乗船者インタビュー

船旅は、飛行機の旅とは違ったよさがあると思います。

齋藤勝さん(山口県 / 64歳)
船旅は、飛行機の旅とは違ったよさがあると思います。

旅先で知ったピースボート

初めて乗ったのは50歳のとき。もともと外資系の会社でパソコン開発をしていたんですが、仕事柄英語を使うことも多く、出張も自分で飛行機を手配するなど海外旅行に対してのハードルは低かったと思います。ピースボートを知ったきっかけは、旅行先で出会った若い人に「地球一周したんです」と聞いたことです。ピースボートセンターに行ったら、自分が退職を考えているタイミングで出るクルーズがあることを知り、それに申し込みました。

船旅は、飛行機の旅とは違ったよさがあると思います。

一度の旅で世界一周できるよさ

退職する前から、せっかくなら長い期間旅行したいと思っていました。それを実現できるのはピースポート以外はなかなか見つけられなかったというのもありますし、ピースポートのポスターを見たときに、二大運河に行けると知ったのも大きかったです。一度の旅で地球一周できて、いろんな国を3ヶ月間で見て回れる。いろいろな国を見ることによって、国と国の違いを見れると思いましたね。

船旅は、飛行機の旅とは違ったよさがあると思います。

港町ならではの入出港シーン

飛行機の旅も好きですが、船旅には船旅のよさがありますね。日本でも港町は独自のよさがありますが、海外の港町も同じで、新しい寄港地に行くクルーズが発表されると、乗ってみたいなと思うんです。港町でないと感じられない風景でいうと、ベニスのような水の町や北欧の港ではフィヨルドの中を入って行くところもありますよね。そのときは、朝早くから起きて、船が狭いところ入って行くのを楽しみに見ていました。港に出入りするときの感覚が好きで、飛行機の旅とは違ったよさがあると思います。

船旅は、飛行機の旅とは違ったよさがあると思います。

4人部屋の適度な距離感

初めて乗船したときはクルーズ自体が初めてでどういうものかわからなかったので、4人部屋に申し込みました。若いときならともかく、50代や60代の人が集まってどんな生活になるかは正直不安でしたが、入ってみると、お互いに尊重しながらもそれぞれが自分なりの楽しみ方をしていました。食事に一緒に行くときもあればバラバラのときもあり、それぞれが適当な距離を保ちながらの3ヵ月でしたね。一緒に飲みに行ったりとか、そういうところも楽しめたのはよかったかな。

船旅は、飛行機の旅とは違ったよさがあると思います。

美味しすぎて食べ過ぎが心配に

食事は美味しかったです。美味しすぎて、ちょっと食べ過ぎてしまいそうで心配なくらいでした。いつもどこかで何かが食べられるというこの環境で、好奇心もあってお腹のすき具合と相談しながら、たくさんの選択肢の中から選べるっていうのがいいなと感じました。そういう意味でもスポーツジムがすごく充実していて、食べるために運動しているところもあります。あとは、一番大きなシアターはもう本当に映画館のようで、気に入っています。

船旅は、飛行機の旅とは違ったよさがあると思います。

コースも人もバラエティー豊か

ピースボートならではの体験ができるのはやっぱり一番かなと思います。クルーズも1年に3回も出ているのでいろんな寄港地をめぐれますし、興味があるコースは見つかると思うんですよね。それにピースボートだったらメジャーなところに加え、普通のクルーズでは行けないような寄港地が入っていたりするんで、その楽しみはあるかなと。時間があるのならば、いろんなクルーズのコースを見ながら、自分の興味のありそうな寄港地を選んで乗船したらいいのかなという気がします。

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