乗船者インタビュー

出会えてよかったと思える友だちがたくさんできました。

河合莉歩さん(沖縄県 / 30歳)

憧れの沖縄へ移住

乗船前は沖縄の宮古島で、海のある暮らしをしていました。もともと東京で歯科衛生士として働いていたんですが、働き始めて3年半ほど経ったころから、将来的に沖縄に住みたいなと思い始めたんです。海が好きでスキンダイビングに興味があったのと、とあるインスタグラマーの投稿に影響を受けて、どんどん憧れが強くなりました。就職時に「5年は絶対に働きます」と伝えていたので、丸5年経ったときに、上司に「沖縄に住みたいので行ってきます!」と伝えて沖縄へ。最終的には宮古島に移住を決め、4年ほど住んでいます。

「絶対、合うよ」の言葉を聞いて

もともと旅は好きだったけど、世界一周には特別に興味もなく、友人からピースボートの話を聞いたときも「船かぁ」という印象でした。でもその友人が「絶対に莉歩ちゃんに合うと思うよ」と言ってくれて、そのときにボランティアスタッフの話も聞いて、少しずつ興味が出てきました。ボランティアスタッフの活動は、宮古島でのポスター貼りだったのですが、知り合いのお店に貼らせてもらったり、貼りにおいでと声をかけてもらったり、人とのつながりや“縁”に支えられて、ボランティアスタッフ割引を使って乗船することができました。

瞬間瞬間を楽しむ

船旅は、想像の100倍楽しかったです!乗船前に友人から「世界一周もだけど、まず船が楽しいから」とは聞いていましたが、その上をゆく経験ができたと思います。船内では自由に好きなように過ごしていましたね。プールやサウナに行ったり、興味のある企画に参加することもあれば、自分たちで何か楽しいことを考えたり、「今日は何しようか?」と相談していたのも楽しい思い出です。20代前半から私のようなアラサーまで、学校を卒業したり、数年仕事をがんばってきたような人たちが、今船の中で思い切り旅を楽しんでいる――そんな人たちと友だちになり、ギュッと仲良く過ごした濃厚な時間でしたね。

船旅で行ける楽しみを見つけた

思い出に残っている寄港地はアイスランドとフランスですね。船を一時離脱してトルコを訪れたことも印象的でした。トルコではカッパドキアに行きたかったので、船でできた友人たちと一緒に計画を立てて、船はWi-Fiも使えるのでチケットも船内から自分たちで手配しました。カッパドキアではたくさんの気球を見ることができて、無事にエジプトで船に合流できました。今後はインドやカリブ海にも行ってみたいし、まだまだ行きたい国や場所がたくさんあります。自分で飛行機に乗って行くこともできるけれど、船旅で海外に行ける楽しさを知ってしまったので、またピースボートの旅で行けたらいいなと思いますね。

船はいろんな感情と出会う場所

船は不思議な場所で、いろんな感情と向き合う場でもありました。ピースボートを勧めてくれた友人から「洋上運動会は絶対に楽しいから、何か役割をやった方がいいよ」とオススメされていたので、応援団長に立候補したんです。練習や打ち合わせを重ねていく中で、時にはメンバー内で衝突することもあったけど、逆に苦しいときには支えてもらって涙したり。こんなにも自分の中から感情が出てくるとは、乗船した当初は思いませんでした。みんな本気だったし、本当に楽しかった。学校生活の中での運動会や文化祭とはちがう、日本にいたときにはできなかった体験が船にはありましたね。

世代関係なく楽しめる

船旅は、どちらかというと歳を重ねてから行くイメージでした。でも体験した今なら、「若いときでも楽しいよ」と伝えたくなります。シニアの方とは楽しみ方が違うと思うので、若いときと歳を重ねてから、2回乗れたら最高ですね。まだ経験も少ない若いときに乗れば経験値も上がるし、何より「出会えてよかった」と思える友だちといっぱい出会えます。ピースボートクルーズに乗ってよかったと思うのは、そういった友だちができたからこそ。仕事や学校など気になることはあると思うけど、そこにはまた戻れると思うので、ぜひ若いうちにピースボートに参加してみてほしいなと思いますね。

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