コタキナバル
コタキナバル
世界遺産
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オランウータンが棲む島へ
マレーシアのサバ州の州都であり、ボルネオ島のマレーシア領最大の都市。東南アジアの最高峰で標高4,095メートルのキナバル火山を有するキナバル自然公園への玄関口です。
生物多様性の島
自然が豊かなボルネオ島は、その独自の自然環境と生態系が世界自然遺産として認定されています。東南アジア最高峰のキナバル山の麓にあるキナバル公園は遊歩道が整備され、熱帯から高山帯までの環境で暮らす固有の動植物が住む原生林を楽しめます。手軽にコタキナバルの大自然を味わうなら「ロッカウイ・ワイルドライフパーク」へ。ここは100種類以上の動物たちが暮らす「動物園」とボルネオ島ならではの植物を観察できる「熱帯植物園」で、オラウータンやピグミー・アジア象、テングザルに出会うこともできます。
ボルネオの伝統文化体験
ボルネオ島は、昔から地域ごとに先住民族が暮らしてきたため、コタキナバルのあるサバ州だけでも、30以上の民族が暮らしているといわれます。サバ州立博物館では、サバ州の歴史や発掘された品々、民族衣装、そして実際に使われていた伝統家屋を移築したヘリテージ・ビレッジを見学できます。古くから伝わる竹を使った料理方法や伝統舞踊、そして固有の文化とさまざまな文化が融合したマレー文化を体験することは、”国”が移り変わってもこの島に息づく、人びとの生活にふれる貴重な時間となるでしょう。