ゼーブルージュ

ゼーブルージュ
世界遺産
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カルチャー
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「海にかかる橋」の名をもつ街

ハンザ同盟の中核都市として栄華を極めたブルージュの外港。約16キロメートル離れたブルージュには、中世にタイムスリップしたかのような街並みが広がります。

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水の都ブルージュへ

無数の運河がはりめぐされ、50以上の橋が架かっているブルージュの街は、時に「北のヴェネツィア」とも称される水の都です。階段状の切妻屋根が印象的なギルドハウスや高さ88メートルの鐘楼、ブルージュの建物の中で最も古い歴史を持つ市庁舎に囲まれたマルクト広場を訪れれば、まるで中世に迷い込んだかのような雰囲気が味わえます。広場の中でひと際目立つ鐘楼は、ブルージュの街を象徴する存在。47個もの鐘が組み込まれたカリヨン(組み鐘)は、ヨーロッパでも屈指の音色を響かせます。

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花の都ゲントを歩く

中世の時代にタペストリーをはじめとする繊維業で発展したゲントの街。当時はフランスのパリに次ぐ大都市として栄華を極めました。街には富を象徴する豪華な建物が軒を連ね、数多くの美術品が生まれたことから「花の都」とも称されます。街の中心を流れるレイエ川沿いには、中世の面影を色濃く残すフォトジェニックなスポットがいっぱい。聖ミヒエル教会に由来する聖ミヒエル橋や、かつて貿易が盛んに行われていたグラスレイと呼ばれるエリアにはカフェやレストランなどが並び、市民の憩いの場となっています。

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ベルギーの古都をめぐる

中世後期、バルト海や北海を中心に栄えたハンザ同盟。ベルギー北部のフランドル地方は毛織物の産地として発展し、特にブルージュの街にはハンザ同盟の四大外地商館のひとつが置かれるなど、交易の拠点として重要な役割を果たしました。 船が寄港するのは、「海に架かる橋」を意味する港町ゼーブルージュ。この街を起点に、フランドル地方の中心都市ブルージュや古都ゲントを訪れ、ハンザ同盟の栄華を今に伝える世界遺産の街並みを散策します。ベルギーを代表する味覚である、チョコレートとの出会いも楽しみです。
[特集記事]歴史を刻むベルギーの古都を訪ねて

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