クルーズコレクション

世界一周をもっと楽しむ-船旅は自由に変わる編-

クルーズレポートダイジェスト

2024年12月23日

日常を離れ、未だ見ぬ世界を目指す「旅」。新しい出会いや刺激を求めつつも、旅の間、いかに快適に心地よく過ごせるかも重要な要素といえるでしょう。ここ数年広まりつつあるクルーズ旅行は、旅の常識や概念を大きく変える手段として注目されています。では旅の舞台となる船内では、いったいどんな日々が待っているのか――今回は、船内での「我が家」となる客室の仕組みを中心に、“非日常”でありながら誰もが自分らしく楽しめる、ピースボートの旅の魅力をご紹介します！

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Ueno Takafumi

そもそも船旅ってどんな旅？

クルーズ旅行が他の旅行手段と異なるのは、その快適性と自由さ。目的地から目的地への「移動型の旅」と、リゾートホテルのようにゆったりと過ごせる「滞在型の旅」。その二つの要素を兼ね備えたクルーズ旅行は、とにかくラクで、“究極の移動手段”とも言われます。食べて、寝て、好きなことをしている間に船は次の目的地へ。旅の気苦労とも無縁で、たくさんの荷物も客室に置いてしまえば、あとは旅の終わりまでそのまま。お土産だって思う存分購入できます。心身への負担を最小限に抑え、純粋に旅を楽しむことに注力できるのはクルーズ旅行の大きなメリットです。

客室は旅のスタイルや過ごし方に合わせて

クルーズでもっとも長く過ごす場所となる客室。その選び方について、クルーズディレクターを務める田村美和子さんは「ご自身の旅のスタイルに合わせて選んでみては？」とアドバイスします。ラグジュアリーなスイートルームからリーズナブルなタイプまで、客室の種類は幅広く、船旅ならではの“隣は海”の感覚を楽しめるバルコニー付きの客室は400室以上。ピースボートクルーズでは、一人参加の方にも安心なシングルタイプや相部屋タイプも豊富です。「個人参加で相部屋を選択される方も多いですよ」と田村さん。旅の目的や予算に合わせて選べる客室が、あなたらしい旅を実現します。

1 あなただけの絶景を

客室全体の7割にバルコニーを完備。ペアタイプはもちろん、シングルタイプのお部屋もご用意しております。移動中もエンターテインメントとなるのが船旅の醍醐味。バルコニーは絶景への扉となり、寄港地での美しい入出港や雄大なフィヨルドの景観、運河の航行など、船上だからこその眺めをいつでも堪能できます。

2 自分だけのぜいたくな空間

新しい出会いを楽しみつつ、自分のペースも大切にしたい方におすすめなのがシングルタイプ。誰にも気兼ねすることなくリラックスできて、好きなことに没頭できるという良さもあります。パブリックスペースではご友人と過ごし、お部屋では一人時間を堪能――メリハリのある過ごし方が、旅の愉しみをさらに広げてくれます。

3 世界が広がる相部屋

自由な“一人旅”と、安心な“グループ旅行”。双方の良いとこ取りを実現する相部屋タイプの客室は、新しい友人づくりや、旅行代金をリーズナブルに抑えたい方にも好評です。カーテンでそれぞれのベッドを仕切ることで、プライベートな空間も確保できて安心。個人旅行でありながら、“世界一周”という共通の目的をもった旅仲間が得られます。

4 きめ細やかサービス

各種サービスのご用意も。朝起きてダイニングまで出かけるのはちょっと…という方には、追加料金なしでお部屋から注文・配達可能なコンチネンタルブレックファーストがおすすめです。長期旅行につきものの洗濯も、クリーニングサービス（※）を頼めば煩わしさとは無縁。多岐にわたるサービスを上手に活用して、思いのままのクルーズライフを。

※クリーニングサービス：1バッグ 1,000円
※コインランドリー：1コイン500円（洗濯1コイン / 乾燥1コイン）

Mizumoto Shunya

船旅は誰しもにやさしい旅のかたち

移動の負担が少なく、リゾートホテルのようにゆったりと滞在できるクルーズ旅行は、元来誰しもにやさしい、ユニバーサルな旅のスタイルでもあります。そして、世界一周が“一生に一度のかけがえのない体験”となるのは、世代を超えてすべての人に言えること。障がいのある方や介護が必要な方、その家族や周囲の方々、小さなお子さんをもつご家族などにとって、これまで選択肢とならなかった長期旅行はもはや夢ではありません。ピースボートクルーズが実施する専門のプログラムに参加すれば、誰もが自分らしく、旅することの喜びを感じられます。

1 世界一周×リハビリ

自立支援サービスの「ポラリスプログラム」を実施している株式会社ポラリスと提携し、船内で自立支援プログラムを設けています。専門スタッフと最新機器のサポートを受けてリハビリを進めつつ、リハビリ以外の時間は趣味やイベントを楽しむ――もう一度自分の足で歩くこと、そして旅することにも挑戦できる、画期的な取り組みです。

2 家族で世界を旅しよう

2-6歳の異年齢の子どもたちが、異文化や異言語など多様な価値観にふれることのできる空間「ピースボート子どもの家」。国際モンテッソーリ教師免許を持つ専門保育士が常駐しているため、親は多彩な船内プログラムをはじめ、充実の時間がもてるのも特徴です。旅は小さな我が子への「一生続く贈り物」。お得な年齢割引も、各種ご用意しています。

3 ユニバーサル設計の船内

広い船内にはすべての階に複数個所のエレベーターが設けられており、車いすや手押し車を使用される方にも移動しやすい構造に。出入口やベッド間のスペースが広く設計されたユニバーサルタイプの客室もご用意。小さなお子さま連れの方には、開閉しない大きな窓がある客室がおすすめです。

Yoshida Taisuke

誰もが気軽に、優雅で快適な旅を

時代の変遷とともに個人のライフスタイルも多様化した現代。旅のスタイルもさまざまなアップデートを続けています。そのひとつであるクルーズ旅行の最大の魅力は、「ラクさ」と、それに紐づいて得られる多くの「安心」と言っても過言ではありません。ピースボートクルーズに参加された方からも、「想像以上にラクで快適だった」とのお声が多数聞かれます。もちろん、美しい海がいつも隣に広がる“非日常”の感動もたっぷりと感じていただけるはず。ただの移動手段という枠を超えた自由で快適な船旅が、あなたのまだ知らない世界との出会いや新たな発見をもたらしてくれるでしょう。