乗船者インタビュー

初めて乗ったクルーズで訪れた寄港地は今も覚えています。

小池信之さん(福島県 / 69歳)
初めて乗ったクルーズで訪れた寄港地は今も覚えています。

当初は半信半疑だった、地球一周

ピースボートを知ったのは6年前。当時、定年後再雇用で同じ会社で働いていたのですが、単純な仕事が多くてちょっと人生の時間の無駄かなと思っていました。そんなときに、インターネットで「1日1万円台で地球一周できる」というのを見つけました。40年間仕事一途だったので、「そんなこと本当にあるの?」と驚きました。ピースボート自体、まったく知らなかったので、いろいろ調べたら過去乗船者の体験談を聞ける機会が福島市であると知り、すぐ申し込みをしました。

初めて乗ったクルーズで訪れた寄港地は今も覚えています。

北欧と二大運河に惹かれて

初乗船は2018年出航の98回クルーズでした。北欧5か国を回るというのに惹かれました。北欧が5か国あることも知らなかったし、なかなか行ける場所でもないですし。それにフィヨルドや二大運河もまとめて行けると聞いて、ポイントはここだなと。それで体験談を聞いたあと申し込みました。25寄港地を訪れたのですが、ほとんどの場所のことを今も覚えていますし、どこも甲乙つけがたいです。

初めて乗ったクルーズで訪れた寄港地は今も覚えています。

ニューヨークを肌で感じた

これはというと、アメリカが印象に残っています。ニュースや新聞、本などで、アメリカのことはもう十分に知っていると思っていたニューヨークやマンハッタン島にある世界の金融の中心タイムズスクエア。そこはもう、騎馬警官がいるし、救急車はひっきりなしに通る。混沌とした世界なんだなっていうことを行って初めてわかりました。それにあれだけ自由な国だからこそ、いろんな発展や研究開発が進む国なんじゃないかなというのを実感しました。

初めて乗ったクルーズで訪れた寄港地は今も覚えています。

自主企画で友人ができた

行ったことない国が大半だったこともあって、洋上では水先案内人の講座をできるだけ欠かさず参加していました。短い間に申し込んだので行く国々の調べはまったくしていなくて、ノープランでした。なので、専門家の方の話をよく聞いてました。あと、自主企画でやった皿回し教室は思い出に残っています。企画を通して人に顔を知ってもらえることで次の寄港地に一緒に行けるきっかけになったり、飲み会とか何かあるときに誘ってもらったり声かけてもらったり、友達ができるきっかけになりました。

初めて乗ったクルーズで訪れた寄港地は今も覚えています。

デッキを歩いて運動不足解消

船が新しくなって感じたのは、これだけ大きいと揺れないんだなぁということ。初めて乗船したときは、船が揺れたらどうしようかと心配したものですが、大きいので迷うこともありますが、もう快適です。デッキを一周まわれるところも気に入っています。“憩いの場”じゃないですが、リラックスできる場所です。リラックスだけでなく、運動不足にならないようにデッキを活用してウォーキングをしたり、エレベーターを使わないよう意識すれば、運動不足にならないんです。

初めて乗ったクルーズで訪れた寄港地は今も覚えています。

乗ってみないとわからない良さ

乗船を迷われている方に伝えたいことは2つです。私の乗るきっかけであった「1日1万円で地球一周の達成感」というのは、1日1万円では味わえない感覚だったということですね。あと、地球一周は乗る前の予想をはるかに超えて、今まで経験したことのない学びの旅ができるということ。いろんなことを言う方はたくさんいますけど、まったく予想がつかない分、周ってみないとその良さを実感することが理解できないので、ぜひ地球一周の船旅に挑戦してみたらいかがでしょうか。

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