クルーズレポート
金環皆既日食に向けて
遊びながら科学の不思議を体験できる、こどものための博物館「広島市こども文化科学館(5-Daysこども文化科学館)」の元館長・加藤一孝さんに、金環皆既日食を前に講座を行っていただきました。多くの人が集まり、日食観測への期待の高さが伺えました。
時差調整
船旅では、次の寄港地に時間を合わせるため、到着まで1時間の単位で時差調整を行っていきます。
飛行機の旅とは違い、少しずつ調整をしていくため時差ボケがなく快適に毎日を過ごすことができます。ピースボートクルーズでは24時に1時間戻す(西回り航路の場合)ため、「時差の日は1時間得をした気分になる」という方も。
水先案内人 伊藤千尋さん講座
「人はなぜ旅をするのか」という、世界一周のスタートにふさわしいテーマで、伊藤千尋さん(国際ジャーナリスト、元朝日新聞記者)が船内講座を行いました。
”旅”と”人間”が本来持っている魅力を、伊藤さんがこれまで取材などで訪れた東欧での出会いを含めて紹介しました。
旅をより有意義なものへナビゲート
[水先案内人紹介]伊藤千尋さん
マニラ観光
水辺から都市や文化が栄えるのは、世界共通の理のひとつ。港周りに名所があることが多く、船旅ではすぐに観光ができるのも魅力的です。散策をしていたら、イントラムロス歴史地区にたどり着きました。アジア最大級のパイプオルガンがあるマニラ大聖堂では、その美しさに感動しました。
マニラ(フィリピン)に入港しました
パシフィック・ワールド号は、最初の寄港地マニラに到着しました。日本との時差は1時間、クルーズ中はフィリピンに近づくにつれてじわじわと暑くなっていく感覚がありました。皆さん、3日間の滞在をどのように過ごすか、ガイドブックを片手に盛り上がっていました。
世界遺産を学ぶ
NPO法人世界遺産アカデミー認定講師を務める片岡英夫さん。その明るい人柄と、300以上の世界遺産を訪れてきた豊富な知識とこれまで何度もピースボートクルーズにご乗船いただいた経験をふんだんに交えた講座は大人気です。今クルーズでの講座もたくさんの人が参加し、片岡さんのお話に耳を傾けていました。
海の上のすし処
船内には、予約制の本格すし処「海-Kai」があります。ランチタイムには数量限定メニューで海鮮丼も!これは人気になりそうな予感です。
全食付きのクルーズなので食事には困ることはありませんが、記念日や特別な夜には、予約をしてお祝いするのもいいかもしれませんね。
星空を楽しむ
仙台市天文台の職員で、40年以上にわたりプラネタリウムにて星空の解説を行っている高橋博子さん。2019年に初めてピースボートクルーズに乗船した際には、クルーズ中に皆既日食と21個すべての一等星を見ることができたと話す高橋さん。そのときの思い出も踏まえ、星や日食についてお話いただきました。
自然の中で暮らす感覚
パシフィック・ワールド号は、窓やデッキが多く、海をとても近くに感じることができます。後方からデッキに出ると、太陽に向かって美しく航跡が続いていました。まだ風は冷たいですが、マニラに着くころには暖かくなるんでしょうね。
音楽があるクルーズライフ
パシフィック・ワールド号の"船内の顔"といえるのが、4層吹き抜けのアトリウムです。ここにはグランドピアノが置かれていて、時間になると専属ピアニストによる生演奏がはじまります。
吹き抜けの各フロアにソファが置かれているので、みなさん窓の外を眺めながらゆったりと、ピアノの音色に耳を傾けています。