クルーズレポート
ポートサイド(エジプト)に入港しました
スエズ運河を抜け、エジプトのポートサイドへ入港しました。エジプトと言えば、やっぱりピラミッド!遠くからでも存在感を放つギザの三大ピラミッドは、そばまで行くと、ひとつひとつの石の大きさに圧倒されます。「一生に一度は見てみたい」ピラミッドを間近で見ることができて、大満足の1日となりました。
スエズ運河ならではの風景
スエズ運河にかかる唯一の橋が見えてきました!この日本エジプト友好橋は、日本のODA(政府開発援助)によって建造されたものです。近づくと、そのスケールの大きさに圧倒されます。スエズ運河を通り抜けたパシフィック・ワールド号は地中海へ出て、ポートサイドへと寄港します。
スエズ運河通航
クルーズの見どころのひとつ、スエズ運河通航の日を迎えました。右手にシナイ半島、左にアフリカ大陸をのぞみながら船はゆっくりと進みます。運河の航行は船旅でしか経験できないとあり、多くの人がデッキに出てその光景を楽しんでいます。
「好き」をかたちに
約3ヶ月の間、自分だけの時間が過ごせるクルーズには、楽器を持参される方もいらっしゃいます。お気に入りの曲を演奏をしていると、いつしか音楽仲間ができることも。他にも、新しいことにチャレンジする方やずっとやりたかったことを実現する方もいます。船旅には、さまざまなことに挑戦できる余裕ある空間が広がっています。
海を見ながら乾杯
14階の屋外レストランは昼食時間帯はテラスグリルですが、夜になると屋台風居酒屋「波へい」へと姿を変えて営業しています。串焼きをはじめ、お酒に合うメニューが楽しめるとあって、船内でできた友人たちと語らう場として人気です。
夕陽に魅せられて
インド洋を航行していると、風が吹かず海面に波がない「ベタ凪」と呼ばれる穏やかな海を見ることできました。大海原にゆっくりと沈んでいく夕陽を眺めようと、多くの人がデッキに足を運び、その美しさに魅せられていました。
影がなくなる!?
北回帰線と南回帰線に挟まれた海域を航行していると、「影が消える」という不思議な現象に出会うことも。太陽が真上に来るお昼ごろになると、直立した物や人の影が消えてしまうのです。その現象を写真に収めようと、みなさんデッキでさまざまな物を撮影してその不思議なひと時を楽しんでいました。
星空映画鑑賞会
14階のデッキで行われた星空映画鑑賞会は、上映開始時間前から多くの人で大賑わい!映画鑑賞には欠かせないポップコーンも販売され、まるで映画館にいるかのような気分に。320インチのスクリーンに映し出される大迫力の映像に終始くぎ付けになる、大盛況の鑑賞会となりました。パシフィック・ワールド号ならではの特別な時間を過ごすことができました。
水先案内人 ティン ティンさんの演奏会
中国琵琶演奏家のティン ティンさんによる演奏会が開催されました。中国の民族楽器の中でも特に高度な技術が必要といわれる中国琵琶の美しい音色に聴き入ります。演奏会だけではなく、琵琶に関するお話も伺える、貴重な時間となりました。
毎日の食事にフレッシュな野菜を
日々の食事に欠かせない野菜は、寄港地などで仕入れたものを提供しています。長期間の船旅でも野菜不足の心配はなく、いつでもフレッシュな状態で味わえます。時には、寄港地の食文化に合わせたレシピでのご提供も。メニューを見ながら「これはどんな味付けかな」と想像しながらレストランへ向かうという楽しみもあります。