クルーズコレクション

インド洋レポート

クルーズレポートダイジェスト

2024年9月11日

Voyage118は8月17日(土)横浜港、18日(日)神戸港から出航しました。
アフリカやヨーロッパ、中南米、南太平洋の寄港地を訪れるVoyage118のハイライトは、5夜連続で迎える船からのオーロラ観測チャンスです。この季節ならではの風景との出会いに、期待が高まります。寄港地だけでなく、洋上での時間をより充実したものにしてくれる「水先案内人」の方々も20組以上、乗船される予定です。また今クルーズでは、洋上保育園「ピースボート子どもの家」プログラムが実施されており、6歳までの子どもたちも乗船しています。
出航～インド洋までの区間で行われたウェルカムセレモニーや交流を深めるイベント、寄港地の様子をダイジェストでお届けします。

オーロラ観測チャンスや、地中海、南太平洋などをめぐる夏の世界一周クルーズの資料をお届けします[無料]

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旅のはじまり

いよいよ始まった世界一周クルーズ。3か月間の”我が家”となる船内での時間をお楽しみいただけるよう、船内での過ごし方やパシフィック・ワールド号の設備、施設などを紹介するイベントが行われ、たくさんの方が参加しました。また、乗船者のみなさんの自己紹介も兼ねた交流の企画では、出身地や行きたい寄港地、趣味や特技のお話など、会話も弾み、楽しいひとときとなりました。そして、開放的なアトリウムで開催されたウェルカムセレモニーでは、集まったみなさんで乾杯！世界一周クルーズの幕開けを、共にお祝いしました。

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香港で過ごす充実の時間

超高層ビルが林立する世界的な金融都市で、ネオンがきらめく夜の景色は「100万ドルの夜景」とも称される、香港に入港しました。中国式の寺院や香港映画スターの手形や像が迎えるアベニュー・オブ・スターズ、香港ならではのお土産が手に入るスタンレーマーケットなど、見どころは盛りだくさん！美食の街としても知られるこの地では、高級料理から飲茶、手軽でおいしいB級グルメまで堪能することができます。オプショナルツアーに参加したり自由行動をしたりと、楽しいひとときを過ごすことができました。

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フラメンコ＆ギターショー

スペインのアンダルシア地方へ移動し移り住んだジプシー（ヒターノ）たちによってつくられたと言われているフラメンコ。独特の歌や踊り、リズムが特徴的で「情熱のダンス」とも呼ばれています。今クルーズには、スペイン出身で、スペイン国内はもちろん、さまざまな国で行われるフェスティバルで活躍するギタリスト、チャノ・カラスコさんと、日本を中心に活躍されているフラメンコダンサーの池谷香名子さんがご乗船されています。行われたパフォーマンスショーは大盛況。情熱的で美しく素晴らしいパフォーマンスに、大きな拍手が送られました。

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独自の文化が育まれた街、シンガポール

多民族国家ならではの魅力があふれるシンガポールに入港しました。たくさんの観光客でにぎわい、「シンガポールと言えばここ！」という見どころが豊富です。マーライオンパークや、マリーナベイ・サンズなど人気スポットはもちろん、チャイナタウンやリトルインディア、アラブストリートなど多民族国家らしい異国情緒に満ちた訪問地では、多国籍の料理も楽しむこともできます。船でできたお友だちと見どころをめぐったり、学びのツアーに参加したりと、充実した時間を過ごすことができました。

シンガポールの紹介記事はこちら
［クルーズコレクション］異国情緒あふれる魅惑の国

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旅をしながらふれる国際情勢

現代アラブ文学、パレスチナ問題が専門の、早稲田大学文学学術院教授の岡真理さんに、パレスチナの基本情報や、今も戦闘状態が続いているガザ地区の現状についてお話しいただきました。ガザでは、毎日多くの一般市民が命を落とし、多くの子どもたちも犠牲になっています。講座に参加したみなさんは、真剣な表情で岡さんの言葉に耳を傾けていました。

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［水先案内人紹介］岡真理さん

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モーリシャスの歴史、文化、生態系に触れる

シンガポールから乗船されたナディーム・ナズラリさんによる、モーリシャスの歴史や文化、モーリシャスの生態系についての講座が行われました。ナディームさんは、環境科学者（海洋科学、海洋水産養殖、廃棄物管理）として高い評価を得ていて、モーリシャス大学農学部准教授として勤務する傍ら、環境保護NGOの会長なども務め、世界を牽引する研究者たちと共同でサンゴ養殖を手がけています。次に寄港するモーリシャスのお話とあり、講座にはたくさんの方が参加しました。

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［水先案内人紹介］ナディーム・ナズラリさん

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星空観望会

船以外のあかりがなく、建物など空をさえぎるものがない海の上では、どこまでも広がる星空を見ることができます。暗い空に輝く月の明かりがまぶしく、星が見えにくく感じることも。夜風に吹かれ、時間を気にせずにのんびりと空を眺めるのも、船旅ならではの贅沢な時間です。デッキで行われた星空を眺める観望会では、夜空にきらめくたくさんの美しい星や、日本のほとんどの地域では見ることができない南半球の星座も見ることができました。「こんなにたくさんの星を見たことがない」という声も聞かれ、自然を楽しむ貴重な時間となりました。

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美しい海が広がるポートルイスへ

モーリシャスの首都ポートルイスに入港しました。インド洋に浮かぶモーリシャスは、青い海と白い砂浜、サンゴ礁が広がり、その美しさは「インド洋の貴婦人」と形容され、リゾート地としても人気が高い場所です。かつてオランダ、イギリス、フランスなどの植民地時代が続き、アフリカやインドなどから「契約移民労働者」が送られてきていた歴史があるモーリシャスでは、さまざまなルーツを持つ人が混ざり合い、そこからクレオール文化が誕生しました。美しい海はもちろん、歴史や文化を学ぶオプショナルツアーも実施され、有意義な時間を過ごすことができました。