乗船者インタビュー

乗るたびに友だちの輪が増える、これは他にない財産です。

土居タヅ子さん(福岡県 / 76歳)
乗るたびに友だちの輪が増える、これは他にない財産です。

きっかけは娘の思い切った行動

68歳まで、ファッションコーディネーターをしていました。退職後、娘が出産したのでお宮参りに行ったときに、たまたま世界一周の船旅のポスターを見つけました。「これ面白そうだから行かない?」と娘に言われましたが私は興味がなかったんです。でも娘がすぐに電話をかけて「乗る人が今からそっちに行きます」って(笑)。着いたら「さっき電話したのはこの人です」と!でも、結果的に娘のおかげで私は何度も世界一周ができたし、「お母さん、楽しめるはずよ」と背中を押してくれました。

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寄港地での数々の思い出

思い出の寄港地は、ずっと行きたいと思っていたエジプトですね。あとはナスカの地上絵。社会科の教科書に載っていて、それを自分の目で確かめてみたいなと思っていたんです。セスナに乗って、上空から地上絵を見るツアーに参加できたことは、とてもうれしかったです。パナマ運河も印象的でした。ニュージーランドでは、友人とタクシーをチャーターして周りました。女性ドライバーの方に歴史の話を聞いたり、フランスパンの美味しいお店に連れて行ってもらったり、思い出に残っていますね。

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同部屋のメンバーで盛り上がった

船内での楽しみは、やっぱり食事ですね。自分で作らなくていいし、普段作らないようなものがたくさん出るし、掃除もしなくていいという快適な生活で、主婦業から解放されたことがすごく楽でした。初めて乗船したときは相部屋で、部屋のメンバーで過ごすことも多かったですね。同じ年くらいの方たちで、それぞれ違うところから参加していたので、みんないろんなお話で盛り上がって楽しかったですね。

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船はお気に入りの場所がいっぱい

パシフィック・ワールド号は、広さもあるし各階にいろんなコーナーや設備があって、音楽も聴こえてくるし思い思いに過ごせるので、どこへ行っても楽しめるという感じですね。14階のレストランでは好きなときに食事ができるし、以前に比べて種類も増えているので全部試しています。帰港前には寿司バーにも行きたいですね。食事は自分で選べるので、満足する方も多いのではないかと思います。

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乗るたびに増える、思い出と友人

他社の船も少し乗りましたが、一番の大きな違いは船内生活の楽しさではないでしょうか。他船は一緒に乗船した方としか話さないことが多いですが、ピースボートクルーズでは席が隣りになると「どこから来ましたか?」、「また今度ご一緒しましょう」となるんですよね。クルーズをともにした人とは思い出を共有できて、いろんな話ができる。こういう関係がもう何年も続いてます。これがピースボートにしかないんですよ。乗るたびに友達の輪が増えるから、ピースボートが大好きなんです。やっぱりこれは他にない財産です。

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