ハナエさん 28歳／ダンスインストラクター
ダンスの仕事は好きだし、それなりに毎日充実していましたが、これから人生どうしようかなと漠然ともやもやしていました。ピースボートのことは以前から街中でポスターを見かけていて、何となく知ってましたが、まさか自分がこの船に乗るとは思いもしませんでした！
世界の波と風を感じながら航海する100日間。
世界遺産観光もよし、世界中に友だちをつくるもよし、じっくり自分と向き合ってみるのもよし。
船内でもいろいろな体験ができるピースボートの船旅は魅力にあふれています。
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街中にお洒落なクラシックカーが走っていて、建物も車もとにかくカラフル。街を歩いていると、現地の人びとがあちこちで陽気なラテン音楽を奏でながら踊っていて、自然と楽しい気持ちになったことが心に残っています。
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白い街と青い海のコントラストは、照りつける日差しでよりいっそう鮮やかで、何にもしなくても、そこにいるだけで夢見心地でした。エーゲ海を眺めながら食べたギリシャヨーグルトはひんやりと冷たく濃厚で美味しかった！
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ずっと行きたかったソグネフィヨルド。憧れのフロム鉄道に揺られて渓谷沿いを観光し、船でフィヨルドの真ん中を遊覧しました。「いつかはこの目で見たい」と思っていた絶景の中に自分がいると思うと感無量でした。
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コロンビアではオプショナルツアーに参加し、難民のコミュニティを訪問。子どもたちと遊んだり踊ったりしているうちにたちまち仲良しに。言語の壁なんか感じず、ダンスで意思疎通ができて、心の底から踊っていて楽しかった！今までダンスをしてきて良かったと思いました。また会いたくて、お別れのときには涙が止まりませんでした。
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水先案内人と呼ばれる各界の専門家や著名人の方の講座には積極的に参加しました。知らなかったことをたくさん学ぶ機会に。ヨガやサルサのレッスンにも初挑戦。日本でやりたくてもできなかったことだったので大満足です。
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洋上運動会や夏祭りなどの大型イベントも目白押し。ダンスフェスティバルでは、練習や本番を通して、国籍、年齢、性別を越えてたくさんの人とステキな時間と感動を共有できました。私の一番の思い出です。
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360度さえぎるものがない海の上で、日本のことや、この船で出会った人のこと、これからのことを考える。そんなふうに自分と対話する時間も持てました。天気が良い日のデッキはお気に入りの場所です。
自分にない捉え方や発想との出会いが新しい風となり、私の中にたくさんの変化をもたらしてくれました。みんな個性的でいい。自分らしくていい。そんな大切な気づきをくれた旅でした。
「こうしなければならない」ということに捉われず、好きなことや楽しいことを大切にして生きている人たちとたくさん出会い、世界にはまだまだ知らないことがたくさんあると知りました。常に決めつけず、自分の足を使って学びに行くことを続けたいです。これから先の人生での学びや出会いを大切にしていきたいと心から思っています。
