ピースボートでゆく世界の寄港地 -シドニー・メルボルン編-

世界有数の「住みやすい街」として知られるシドニーやメルボルン。その魅力の根源には、近代的な都市機能と自然が調和した美しい景観があります。洗練された都会のエネルギーと、雄大で手つかずの自然が隣り合う光景は、まるで二つの世界が交差するような感覚を与えてくれます。
この地では、歴史や文化が息づく街並みの中で、アートや食文化が人々の活気とともに花開いています。そして、自然のリズムと一体となった暮らしが根付いており、短い滞在でもその心地よさを実感することができるでしょう。都会の利便性と自然の豊かさが調和するこの場所では、ゆっくりと時間が流れ、心がゆるやかに癒されていくのを感じます。
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シドニーの街を歩く:都会と自然の融合
シドニーの街を歩けば、緑豊かな公園が点在し、市内から2時間ほどで世界遺産の大自然にアクセスできます。ビーチ沿いのカフェでは、人々が穏やかなひとときを楽しみながら、リラックスした時間を過ごしています。ここでは、ワークタイムとプライベートタイムをしっかりと分け、バランスの取れたライフスタイルを送ることがシドニーサイダー(シドニー市民のこと)の粋な過ごし方とされています。

シドニー中心部からフェリーで約30分の人気ビーチスポット。黄金色の砂浜と透き通る青い海が広がり、サーフィンや遊泳、散歩に最適です。ビーチ沿いにはカフェやレストランが並び、リラックスした雰囲気が魅力。都市に近いながらも、美しい自然が広がるこのビーチは、ローカルにも観光客にも愛される癒しの場所です。

ユネスコ世界遺産に登録されたグレーター・ブルー・マウンテンズ地域の中心にある壮大な自然公園です。広大なユーカリの森が広がり、ユーカリの葉から発せられる油分が青い霞を作り出し、幻想的な風景を演出します。高さ900m以上の3つの岩が並ぶスリーシスターズの姿は圧巻で、先住民族アボリジナルの伝説が息づく神秘的なスポットでもあります。

シドニー湾に面した広大な緑のオアシスで、1816年に開園した歴史ある植物園です。四季折々の美しい花々や珍しい植物が楽しめ、特にオペラハウスやハーバーブリッジを望む絶景スポットとしても人気。都会の喧騒を忘れ、ピクニックや散策を楽しめる癒しの空間です。無料で入園でき、地元の人々や観光客に愛されています。

メルボルンの街を歩く:多文化が溶け合うライフスタイル
シドニーやメルボルンのもう一つの魅力は、多文化が共存するライフスタイルです。特にメルボルンは芸術、音楽、文学、食文化、スポーツなど多様なライフスタイルが融合した、国内随一の文化的中心地です。さらに、メルボルンはトラムの街としても有名で、無料のシティサークルトラムに乗れば、ヴィクトリア州立図書館、州議事堂、王立展示館などの歴史的建造物を巡りながら、この街の文化的な魅力を存分に感じることができます。旅行者にとって手軽に「メルボルンらしさ」を体感できる、最高の移動手段です。

メルボルンの街には、大小さまざまなギャラリーや美術館が点在し、特にビクトリア国立美術館(NGV)はオーストラリア最古の美術館として有名です。また、ストリートアートが盛んで、ホージャー・レーンやAC/DCレーンでは、世界的に評価されるグラフィティや壁画アートが街の景観を彩っています。

メルボルンではコーヒー文化が深く根付いており、どのカフェでも高品質なエスプレッソや美しいラテアートを楽しむことができます。また、STREATをはじめとする一部のカフェでは、バリスタなどのカフェ業務を通じて、若者に職業訓練の機会を提供する社会企業としての役割も担っています。こうした取り組みは、コーヒー文化の発展だけでなく、地域社会への貢献にもつながっています。

メルボルンは、移民文化が色濃く反映された「食の都」。イタリア、ギリシャ、アジア、中東、アフリカなど、世界各国の料理を楽しめるだけでなく、地元の食材を活かした独自のグルメも発展しています。また、ベジタリアンやヴィーガン対応のメニューが広く普及しており、食の嗜好が異なる人びとも同じ食卓を囲める文化が根付いています。

先住民族アボリジナルの文化にふれる
オーストラリアの先住民族アボリジナルの文化は、6万年以上の歴史を持ちます。「ドリームタイム」や「ドットアート」など共通の文化がある一方、500以上の部族が独自の言語や伝統を受け継いできました。しかし、植民地化により英語が広まり、先住民族の言葉や文化は次第に失われていきました。近年では、先住民族の言語復興の取り組みが進み、役所や道路標識には英語と先住民族の言語が併記されています。また、お土産としてアボリジナルアートを購入する際には、「Indigenous Art Code」が付いた作品を選ぶことで、正当な価格が保証され、倫理的な取引が行われていることを確認できます。

もうひとつ、忘れてはならない歴史があります。かつて、オーストラリアの先住民族の土地は核実験場として使用され、多くの人々が健康被害と文化の破壊に苦しみました。その禁止と廃絶を目的にメルボルンで設立されたのがICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)です。2017年にノーベル平和賞を受賞し、現在100カ国以上で活動する国際的な核兵器廃絶NGOとして平和活動を続けています。この日、壁画を訪ねるとICANの共同創設者ディミティ・ホーキンスさんが、「核の被害者やその支援者が集まることで、誰も一人ではないと認識できる。」と語ってくれました。
ピースボートもICANの国際運営団体の一員として加盟し、ヒバクシャとともに世界一周クルーズで証言の共有を進めています。






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