クルーズレポート
うれしい一品
レストランでは世界各国の料理のほかにも、日本の郷土料理も振る舞われます。今回登場したのは、大根を真冬の寒風で干し上げた博多名物「うまかですたい」です。これには、九州からのお客様が大喜び!日本を出航して、約1ヶ月半。懐かしい郷土の味に、自然と笑みがこぼれました。
世界を学ぶ
世界情勢をわかりやすい言葉で話してくれる国際政治学者の高橋和夫さんは、解説者として数多くのテレビ番組にも出演しています。ロシアとウクライナに関する講座にはたくさんの人が参加し、真剣な眼差しで高橋さんの言葉に耳を傾けています。その様子に、この問題への関心の高さが伺えました。
洋上のリフレッシュタイム
フィットネスセンターには、ランニングマシーンなどの運動機器が設置されています。海を感じながら気持ちの良い汗をかけるとあって、「乗船前からの運動習慣を船でも続けたくて」という方から、「ごはんをついつい食べ過ぎてしまって…」という方まで、いろんな方が利用しています。
タラゴナ(スペイン)に入港しました
良質なワインが作られることでも知られ、バルセロナへの玄関口でもあるタラゴナへ入港しました。グエル公園やカサ・ミラなど、ガルディの作品群を効率よく訪れることのできるオプショナルツアーに参加して、バルセロナ随一の見どころ、サクラダ・ファミリアへ。美しい建築様式や細かい彫刻、内部の色鮮やかなステンドグラスなど、その見どころは尽きません。
スペインの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]芸術の都に息づく名建築を訪ねて
自然からのプレゼント
海の生き物との出会いは、船旅ならではのうれしい瞬間。「イルカだ!」そんな声を聞き海に目を向けると、そこには船と並んで泳ぐイルカの姿がありました。大海原を気持ちよさそうに泳ぐ姿を見ていると、なんだかほっこり。パシフィック・ワールド号が作り出す波と戯れるイルカたちの姿に歓声があがりました。
カリアリ(イタリア)に入港しました
地中海で2番目の大きさであるサルデーニャ島の南の玄関口、カリアリに寄港しました。さっそく旧市街の散策へ出発です。オシャレなカフェやバー、ショップが並ぶ石畳の道を歩いたあとは、レストランで一休み。アツアツのピザをいただきます。最後は街が一望できる展望台へ。ここからは赤茶色の屋根の家々やカリアリ湾に浮かぶ船、遠くに地中海を見ることができます。地中海の爽やかな風に吹かれ、リラックスできた1日となりました。
カリアリの紹介はこちら
カリアリ[サルデーニャ島]
気候変動を考える
世界的に問題になっている気候変動に関連する作品を制作しているドキュメンタリープロデューサー、エレナ・ブルネッロさんに、気候変動が都市に与える影響についてお話いただきました。わたしたちにもできる取り組みや実際の課題を知ることができる貴重な講座となりました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]エレナ・ブルネッロ(ドキュメンタリー・プロデューサー、コンテンツ・クリエイター)
旅のロマンを感じるヒトコマ
ある日のこと。「島が見える!」との声を聞き、デッキへ。するとたしかにそこには島があり、船は島の目の前をゆっくりと通過してゆくところでした。洋上は毎日同じ光景が続くと思われがちですが、こうして名も知らぬ島を目にすると旅のロマンを感じます。 周りを見ると、島を写真におさめたり地図と島を見比べたり、持参した双眼鏡で眺める人の姿も。思いがけず出会えた島の姿に、旅心をくすぐられました。
目でも楽しむフレッシュフルーツ
レストランの入り口にディスプレイされたのは、カービングされたフルーツ。寄港地で仕入れたフルーツが、クルー(乗組員)の見事な技術で大変身!専用ナイフを使ってフルーツに花や鳥などを彫刻するフルーツカービングは、タイで始まったと言われています。たくさんの新鮮なフルーツは、このあとレストランで提供されます。
ピレウス(ギリシャ)に入港しました
ギリシャのピレウスに入港しました。船を降りたら地下鉄に乗って首都アテネへ。向かうのは、ギリシャ遺跡のハイライトともいうべきアクロポリスの丘です。石畳の坂道を登って行くとパルテノン神殿が見えてきました!青空の下に悠然とたたずむパルテノン神殿は、いつまでも見ていたい美しさです。
ピレウスの紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]神話と文明のふるさとを訪ねて