水先案内人

ピースボートの旅をより有意義なものへと導くナビゲーターが「水先案内人」の皆さん。訪れる土地の専門家やジャーナリスト、各界の著名人、エンターテイナーなど、その顔ぶれは実に多彩です。まなぶ・たのしむ・つくる━“先生”とはひと味違う水先案内人が、地球一周をより豊かにナビゲートします。

ビデオメッセージ

これまでにご乗船いただいた方々(順不同、敬称略)

...
荒木 由美子 ARAKI Yumiko

(俳優、タレント)

1977年、アイドル歌手としてデビュー。その後、俳優・タレント業に転じ、1979年に主演したドラマ「燃えろアタック」で人気を博す。中国でもこの作品が「排球女将」(主人公名:小鹿純子)というドラマ名で放映され、視聴率80%以上という大ヒットとなった。1983年に歌手・タレントの湯原昌幸と結婚、芸能界を一時引退する。結婚後、わずか2週間後に倒れた義母を20年にわたって介護する。2004年、自身の介護体験を基に「覚悟の介護」を出版。芸能活動を復帰する。2003年 中国 IT 最大手、アリババ.com に招待され、上海、杭州、北京を訪中し、以降、現在も多岐にわたり、中国での活動を続けている。
公式プロフィール http://www.havmercy.co.jp/profile/arakiyumiko/

...
田中 熙巳 TANAKA Terumi

(日本被団協代表委員、埼玉県原爆被害者協議会会長)

1932年中国東北部(旧満州)生まれ。東京理科大学物理学科卒業。博士(工学)。1938年父の死亡により、父母の姉たちがいた長崎に移住。1945年8月9日、県立長崎中学校1年在学時、爆心地から3.2キロの地点で原爆被爆。爆心地付近にいた二人の伯母を含む親族5人の命を一挙に奪われ、母方の伯母を野原で荼毘に付す。1972年から被爆者運動に関わり、宮城県原爆被害者の会や日本被団協の役員を歴任。2000年6月より、日本被団協事務局長を務める。2017年6月より日本被団協代表委員。

...
胡 晓姗 HU Xiao Shan

(安塞切り絵継承者、安塞女性手芸協会副事務局長)

幼少期より切り絵作家の母に安塞(あんさい)切り絵細工*を学ぶ。10歳の時に切り絵作品「ロバに乗ったおばちゃん」が『安塞切り絵』に収録される。2005年、第1回中国安塞切り絵コンクールにて「魚人形」が優秀賞を受賞したほか、第10回中国東西貿易投資交易会の女性手工芸品展、第3回中国農民絵画書道展、第5回中国金壇国際切り絵美術展など数々のコンクールで入賞。2011年に陝西省女性手芸競技会に出場、切り絵部門で2位を獲得し、省女性連盟より「陝西省女性手芸名人」の称号を授与された。*安塞切り絵細工:中国陝西省北部を代表する歴史的な文化。民間の芸術家たちの長年の努力によって受け継がれてきた。安塞切り絵細工の職人は、下絵を描くことなく、はさみを動かしながら、頭でイメージした図柄を切っていく。

...
安塞腰鼓(あんさいようこ)パフォーマンスチーム Ansai Waist Drum Dance Performance Team

安塞腰鼓(あんさいようこ)は腰にぶら下げた太鼓を使ったパフォーマンス。二千年以上の歴史を持ち、「中華鼓の最高峰」「東方神鼓」とも呼ばれる。陝西省(せんせいしょう)北部の労働者達の温厚篤実さと陽気で楽天的な性格が、勢いのある、押し寄せるようなパフォーマンスに表現される。2006年6月、中国初の無形文化財の一つとして認定された。本チームは、上海万博、北京APEC首脳会議、中国における「紅白歌合戦」ともいえる中国国営放送中国中央電視台の「春節連歓晩会(しゅんせつれんかんばんかい)」などに出演し、好評を博してきた。また、ウズベキスタン、インド、オランダ、フランスの首脳が訪中した際の歓迎イベントでもパフォーマンスを披露してきた。

...
イ ジョンチョル LEE Jongchul

(グラフィックノベル作家)

韓国の労働者団地(浦項製鉄公団地域)で幼少期を過ごす。両親が食堂を経営しており、製鉄所労働者、建設労働者、食堂従業員、商店従業員、農作業者など多様な労働者を見て育ち、それらが漫画作品に多大な影響を与えた。美術大学で西洋画を専攻し、卒業後ソウルに上京。生計のために6年間、宅配トラックの積荷下ろしバイトをする。その経験を漫画『カデギ』にし、2019年「今日の私たち漫画賞」を受賞。絵本作家として、ペン画の子供創作漫画『海の子創隊』(全3巻)も制作。

...
岩井 光祐 IWAI Kosuke

(認定NPO法人子どものための国際音楽交流協会 代表理事)

1947年生まれ。外資系商社に勤務し世界中を飛び回る中で、子どもたちの貧困や兵士として駆り出される姿に胸を痛めてきた。海外の同僚や世界中の人々とのコミュニケーションを通じて「最強の交流ツールは音楽である、人々の交流なくして平和はなし」と確信し、最初の一歩を踏み出す。2010年『平和の輸出』を理念に認定NPO法人「子どものための国際音楽交流協会(略称:AIMEC)」を設立。使わなくなった各種楽器を日本で収集洗浄し、アフリカやアジア、南米など16ヵ国40もの学校に約2千台の楽器を贈ってきた。ピースボートの支援物資を届けるプロジェクトにも数多くの楽器を寄付。寄贈を通じて音楽教育の支援活動に努めている。
認定NPO法人子どものための国際音楽交流協会 公式ホームページ https://aimec-jp.org/

...
パーシー・ヤップ・トン Percy YIP TONG

(音楽制作者)

アートディレクター兼プロデューサーでインド洋の文化活動家としても知られている。ヨーロッパの文化系団体で学び働いた後、モーリシャスに帰国し 1986年にサイパー・プロダクションを設立。インド洋南西部の島々(マダガスカル、セイシェル、コモロ、レユニオン、モーリシャス)のアーティストをサポートするため、レコードレーベルを設立し、音楽フェスティバルを開催。彼が主催する多くの文化的イベントは、社会や健康、持続可能な開発に関する課題に対して参加者の関心を高めるために行われている。2009年以降、ゲーテ機構(国際文化交流機関)において、サハラ以南アフリカの文化マネジメント・トレーナーとしても働いている。

...
アフリコン・バンド AfriConn Band

(バンド)

カリブ海出身の歌手であり演奏家のボールドウィン・トーマス・ホジソンによって2019年にカメルーンで結成。アフリカとカリブ海のリズムを巧みに組み合わせ、常に文化交流と開かれた精神で、連帯と喜びに満ちたポジティブなメッセージを伝える音楽をつくることを目指している。彼らの信念とは「愛をもって音楽を創り、それを周りに分かち合う」。バンドは世界中から集まったさまざまな才能あるミュージシャンで構成されており、バンドが演奏する楽曲やカバーには、それぞれの個性が活かされている。アフリコンとは「アフロ・カリビアン・コネクション」の略である。大西洋の両岸からの音楽、色彩、そして人間のエネルギーが織りなす止まないビートで、人びとを結びつけ私たちをひとつにする。

...
品川 夏乃 SHINAGAWA Natsuno

(ヴィルンガ財団モニタリング・マネージャー)

早稲田大学在学中から、ウガンダに長期留学するなどアフリカとの関わりを持つようになる。卒業後は、在セネガル日本国大使館、国際開発を専門に取り扱う戦略コンサルティングファームであるダルバーグ、国連機関など、様々な組織で勤務しながら、アフリカ各国にて約13年生活する。2020年、日本/世界銀行共同大学院奨学生として、オックスフォード大学公共政策大学院にて修士号を取得。その後、世界銀行を経て、アフリカ最古の国立公園であるヴィルンガ国立公園(コンゴ民主共和国)にて、国立公園の生態系やコンゴ東部の戦争と資源搾取の関連性など、様々な情報を収集・分析する業務に就く。2024年秋よりアムステルダム在住。現在は「紛争地域における環境問題」の専門家として国際機関のプロジェクトに関わる。また、社会企業であるEgregorを設立し、世界各国のコミュニティーが直面する社会・環境問題の解決を現地の人々と一緒に解決する枠組み作りを行っている。

...
ビンカ・レベレトン Binka LE BRETON

(作家、環境活動家)

イラカンビ熱帯雨林センターの国際調整員として、世界随一の生物多様性を誇るブラジル地帯の熱帯雨林にて働く。また、三国間大西洋森林協定の設立メンバーとして国連の森林再生プログラムのパートナーでもある。異言語異文化交流や環境学、人権分野などでの知識と経験を活かし、20年以上イラカンビ熱帯雨林センター運営に深く関わり、幹部責任者として熱帯雨林や熱帯地域に住む人びとのための代弁者として現在まで活動している。

1 7 8 9 24
TOP