クルーズコレクション

中米・カリブ海レポート

2024年7月17日

クルーズレポートダイジェスト

パシフィック・ワールド号は、大西洋を横断して北米大陸へ。美しい大都市や世界遺産、リゾート地など、さまざまな魅力を持つ寄港地を訪れました。出航して2か月が過ぎ、みなさんご自身の家のように、船内でもリラックスして過ごされているようです。

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ニューヨークの魅力

ニューヨーク寄港を前に、米国にも長く暮らした経験を持つ中国系米国人ジャーナリストで作家のヘレン・ジアさんに、ニューヨークの魅力や見どころをご紹介いただきました。パシフィック・ワールド号が着岸するのは、ニューヨークの中心部であるマンハッタンのミッドタウン。散策にも便利な港から、徒歩で訪問できるスポットなどニューヨークの耳よりの情報に、たくさんの方が聞き入っていました。

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[水先案内人紹介]ヘレン・ジアさん

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米国最大の都市
ニューヨーク

パシフィック・ワールド号が寄港したのは、いわずとしれた世界経済の中心として発展する大都市、米国のニューヨークです。向かったのは巨大スクリーンや看板がひしめくタイムズ・スクエア。これぞニューヨーク!という光景に、心が躍ります。自由の女神像や数々の美術館、マンハッタンの摩天楼など、その見どころはつきません。2日間の寄港では街の散策を楽しんだり、さまざまなオプショナルツアーに参加したりと、それぞれの時間を過ごしていました。

ニューヨークの掲載記事はこちら
[クルーズコレクション]ドラマに満ちた北米よもやま話-航海作家が選ぶ歴史航海

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ラテンアメリカナイト

中米地域への寄港を前に、中米の音楽やダンスを楽しむ企画「ラテンアメリカナイト」が行われました。専属バンドの生演奏や、乗船中のゲスト「Casa Hogar Los Angelitos A.C 民族舞踊団」のスペシャルステージに、たくさんの方が参加しました。「Casa Hogar Los Angelitos A.C 民族舞踊団」は、メキシコの伝統的な舞踊に、バレエの要素を加えたパフォーマンスを行うダンスカンパニー。メンバーは、メキシコにある若者支援を行う施設が実施しているダンスプログラムでダンスを習得し、世界ツアーも行っています。その素晴らしいダンスに大きな拍手が送られました。

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[水先案内人紹介]Casa Hogar Los Angelitos A.C 民族舞踊団さん

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美しき港街カルタヘナ

白い砂浜やヤシの木、サンゴ礁が広がるカリブ海屈指のビーチリゾート地であるカルタヘナ。スペイン植民都市時代の要塞や美しい建物が残り「カルタヘナの港、要塞群と建造物群」として、ユネスコ世界遺産に登録されています。南米の要塞の中でも特に強固な城壁とも言われるサン・フェリペ要塞の頂上からは、旧市街と海、さらに新市街までが一望できる絶景スポットです。また、周囲を城壁で囲まれた旧市街は、植民地時代の建物が残ります。カラフルなコロニアル建築の建物や、石畳の通り、時計塔など、多くの方がその美しい街並みの散策を楽しんでいました。

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先住民族「エンベラ族」の
人びとと出会う

パナマ運河のカリブ海側に位置する港町、クリストバルに入港しました。ここでは、先住民族「エンベラ族」のコミュニティを訪問するオプショナルツアーが行われました。ボートに乗って、パナマの豊かな熱帯雨林の中を進み、彼らが暮らすコミュニティへ。豊かな自然が広がるコミュニティを案内してもらったり、子どもたちと遊んだり、伝統音楽や踊りなどを通して、交流を深めることができました。

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パナマ運河通航

パナマ運河通航の日を迎えました。カリブ海と太平洋をつなぐ運河は、内陸部にある海抜26mのガトゥン湖まで、階段を上るように、船を上下させて通航する閘門式運河です。船が閘室と呼ばれる巨大なプールのような区画へ入ると、閘門が閉まり、大量の水が注入されます。船が徐々に上昇し、次の閘室と同じ水位になると、ゆっくり閘門(水門)が開きます。巨大な船が上昇し、閘門が開くたびに「すごい!」と歓声があがりました。

パナマ運河の紹介記事はこちら
[クルーズコレクション]海と海をつなぐ、パナマ運河を渡る

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自然豊かな、中米コスタリカ

中米コスタリカ最大の港町、プンタレナスに入港しました。大自然が広がるコスタリカは環境保護先進国であり、国土の4分の1以上が国立公園や自然保護区になっています。マングローブ林に生息する動植物を観察するリバークルーズや、国立公園でハイキングをするオプショナルツアーが実施され、豊かな自然を楽しむことができました。また、コスタリカは有名なコーヒーの産地。大自然がはぐくみ、生産者や政府のこだわりにより、クオリティの高さで知られています。コスタリカのおみやげに、と、コーヒーを購入した方も多かったようです。

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夜のデッキに出てみると、とても美しい月を見ることができました。さえぎるものがない海の上で、月のさまざまな表情がよくわかります。日々変わっていく形はもちろん、大きさや色、輝きも違い、時には月明かりがまぶしく感じるほどです。星空や月を眺めていると、あっという間に時間が過ぎていきます。こんな風に心ゆくまで空の風景を楽しんだり、自然を感じながら過ごしたりできるのも、ゆったりとした時間が流れる船旅ならではです。

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メキシコのリゾート地マンサニージョ

多くのクルーズ客船が訪れる、メキシコ太平洋側の屈指のリゾート地、マンサニージョへ入港しました。港では、マンサニージョの名物であるカジキマグロの大きなモニュメントが出迎えてくれました。新鮮な魚介類をマリネにしたセビッチェやタコス、ワカモーレなどのメキシコ料理を楽しんだ方も多くいらっしゃいました。オプショナルツアーでは、サッカーを通して交流を深めたり、子どもたちと触れ合ったりするものや、メキシコを代表するお酒「テキーラ」の醸造過程を知るツアーなどが実施され、メキシコのさまざまな魅力を知ることができました。

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