カヤオ

カヤオ
世界遺産へと続く海の玄関口
世界遺産
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交流
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マチュピチュ遺跡やインカ帝国時代の首都クスコなど、数々の世界遺産を擁するペルーの海の玄関口。首都リマにも近い、物流や貿易を支えるペルー最大の港湾都市です。

旅人を魅了する独自の文化

数々の古代遺跡を遺した高度な文明、そして受け継がれた独自の文化が魅力のペルー。街を歩けば、カラフルな民族衣装を身にまとった人びとや、独特の風習を感じる光景が目に留まります。食文化もバラエティ豊かで、市場には私たちの食卓でもおなじみのジャガイモやトマト、トウモロコシなどが並びますが、実はこれらはペルーが原産のもの。多様な文化の影響を受けたペルーは「世界でもっとも美食を楽しめる国」との呼び声も高く、注目を集めています。色鮮やかな雑貨や、アルパカやリャマなどの可愛いグッズも、この地ならではのお土産です。

リマ旧市街歴史地区

1533年、インカ帝国を征服したスペインのフランシス・ピサロによって造られた街リマの旧市街。歴史を今へと伝える街は世界遺産に登録されています。都市計画のモデルとなったのは、ピサロの母国である当時のスペインのマドリード。 碁盤目状に道路が整備され、重要な建造物がいくつも建てられました。サント・ドミンゴ教会やリマ大聖堂、17世紀前半の美しいセビリアンタイルが貼られたサン・フランシスコ修道院は南米の史上最高傑作と評されています。タイムスリップしたかのような景観の中を散策する楽しみが待っています。

ビジャ・エルサルバドル

ペルー内戦を逃れた人びとが、砂漠の地に集まり生まれた「ビジャ・エルサルバドル」というスラム。元々は人びとが”不法”に集まった場所でしたが、住人同士が互いに意見を出し合い、優れた都市計画から”街”が築きあげられ、「奇跡の街」と呼ばれるまでに。ノーベル平和賞にもノミネートされるなど、世界の注目を集めています。こうした「ビジャ・エルサルバドル」発展に大きく寄与した現地NGO「アレーナ・イ・エステラス」との交流を通じて、貧困問題や社会参加について考えるプログラムも実施しています。

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アンデス文明の聖地へ

南米・ペルーにおいて、人類の定住が始まったとされるのはおよそ紀元前3,000年頃。その後、一帯にはアンデス文明と呼ばれる高度な文明が花開きました。そして、アンデス文明最後の先住民族国家・インカ帝国の時代に誕生したのが、アンデス山中の奥深く、空からしかその姿を確認できないことから「空中都市」と称されるマチュピチュです。今なお世界中の旅人を魅了するこの場所は、どんなロマンやミステリーに包まれているのか――ペルー・リマ在住で、長年に渡りペルー文化の研究を続ける阪根博さんに伺います。
[特集記事]聖なる巡礼地・マチュピチュを訪ねて

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