日本エリア(釧路、金沢、那覇など)
日本エリアの魅力
陸路や空路で訪れたことがある場所も、海からアプローチすると一味違った印象を受けるもの。狭いようで広い日本の魅力と、船旅でしか見ることができない景色に出会います。
北の大地を味わう
青々と光り輝く洞爺湖、緑の大地と豊かな丘陵地が広がる釧路湿原、わずか43キロ先にはサハリンの島影が浮かび旅情を誘う宗谷岬―――爽やかな風が吹き、豊かな緑に花々が咲き乱れ、より一層美しい表情をみせる夏の北海道。自然の風景はもちろん、旬の海の幸をふんだんに使った鮮度抜群の海鮮料理、北海道名物のジンギスカン、搾りたての牛乳からつくったチーズやジェラートなど、山海の幸を余すことなく堪能できるのも、大きな楽しみです。北海道有数の温泉地・登別では、旅の疲れを癒す極上のひとときをどうぞ。
新たな東北、発見へ
りんごやお米などの豊かな農産物。そして、世界に誇る三陸沖は、多種多様な海産物が水揚げされる貴重な漁場です。自然の恵みを大いに受け取った食材で作り出される、東北の料理文化の多様性には、目を見張るものがあります。各所に点在する漁村には、海と向き合い質の高い漁業を営む昔からのコミュニティが続いています。また、東北地方はその職人技と伝統的および歴史的な芸術と工芸への貢献でも有名です。人びとの「くらし」とともにある東北の大地を訪れる、「新たな東北、発見の旅」に出かけましょう。
海から見る日本
風情ある街並みが広がる古都・金沢や、潮の香りに広い海と空、癒しの風景が広がる境港、坂本龍馬ゆかりの地・高知、博多湾に面し九州地方の玄関口ともいえる博多、沖縄ならではの文化や琉球の歴史を感じられるスポットやビーチなど、何度訪れても飽きることのない那覇。日本全国には、歴史的名所や自然豊かな風景など、魅力的な場所が数多く点在しています。
こだわりのショートクルーズ
コンパクトな日程ながら船旅のこだわりが凝縮されたショートクルーズは、地球一周の船旅の経験者はもちろん、長期休暇が取りにくい方や船旅経験がないので不安……という方にもおすすめです。陸路や空路で訪れたことのある場所でも、クルーズ旅行で海から訪れると、また異なる印象を受けるもの。ぐるっと海に囲まれた日本列島を海から眺め、その美しい景観を堪能できるのも船旅ならではの醍醐味です。遠く離れた世界だけでなく、身近な日本を海から見る―——そこには、未知なる日本の魅力との出会いが待っています。
[特集記事]クルーズ旅行で思い出に残る夏休みに
日本エリアの寄港地
クルーズによって寄港・通航しない場所が含まれます。詳しくは各クルーズのご案内をご覧ください。
釧路湿原国立公園と阿寒摩周国立公園の2つの国立公園を有し、太平洋がもたらす豊かな海の幸も堪能できる街。アイヌ文化の継承への取り組みや文化体験も楽しみです。
壮大な北海道の景色
日本で初めてラムサール条約指定湿地に登録された、2万8000ヘクタールに及ぶ広大な面積を有する日本最大「釧路湿原」には、2000種以上の動植物が生息しています。運がよければ、特別天然記念物のタンチョウも観察できるかも。爽やかに汗を流し、迫力ある大自然の中を歩くハイキングもおすすめです。ほかにも、「阿寒摩周国立公園」や世界三大夕日のひとつと称される「幣舞橋」からの景色など、壮大な自然と豊かな農作物、新鮮な海産物など見どころ、グルメも盛りだくさんです。
シーニック・クルーズ
2005年に世界遺産に登録された知床半島の絶景を海から眺めるシーニック・クルーズを本船で体験します。北海道東部に位置する知床半島は、「地の果て」を意味するアイヌ語の「シリエトク」に由来しています。 「日本にもまだ見たことのない景色があったのか」と改めて感じるような豊かな海と森が一体となった手つかずの自然景観が魅力のこの地は、世界的に貴重な絶滅危惧種を含む多くの野生生物を育み、豊かな生態系が成り立っています。海の上からしか眺めることができない原始の自然を体感します。