クルーズレポート
旅のロマンを感じるヒトコマ
ある日のこと。「島が見える!」との声を聞き、デッキへ。するとたしかにそこには島があり、船は島の目の前をゆっくりと通過してゆくところでした。洋上は毎日同じ光景が続くと思われがちですが、こうして名も知らぬ島を目にすると旅のロマンを感じます。 周りを見ると、島を写真におさめたり地図と島を見比べたり、持参した双眼鏡で眺める人の姿も。思いがけず出会えた島の姿に、旅心をくすぐられました。
目でも楽しむフレッシュフルーツ
レストランの入り口にディスプレイされたのは、カービングされたフルーツ。寄港地で仕入れたフルーツが、クルー(乗組員)の見事な技術で大変身!専用ナイフを使ってフルーツに花や鳥などを彫刻するフルーツカービングは、タイで始まったと言われています。たくさんの新鮮なフルーツは、このあとレストランで提供されます。
ピレウス(ギリシャ)に入港しました
ギリシャのピレウスに入港しました。船を降りたら地下鉄に乗って首都アテネへ。向かうのは、ギリシャ遺跡のハイライトともいうべきアクロポリスの丘です。石畳の坂道を登って行くとパルテノン神殿が見えてきました!青空の下に悠然とたたずむパルテノン神殿は、いつまでも見ていたい美しさです。
ピレウスの紹介記事はこちら
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サントリーニ島(ギリシャ)に入港しました
エーゲ海に浮かぶ三日月の形をした美しい島、サントリーニ島へ寄港しました。さっそく、ケーブルカーに乗って街の中へ。小道が入り組んでいるサントリーニ島は、目的地を決めずに街歩きしているだけで、かわいい教会や家々に出会うことができます。青く煌めく海と真っ白な家々、ブルードーム──サントリーニ島ならではの絶景を、時間いっぱい楽しみました。
サントリーニ島の紹介記事はこちら
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ポートサイド(エジプト)に入港しました
スエズ運河を抜け、エジプトのポートサイドへ入港しました。エジプトと言えば、やっぱりピラミッド!遠くからでも存在感を放つギザの三大ピラミッドは、そばまで行くと、ひとつひとつの石の大きさに圧倒されます。「一生に一度は見てみたい」ピラミッドを間近で見ることができて、大満足の1日となりました。
スエズ運河ならではの風景
スエズ運河にかかる唯一の橋が見えてきました!この日本エジプト友好橋は、日本のODA(政府開発援助)によって建造されたものです。近づくと、そのスケールの大きさに圧倒されます。スエズ運河を通り抜けたパシフィック・ワールド号は地中海へ出て、ポートサイドへと寄港します。
スエズ運河通航
クルーズの見どころのひとつ、スエズ運河通航の日を迎えました。右手にシナイ半島、左にアフリカ大陸をのぞみながら船はゆっくりと進みます。運河の航行は船旅でしか経験できないとあり、多くの人がデッキに出てその光景を楽しんでいます。
「好き」をかたちに
約3ヶ月の間、自分だけの時間が過ごせるクルーズには、楽器を持参される方もいらっしゃいます。お気に入りの曲を演奏をしていると、いつしか音楽仲間ができることも。他にも、新しいことにチャレンジする方やずっとやりたかったことを実現する方もいます。船旅には、さまざまなことに挑戦できる余裕ある空間が広がっています。
海を見ながら乾杯
14階の屋外レストランは昼食時間帯はテラスグリルですが、夜になると屋台風居酒屋「波へい」へと姿を変えて営業しています。串焼きをはじめ、お酒に合うメニューが楽しめるとあって、船内でできた友人たちと語らう場として人気です。
夕陽に魅せられて
インド洋を航行していると、風が吹かず海面に波がない「ベタ凪」と呼ばれる穏やかな海を見ることできました。大海原にゆっくりと沈んでいく夕陽を眺めようと、多くの人がデッキに足を運び、その美しさに魅せられていました。