水先案内人

ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。

ビデオメッセージ

これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)

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カン・シンイク KANG Shin Ik

(医療人文学者)

歯科大学を卒業、20年間歯科医師として勤務。40歳の時に渡英し、医学に関する哲学と歴史を2年間学ぶ。2000年から医科、歯科、漢方医科の学生を対象に医療人文学を教える。2022年に医師を引退した後は、科学理論と人文学の連結・総合に情熱を注いでいる。著書に「体の歴史、体の文化」、「医学オデッセイ」(共著)、「不良遺伝子はなぜ生き残ったのか」、「体の歴史」等があり、現在は「体で患う人生」と題した書籍を執筆している。また「身体のおしゃべり」というYoutubeチャンネルを運営し、これまで実施してきた自身の講義動画を公開中。現在の趣味は、朝露の撮影・記録。

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韓寒 HAN Han

(「チャイナブルー」設立者)

チャイナブルー持続可能性研究所の設立者及び会長であり、グローバル持続可能な海産物イニシアチブ(GSSI)の運営理事会メンバー。チャイナブルーは、海南の水産業と養殖業共同体における持続可能な発展を深く探求している。水産業と養殖業の公共管理に焦点を合わせ、政府の意思決定のための諮問を提供。産業のための革新的な解決策を提言するなど、海洋科学と文化に対する大衆の知識を向上させることに専念している。その取り組みは、2019年にオバマ財団アジア太平洋リーダープログラムへの選出や、2020年に中国で持続可能な水産業と養殖業を促進した業績で「Gen.Tリスト」に名を連ねるなど、多くの賞を受賞している。ラトガース大学と南京大学で環境科学の学位を取得し、国内外の環境保護と持続可能な開発分野で15年以上の研究とコンサルティング経験を持つ。

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房 満満 FANG Manman

(ドキュメンタリーディレクター)

1989年中国生まれ。中国伝媒大学日本語学科卒業後、早稲田大学政治学研究科ジャーナリズムコース留学。留学中、恩師の影響を受けドキュメンタリーに目覚め、2014年からテレビドキュメンタリー制作会社・テムジンに入社。2016年からディレクターとして中国の社会問題や中国を生きる人々の姿を描くドキュメンタリーを制作。2018年全日本テレビ番組制作社連盟(ATP)最優秀新人賞。2019年東京ドキュメンタリー映画祭短編部門グランプリ。2021年石橋湛山記念・早稲田ジャーナリズム大賞奨励賞。2022年ギャラクシー賞テレビ部門選奨。2023年NEWYORK TV&Film Festival ドキュメンタリー部門銀賞。衛星放送アワードドキュメンタリー部門最優秀賞。

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遠藤 結万 ENDO Yuma

(ポリティカル・ライター)

早稲田大学卒。グーグル株式会社にて中小企業の広告コンサルティングとアジア太平洋地域のデータ分析を行う。退社後、マーケティングを事業領域とするCMO株式会社を設立。また、政治家のセカンドキャリア支援を行う株式会社PublicBeyondを設立。日本政治のアナリストとして、英Economist、NHK、選挙ドットコムなどで取材される他、朝日新聞「論座」や講談社「現代ビジネス」など各メディアで連載を持つ。

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ノーマ・タウイリイリ Norma TAUILIILI

(NGO「ウィメン・イン・ビジネス開発」 上級現場担当官)

49歳のサモア人女性で、2015年に「ウィメン・イン・ビジネス開発」で清掃員として働き始めた。清掃員として2ヶ月間勤務し、その仕事ぶりを経営陣に印象づけた後、彼女はWIBDI Farm to Tableを立ち上げるチームに昇格した。2017年、メルボルンを拠点とするベンディゴ・ライオンズクラブからの奨学金を受け、オーストラリアの有機農場を訪問し、有機農業と認証に関する学習と知識を深めた。サモアに戻った後、上級現場担当官に昇格し、WIBDIの現場チームを率いて弱者の家庭を訪問し、技術トレーニング、付加価値、パッケージング、品質管理、マーケティングのアドバイスを提供するとともに、定期的な収入を得られるようになった後に必要となる金融リテラシーを教える。

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ミリッツァ・フラコ Militza FLACO

(エンベラ族コミュニティの教師)

エンベラ族出身で、コロン州のガトゥン湖のほとりに17 年前に設立されたエンベラ族コミュニティに所属。約27年前、彼女の両親はゲリラ活動、経済、教育の影響を憂慮し、より良い生活を求めてダリエンの領土を離れた。彼女はコミュニティの指導者の娘で、幼い頃から伝統について学び、15歳の時に彼女は自分の民族の伝統舞踊の教師となる。観光ビジネス管理を学んだ後、エンベラ族を代表して約10か国を訪問するなど国外活動も行う。

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ヨーチェン・マ Dr. Yeou-Cheng MA

(チルドレン・オーケストラ・ソサエティ(COS)事務局長)

仏、パリ生まれ。発達小児科医、音楽家。ラドクリフ大学およびハーバード大学医学大学院を卒業後、発達障害を持つ子どもたちの治療に携わる傍ら、室内楽奏者として活動。バイオリン/ビオラ、室内楽の指導にもあたっている。マ博士はこれまでチルドレンズ・オーケストラ・ソサエティ(COS)の事務局長として複数の賞を受賞。COSには様々な文化や民族的背景を持った生徒が集まっている。COSは、家庭内暴力や性的暴力の被害者である子どもたちをケアするガーデン・オブ・ホープと提携している。幼い頃からバイオリンとピアノを学び、7歳でバイオリンとピアノの初リサイタルを開催、10歳で仏全国コンクール(Royaume de la Musique)で優勝、11 歳でメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲をデンバー交響楽団と共に演奏した。また、一対一での生徒への指導に力を注ぎ、特にマイノリティや女性の学生には、大学受験や就職活動に必要不可欠なスキルを身につけるための支援を行った。

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ニーナ・ウン Nina NG

(看護師、NGO Help Me Live USA創設者)

ニューヨーク生まれの中国系アメリカ人看護師。救急医療の正看護師、病院管理者、人道的指導者として15年以上勤務。ハイチ、イラク、バングラデシュ、メキシコ、ウクライナ、シエラレオネ、ガザなど、多くの紛争地や紛争地域で働いた。数年前、彼女は人道支援に専念するため米国の病院を辞職し、恵まれない人々を助けたいという強い使命感から2023年に自身の非営利団体Help Me Live USAを設立。子ども、自然、動物を愛し、現在は仕事の合間を縫って世界各地を移動しながら活動している。

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北丸 雄二 KITAMARU Yuji

(ジャーナリスト、作家)

東京新聞(中日新聞社)ニューヨーク支局長を経て独立。在ニューヨーク25年、その後2018年から東京。東京新聞「本音のコラム」連載中。ラジオ及びネットメディアなどでニュース解説を行う一方で文学・映画評論も。性的マイノリティの視座からの日米文化比較論『愛と差別と友情とLGBTQ+~言葉で闘うアメリカの記録と内在する私たちの正体』(人々舎)で「紀伊國屋じんぶん大賞2022」2位。その他、『LGBTヒストリーブック 絶対に諦めなかった人々の100年の闘い』(ジェローム・ポーレン著、サウザンブックス社)などの訳書やブロードウェイ日本公演台本の翻訳も多数。

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デビッド・ミッチェル David MITCHELL

(トリニティ・カレッジ・ダブリン助教授)

トリニティ・カレッジ・ダブリン(ベルファスト)紛争解決と和解学の助教授であり、コーディネーターを務める。専門は平和構築、北アイルランド政治、北アイルランドの平和構築経験の比較論。4冊の本の共著者または編集者であり、本への執筆や、国際的な主要ジャーナルへの寄稿など、多数の記事を発表している。北アイルランドの動向について国際メディアから定期的に取材を受け、政策立案者や市民社会組織からなる国際的なグループのメンバーとして、アイルランドの平和構築について頻繁に講演を行っている。

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