クルーズコレクション
北米レポート
2024年7月24日
クルーズレポートダイジェスト
アメリカ大陸を北上し、カナダ・アラスカ地域を訪れました。ハイライトであるアラスカフィヨルド遊覧では、大自然の景観をみなさん楽しまれていました。旅もいよいよ終盤です。
フィヨルド遊覧に北欧、ヨーロッパなどをめぐる春の世界一周クルーズの資料をお届けします[無料]
洋上夏祭り
夏祭りが開催されました。ダンスや太鼓、バンドのパフォーマンス、ヨーヨー釣りや輪投げなどの縁日ブースもにぎわっていました。定番の盆踊りでは、プールを囲むように輪になり、音楽に合わせて踊れば自然と笑顔がこぼれます。14階のテラスグリルでは夏祭りメニューやドリンクも販売され、見て食べて夏を楽しんだ時間となりました。
古代の伝統
カナダの大西洋岸で1万年以上前から暮らしている先住民族・ミクマク族の一員、アンナ・マリー・セウェルさんの講座が行われました。アンナさんは小説や詩、合唱楽譜など、さまざまなジャンルの創作活動を行う作家で、多楽器演奏者、歌手、都市における有機栽培のガーデナーとしての顔も持ち、参加型のプロジェクトなどを通してコミュニティレベルでの活動にも取り組んでいます。今回の講座では、トーテムポールについてお話しいただきました。一度は目にしたことのあるトーテムポールの歴史やその意味など、みなさん興味深そうに聞き入っていました。
旅をより有意義なものへナビゲート
［水先案内人紹介］アンナ・マリー・セウェルさん
七夕
7月7日、七夕の日を迎えた船内には笹竹が設置されました。みなさんそれぞれの願いごとを短冊に書いてつるしたり、船内で作った網飾りや吹き流しなどの七夕飾りを装飾したりして彩られました。笹竹の前にはフォトスポットも設置され、たくさんの人が思い出にと、笑顔で写真撮影をしていました。
カナダ第3の都市、バンクーバー
「世界で最も住みやすい都市」とも言われるバンクーバー。多くのお店が集まるにぎやかなダウンタウンや自然豊かなスタンレーパーク、世界で唯一の蒸気時計があるガスタウン。少し足を延ばせばグラウスマウンテンや、キャピラノ渓谷など、豊かな自然を身近に感じられる環境が広がっています。オプショナルツアーに参加される方、船内でできたお友達と自由行動をされる方。みなさん楽しいひとときを過ごすことができました。
アラスカ航路の楽しみ方
ケチカン、スワード寄港、そしてアラスカフィヨルド遊覧を前に、船内では水先案内人・安藤正康さんの講座が行われました。アラスカ・アンカレッジ在住の安藤さんは、アラスカ旅行の手配会社「HAIしろくまツアーズ」の代表を務める、アラスカアドベンチャーのスペシャリスト。世界中の観光客を魅了するアラスカ、この地で生きる動物たちや雄大な自然、見どころや楽しみ方についてお話しいただき、たくさんの方が聞き入っていました。
旅をより有意義なものへナビゲート
［水先案内人紹介］安藤正康さん
アラスカ最南端の街
ケチカンへ
ケチカンに入港しました。静かな海や深い森、頂に雪を冠した山々など、アラスカクルーズの入り口ならではの自然豊かな景観が広がり、トーテムポールなど先住民族の文化遺産も多く残っている魅力的な街です。また、インサイドパッセージと呼ばれる、絶景が広がるカナダからアラスカの沿岸エリア一帯のクルーズの寄港地として、夏の時期は多くの客船が訪れます。街歩きを楽しんだり、名物の魚介類を味わったり、先住民のクラフトなど、この地ならではのお土産を購入したりと、思い思いの時間を過ごすことができました。
アラスカフィヨルドへ
パシフィック・ワールド号は、クルーズ最後のハイライト、アラスカフィヨルドへ。深い森が広がる雄大なトレーシーアームフィヨルド、クルーズ船でしかアクセスできない場所にある北米大陸最大級の幅を持つハバード氷河、大小の氷河が存在するカレッジフィヨルドなど、アラスカ沿岸部の見どころを数日かけてめぐりました。氷河から崩落した青く透き通る氷、切り立った崖、時折姿を現す野生動物など、遊覧中も次々に現れる見どころを楽しみました。
アラスカの紹介記事はこちら
［クルーズコレクション］美しき秘境アラスカの魅力
アラスカの動物たち
アラスカのフィヨルド地帯は、さまざまな海の生き物たちが暮らしています。水しぶきが見えると、「あっちになにかいる！」と歓声があがります。この場所ならではの生き物たちとの出会いを楽しむことができました。船でのんびりと過ごしながら、美しい壮大な自然を楽しむことができるのも、船旅ならではの魅力です。またフィヨルド遊覧にあわせて、バーでは寒い地域にぴったりのホットチョコレートやホットワインなどの温かいドリンクが提供されました。
最後の寄港地・スワード
今クルーズ最後の寄港地であるスワードに入港しました。スワードは、アラスカ鉄道の南の終着地でもあり、アラスカ州の海の玄関口としても知られる街。スワード近郊に位置するキーナイ・フィヨルド国立公園は、総面積の60%を雪と氷に覆われたアラスカ随一の景観を誇るエリア。海へと流れ込む氷河や急峻なフィヨルドなど、壮大な風景が広がります。船内でできた友人たちと街歩きをしたり、海洋動物の保護やリハビリ施設を兼ねた水族館や、シャチやイルカなどの野生動物をアラスカの自然を体感するクルーズのオプショナルツアーに参加したりと、楽しいひとときを過ごすことができました。