水先案内人

ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。

ビデオメッセージ

これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)

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竹内 貴康 TAKEUCHI Takayasu

(TRUE BLUE 共同オーナー)

北海道富良野市出身。幼少期から山や川が遊び場で、2011年から地元富良野にて、夏はラフティングやキャニオニング、冬はバックカントリースキーのアウトドアツアーカンパニー「Navo」を立ち上げる。そして2014年に飲食部門として「vegan restaurant bar Navo」をオープン。国内外から訪れた、数多くの利用者に地球環境や自然の美しさ、楽しさを身体を使って伝え続ける。2021年には家族でキャンピングカーに乗り、旅をしながら沖縄へ移住。沖縄の海ゴミを目の当たりにし、2050年の海洋プラスチック問題に一石を投じるべく、2023年に海洋プラスチックのアップサイクルプロジェクト「TRUE BLUE」共同オーナーに就任。地球上の海ゴミを、アップサイクルして、宝物へ変えるべく活動中。
TRUE BLUE 公式ホームページ https://wds.world/trueblue

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ジュリオ・ポンペイ Giulio POMPEI

(「Doyouspeakscience」創設者)

環境と科学コミュニケーションに情熱を持ち、科学が誰にでも身近なものになるように働きかけている。数多くのテレビ番組や科学フェアに参加し、2010年には「Doyouspeakscience?」というプロジェクトを立ち上げる。高校や中学校で科学を教えたり、教育ボランティアプロジェクトに携わる一方で、ピースボートVoyage115に乗船。現在はテンプル大学で環境の持続可能性について教鞭を執る。教育、平和、持続可能性の推進をテーマのひとつとしている。今クルーズでは、ピースボートの船旅ならではのエネルギーを乗船者と共感し、自分自身の物語を通じて人々がお互いの理解を深め、自然界の美しさにより感謝できるようになることを願っている。

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朱 明 ZHU Ming

(華東師範大学歴史学部教授、上海市「曙光」学者)

ヨーロッパ史、都市史、世界史などの分野で長年研究を行う。これまでにパリ高等師範学校、ハーバード大学ルネッサンス研究センターの客員研究員、ボローニャ大学客員教授などを務める。近著に『オオカミとデイジー:時空の中で読むイタリアの都市』(2022年)、『パレルモ:全世界の歴史』(2019年)、『ヨーロッパ中世都市の構造と空間』(2019年)など。専門誌に論文を多数発表する他、新メディア「自家歴史盛りだくさん」ではコラムを連載。中国の大手SNS Doubanで「時空が触れられるのなら―12の都市でつながるヨーロッパ史」を開講中。中国系アプリVistopiaのオンラインコース「中国から見る全世界の歴史」も受け持つ。中国航海博物館、上海博物館などのほか、大学や中学校でも講演を行う。

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ナディーム・ナズラリ Dr. Nadeem NAZURALLY

(モーリシャス大学農学部准教授)

環境科学者(海洋科学、海洋水産養殖、廃棄物管理)として高い評価を得るモーリシャスの著名人。現在、モーリシャス大学農学部准教授として勤務(2014年~現在)する傍ら、エコモード協会と呼ばれる環境保護NGOの会長も務める。世界を牽引する研究者たちと共同でサンゴ養殖(サンゴガーデニングとマイクロフラグメント技術)を手がける。また、モーリシャス海洋学研究所理事長、西インド洋海洋科学協会カントリー・コーディネーター、モーリシャス研究イノベーション評議会評議員も務める。

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岡 真理 OKA Mari

(早稲田大学文学学術院教授、京都大学名誉教授)

専門は現代アラブ文学、パレスチナ問題。パレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニ-の小説を通してパレスチナ問題と出会う。パレスチナ問題を人間の普遍的な思想課題として考察し、植民地主義やレイシズムを今も克服できずにいる日本社会の課題についても発信を続けている。著書に『棗椰子の木陰で』(青土社)、『アラブ、祈りとしての文学』、(みすず書房)、『ガザに地下鉄が走る日』(みすず書房)、『ガザとは何か~パレスチナを知るための緊急講義』(大和書房)、共訳書にエドワード・サイード『イスラム報道』(みすず書房)、サラ・ロイ『ホロコーストからガザへ』(青土社)など。

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中村 一成 NAKAMURA Ilsong

(ジャーナリスト)

大阪府寝屋川市生まれ。1995年、毎日新聞に入社。2011年からフリー。在日朝鮮人や移住者、難民を取り巻く問題や、死刑が主なテーマ。中東でパレスチナ難民との出会いも重ねている。著書に『声を刻む 在日無年金訴訟をめぐる人々』(インパクト出版会、2005年)、『ルポ 京都朝鮮学校襲撃事件―<ヘイトクライム>に抗して』(岩波書店)、『ルポ 思想としての朝鮮籍』(岩波書店)、『映画でみる移民/難民/レイシズム』(影書房)、『「共生」を求めて 在日とともに歩んだ半世紀』(編著、田中宏著、解放出版社)、『ウトロ ここで生き、ここで死ぬ』(三一書房)など。

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ティンティン Ting Ting

(中国琵琶演奏家、音楽人類学者)

中国西安出身。両親ともに音楽家で、6歳から琵琶を始める。国立西安芸術学校を首席で卒業。1997年留学生として来日。2001年、日中国交正常化30周年記念ディナーショーでアグネス・チャンさんと共演したほか、東大寺大仏開眼1250年慶讃コンサートで東儀秀樹さんと共演。2005年に加藤登紀子さんと日本縦断の旅に出掛け、新曲「この星を庭として」を愛・地球博会場で発表。同年5月ジュディ・オングさんのコンサートにゲスト出演。2007年、中部大学大学院にて言語文化博士号を取得し、同大学国際関係学部准教授に就く。2008年TBS『世界ウルルン滞在記』、BS朝日『中国神秘紀行』にてテーマソングを演奏。現在大学で教鞭を執りながら、音楽人類学の研究者と音楽家として確実に人気を集めている。

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若宮 正子 WAKAMIYA Masako

(NPOブロードバンドスクール協会理事、一般社団法人メロウ倶楽部理事、エクセルアート創始者)

1935年生まれ。三菱銀行(現・三菱UFJ銀行)を定年退職後、58歳からパソコンを独学で学習し、同居する母親の介護をしながらパソコンの楽しさにのめり込む。1999年にシニア世代へ向けたWEBサイト「メロウ倶楽部」の創設に参画し、現在も理事を務めるほか、NPO法人ブロードバンドスクール協会の理事としてシニア世代へのデジタル機器普及活動に尽力している。81歳でiPhoneアプリ「hinadan」を公開。米国アップル社CEOより世界最高齢プログラマーとして世界開発者会議に特別招待される。2021年には台湾政府IT担当大臣(当時)のオードリー・タンさんとのトークショーを行う。岸田首相主催政策会議メンバー。

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ウ・スンミン Woo Seung min

(作家、旅行コーディネーター)

大手建設会社の研究所で10年間勤務した後、突然思い立ち福岡へ渡航。” 近くて便利 ”という理由から日本旅行を始め、親切な人々やおいしい日本料理に魅了されるように。暇さえあれば日本を訪れるうちに、いつしかその回数は100回を超す。その後、旅行で訪れるだけではなく移住しようと思うようになり、2011年に生活の拠点を福岡へ移す。現在は韓国企業と日本企業の架け橋として企画およびコンサルティング業務を手掛けるほか、韓国多数の放送局で日本食関連番組の監修やアドバイザーを務める。各種メディアに日本旅行やグルメ関連の記事を寄稿している。著書に『福岡にほれる』『ソソロマン、日本小都市旅行』(日本未刊行)。

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権 容奭 クォン・ヨンソク KWON Yongseok

(一橋大学大学院法学研究科准教授)

ソウル出身。幼少期から日韓を行き来し、日韓の「境界人」として生きている。専門は日本外交史、東アジア国際関係史で、外交・歴史だけでなく、文化面も含め幅広く日韓関係を研究している。一橋大学国際公共政策大学院准教授・早稲田大学韓国学研究所招聘研究員兼任。著書に『岸政権期のアジア外交』、『「韓流」と「日流」―文化から読み解く日韓新時代』、共著に『日中韓ナショナリズムの同時代史』、『韓国文学を旅する 60 章』、『韓国文学ガイドブック』、『教養としての法学・国際関係学』などがある。その他『ニューズウィーク日本版』『世界』『中央公論』や報道番組など多様なメディアを通じて発信を続けている。

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