏をゆったりと楽しむことができます。美しい音楽を聴きながらリラックスしたひとときを過ごせるとあって、毎日ここで時間を過ごしているという方もいらっしゃいます。
お正月イベント
トアマシナを出港したパシフィック・ワールド号では、新年を祝うイベントが開催されました。デッキでは鏡開きが行われ、大いに盛り上がりました。また、書初めや福笑いを楽しめるコーナーや、願いを書いた絵馬を飾るスペースも用意され、新年らしいにぎやかな雰囲気が広がっていました。
洋上で迎えたお正月
新年を迎え、美しい正月飾りが施された船内は、華やかで賑わいに満ちています。パシフィック・ワールド号はトアマシナに寄港中です。この島ならではの景色を味わい、楽しいひとときを過ごしました。
トアマシナ(マダガスカル)に入港しました
独自の進化を遂げた動植物が数多く生息するマダガスカルのトアマシナに入港しました。「星の王子さま」にも登場する巨木バオバブを見に行ったり、動物保護公園でユニークな動植物を観察したり、社会問題である貧困について学ぶオプショナルツアーに参加したりと有意義な時間を過ごすことができました。
トアマシナ(マダガスカル)の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]神秘の木バオバブがある風景
夕暮れ
デッキに出てみると、美しい夕焼け空が待っていました。息をのむような景色にしばし言葉を失います。地球が創り出す素晴らしい景色は、どれだけ見ていても飽きることはありません。
ピックルボール体験
アメリカで生まれたラケットスポーツのピックルボールは、ラリーのしやすさから幅広い世代の方々が参加することができます。今回初めてピックルボールにチャレンジしたという方も、軽快にボールを打ち返し楽しんでいました。
レユニオン島に入港しました
そびえ立つ山や渓谷、火山をはじめとする、壮大な自然風景が広がるレユニオン島の約40%は「レユニオン島の火山峰、圏谷と岩壁群」として世界遺産に登録されています。自然を体感するアクティビティに参加したり、島の中心であるサン・ドニを観光したりと、さまざまな過ごし方ができました。
虹
かけがえない絶景との出会いに満ちた世界一周クルーズ。デッキに出てみると、雲の下にかかる美しい虹を見ることができました。その素晴らしい景色は忘れられない旅の1ページとなりました。
洋上写真展で知るマダガスカル
水先案内人のホセ・ルイス・ギラオ・ピニェイロさんが創設した「アグア・デ・ココ財団」での活動を紹介する写真展が開催されました。無邪気な笑顔を浮かべる子どもたちや真剣な眼差しで作業をする女性たちなど、多数の写真が展示され、多くの方が足を止めて見入っていました。
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[水先案内人紹介]ホセ・ルイス・ギラオ・ピニェイロさん
ポートルイス(モーリシャス)に入港しました
インド洋に浮かぶポートルイスは、その景観の美しさから「インド洋の貴婦人」と称されています。ここでは世界遺産アプラヴァシ・ガートを訪問してポートルイスの歴史や文化を学んだり、ビーチでゆったりと過ごしたりと楽しむことができました。
国連で学んだリーダーシップ
国連世界食糧計画(WFP)の元アジア地域局長である忍足謙朗さんは、30年以上にわたり国連で勤務し、人道支援、開発支援の現場で活躍。地域局長時代には、紛争が続くアフガニスタンや政治的に複雑な北朝鮮などを含むアジア14ヵ国の支援の総責任者を務めました。講座では、その経験から見通しが立ちづらい現場でのリーダーシップについてお話いただきました。
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[水先案内人紹介]忍足謙朗さん
カンボジア地雷問題検証ツアー報告会
ピースボートクルーズでは、訪れた寄港地で社会問題や歴史などを学び考えるオプショナルツアーを実施しています。今回はシンガポールで一時下船し、空路でカンボジアを訪問。内線終結から30年経った今も続く、地雷問題について学ぶツアーに参加したメンバーによる報告会が行われました。ツアーでは、5日間をかけて地雷被害者を支援する団体を訪問し、地雷除去に関わる人びとから直接お話を伺いました。報告会では、参加メンバーたちが現地で学んだことや感じたことを、それぞれの言葉で報告しました。
クリスマスイベント
クリスマスムード一色に包まれた船内では、ミニゲームブースや専属ミュージシャンによるクリスマス特別ライブ、社交ダンスパーティ、ファッションショーなど、多彩なイベントが開催されました。
洋上で迎えたクリスマス
クリスマスの日がやってきました。船内は美しい装飾で彩られ、とても華やかな雰囲気です。クリスマスカラーの服やアクセサリーを身に付けた方もいて、ムードを一層盛り上げています。フォトスポットでは、記念撮影を楽しむ姿も見られました。
海洋動物の世界へようこそ
ダイバーに海洋保護活動への参加を促す団体「Better Blue」のプロジェクト・マネージャーを務める余思琪(ユウ・スーチー)さんに、クジラやイルカなどの生態や余さんが取り組んでいるさまざまな海洋問題についてお話いただきました。
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[水先案内人紹介]余 思琪さん
トロピカルビアガーデン
夕暮れのデッキでビアガーデンが開催されました。テーブルのあちらこちらから「乾杯!」の声が聞こえ、専属バンドの軽快な演奏や和やかな雰囲気をさらに盛り上げます。船旅らしい楽しい時間を過ごすことができました。
航海の雑学
船旅にまつわる雑学や、これからの航路などを紹介するシリーズ企画「航海の雑学」。今回はインド洋編として、出航からケープタウンまでの航路や見どころが紹介されました。参加した方々は時折メモを取りながら熱心に聞き入っていました。
アフリカの島国へようこそ
マダガスカルやカンボジア、ルワンダなどの国々で教育や環境、子どもの権利などの課題の解決に取り組んでいる「アグア・デ・ココ財団」の創設者で会長のホセ・ルイス・ギラオ・ピニェイロさんに、マダガスカルの歴史や深刻化している干ばつなどについて講座を行っていただきました。
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[水先案内人紹介]ホセ・ルイス・ギラオ・ピニェイロさん
デッキで過ごす時間
デッキで心地よい風に吹かれながら、船旅ならではの風景を眺めていると、あっという間に時間が過ぎていきます。美しい海はどれだけ見ていても飽きることはありません。
世界遺産・ゴレ島に生まれて
パーカッショニストのラティール・シーさんは、セネガルのゴレ島で生まれました。この島は奴隷貿易の拠点として栄え、現在ではその悲劇を伝える「負の世界遺産」として登録されています。今回の講座では、アフリカが生み出した音楽やゴレ島の歴史についてお話いただきました。
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[水先案内人紹介]ラティール・シーさん
シンガポールに入港しました
多民族国家ならではの多彩な魅力が詰まったシンガポールに入港しました。人工ツリーが目を引く巨大植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」や世界中から観光客が訪れる「マーライオンパーク」、シンガポールならではのグルメを楽しむことができました。
シンガポールの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]異国情緒あふれる魅惑の国
異文化理解の第一歩
ダイバーシティ&インクルージョンコンサルタントであり、東京大学バリアフリー教育開発研究センターの特任研究員を務める藤原快瑤さんに、異文化理解についてお話しいただきました。「異なる文化的背景を持つ人びとと交流するときには、相手の価値観や習慣を理解することが大切」と話す藤原さん。これから世界を旅する私たちにとって、とても意義深い講座となりました。
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[水先案内人紹介]藤原快瑤さん